« 春の空 | トップページ | モッコウバfラ »

2013.04.17

しんゆり五行歌会(5月)

夕空を眺めていると                               片野(一席)
一日の喧噪が
淡い色に解け入って
ゆるりと
心にパジャマを着せてくれる

黄昏どきの                  島田(二席)
桜並木は
もの寂しくて
うす墨ざくらの
風情に包まれ歩く

小さな体には大きすぎる           とし子(二席)
ランドセルしょって
一年生が歩いていく
ヤドカリさんのよう
チューリップが笑う

どうにでも                    中川
なってもいいよと
仰向けに
四肢をひらいて
眠りこける猫

ジューシーな                   京子
ミニトマトも
ふけば飛ぶような
種から
生まれてくるのだ

足もとに                     ripple
大輪の牡丹が咲き
八重桜も
牡丹桜とは
名乗りにくそう

« 春の空 | トップページ | モッコウバfラ »

コメント

>心にパジャマを着せてくれる

うまい表現ですね。衒うことなく自然で。
お疲れさんとパジャマをはおられたような気分ですね。

投稿: kei | 2013.04.18 10:32

★keiさん、
パジャマはあまり色気がないけれど、それだけに
癒される感じがしますね。女性の感性でしょうか。
上席の人たちは言葉の選択がたくみだと思います。

投稿: ripple | 2013.04.18 16:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 春の空 | トップページ | モッコウバfラ »