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2013.02.07

バスの運転手さん

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車椅子のためにスロープ板を置く運転手さん

水曜日、車が車検だったので、久しぶりにバスに乗った。バスは座席が高いので、街の景色が新鮮に見える。新しいビルができたり、お店が変わったり、ずいぶん変化している。区役所のところで車椅子の人と付添いの人が待っていた。付添いの人が「おねがいします」と声をかけると、運転手さんはまず後ろのドアを開け、それからバスを降りて車椅子をのせる準備にかかった。

優先席の下の格納庫からスロープ板を引っ張り出し、それを広げてバスのドア部分と歩道のあいだに渡す。なるほど、ノンステップバス(低床バス)というのは、らくに車椅子が乗せられるという目的もあるのだ。座っている乗客に移動してもらい、車椅子を所定の場所にベルトで固定する。それからまたスロープ板をたたんで元の位置にしまう。じつに手際がいい。所要時間は5分ぐらいだろうか。運転手さんもけっこう大変である。

いまはワンマンだし、雪の日には重たいタイヤチェーンを巻くという大仕事もある。大型車の運転だけでも神経を使うのに、運行時間を確認したり、停車の表示ボタンを押したり、車内アナウンスをしたり、両替や行く先の説明もある。高齢者が転ばないように乗り降りに気をくばったり、リアミラーで乗客がちゃんと着席するのを確認しなければならない。

ときどきバスの運転手さんが鍼治療に来るが、ほんとうにストレスの多い仕事だと言っている。あるバス会社の運転手さんは、バスの中で傘や小物、関連施設の入場券なども販売するそうだ。バスの中でも外でも事故を起こしたら裁判沙汰になったりする。運転だけでも気が抜けないのに、えらいこっちゃ。一時、バスが路線をまちがえるというニュースが取りざたされたが、運転手さんの負担が多すぎるのも原因だろう。

日本は
優しい国に
なりつつある
みんなに
優しくしよう


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コメント

バスに車掌さんが乗っていた時代をかろうじて経験しています。機械化も進みワンマンバスが当たり前のようになってしまいましたが、時代は変わっても人の手による温かいサービスは無くならないでほしいと思います。

投稿: エノコロ | 2013.02.07 13:20

どこも人件費を削減して安くサービスを提供
しているのでしょうが、これでいいのかしらと
思いますね。

大型家電店に行ってもなかなか説明は受けられないし。

よいサービスを受けられるのは金持ちだけになりますね。

投稿: kei | 2013.02.08 06:21

私の家はバスの終点ですが、運転手の休憩施設がありません。
そのためかわかりませんが、愛想の悪い運転手が目立ちます。
車椅子対応のリフト付き車両はゼロ。
鉄道は環境、サービスがずいぶん良くなりましたが、バス会社は旧態然。
競争がないから?
それとも私が自転車を導入して売り上げが落ちたからでしょうか?

投稿: マッコウオヤジ | 2013.02.08 07:40

家のお隣のMさんは、バスの運転手をしておられて、定年後、病弱な奥様のお世話や。娘さん宅の庭木・菜園のお手伝いなど献身的にされたお人でした。私の家も何かとお世話に成りました。一昨年お亡くなりに成りましたが。

バスの運転手だった
Mさんは 神経が
細やかで優しかった
仕事で身に付いた
技だったのか

投稿: tama | 2013.02.08 08:00

★エノコロさん、
バスに女性の車掌さんが乗っていて、切符を
売っていましたね。道がわるくて揺れながら
足を踏ん張っていた車掌さんを思い出します。
いまの運転手さんはほんとに大変ですね。

★keiさん、
大型バスを狭い道を通すのはまるで離れ業。
外の状況だけでなく中の状況にも神経を使う。
ほんとに頭が下がります。文明が進歩しても
あまり幸せにならないのはなぜでしょう。

★マッコウオヤジさん、
バス会社は経営状態がよくないところが多いみたい。
混んでる時間帯もあるけれど空っぽのときも多い。
そうなると運転手の待遇もわるくなり、サービスも
落ちる。悪循環ですね。ワゴン車のリフト付きは
見たことがありますが、バスの車椅子用リフト付き
は私も見たことがありません。

★tamaさん、
ワンマンバスの運転手さんは、ほんとに大変。
運転だけでも難しいのに、あれこれ気を使う。
頭がさがります。待遇がいいのか心配です。

投稿: ripple | 2013.02.08 08:53

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