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2012.12.21

高浜年尾の句碑

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枡形山展望台

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背の高い柚子の木

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クチナシの実

午前中は薄日が差したが、だんだん曇って、うすら寒い一日になった。枡形山の頂上も人気がなく、よけい寒々しい。山道には枯れ葉が積もり、それを踏んであるくとやわらかくて気持ちがいい。途中、大きな柚子の木を見つけた。となりの電柱と背比べをしているようである。きょうは冬至で柚子湯に入る人が多いだろうが、この柚子たちにはお呼びがかからないようだ。クチナシの実が明るんでいる。お節料理のキントンの色付けに使われるかもしれない。

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登戸病院の跡地の奥に「老人いこいの家」があるが、 その手前に句碑が立っていた。いままでこれには気づかなかった。

  そゞろ来て 夜の梅林を 抜けんとす

とあり、中七が字余りだ。作者は高浜年尾とある。調べてみると、あの高浜虚子の長男で、正岡子規が命名したそうだ。いま俳壇で活躍している「ホトトギス」主宰の稲畑汀子の実父になる。 年末になると、虚子の

  去年今年 貫く棒の 如きもの    去年今年: こぞことし

という句が頭に浮かぶ。時間の流れを「つらぬく棒」とやったところがすごい。

木々が
裸になった
小鳥たちは
どこで
眠るのだろう

trees are naked now
and how would
those little birds
hide themselves
to spend the night?


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コメント

今日は東久留米にダイヤモンド富士を見に行きましたけれど、雲で見えませんでした。
残念!

陽が落ちる
富士の山に落ちる
すると残光が
ダイヤのように輝くのだと言う
嗚呼見てみたい

投稿: 荒野人 | 2012.12.21 20:23

★荒野人さん、

ダイヤモンド富士
ただ日が山に
沈むだけなのに
人間って
いいなあ

投稿: ripple | 2012.12.22 09:15

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