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2012.10.05

右脳が平和をつくる


このビデオはTEDのホームページで約950万のアクセスがある。
http://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight.html

2週間ほど前に録画しておいた教育テレビの「スーパー・プレセンテーション」を見た。たまたま夜の11時ごろ、変なおばさんが脳味噌を抱えて熱弁をふるっている画面が目に入ったのだ。右脳だの左脳だのという言葉が聞こえる。英語で字幕が出ている。なんか面白そうなので録画したのである。

あらためて、これを見て度肝を抜かれた。プレゼンテーションの見事さもあるが、この女性の貴重な体験の内容がすごかったからだ。彼女はジル・テイラーという脳神経解剖学者である。37歳のときに左脳の脳出血をくらい、臨死体験のなかで、自分の脳の働きをつぶさに観察したのである。

左脳(論理)がこわれてゆく話も面白いが、右脳(感覚)だけになった瞬間がニルヴァーナ(悟り)を体験したようだというのが特に印象的である。自分と外界との境界が消えて、自分が宇宙と一体になったようで、大いなる静寂、平和、愛を感じたというのである。これは坐禅や瞑想で到達する境地にちかい。

左脳は利己的だが、意識的に右脳の領域に入ることを心がけ、「いま、ここに」とどまれば、利他的な存在になれる。そこには争いがないから、世界平和が実現できるだろう、と結ぶ。これから何度もこのビデオを見て、彼女の話をより深く理解していきたい。


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