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2012.07.14

おへそを引っ込める

腰痛の予防の一つに、腹筋をきたえるというのがある。人間が四足歩行をしていたころは、背骨の負担が軽かったが、二足歩行をするようになってからは下肢と背骨の負担が非常に大きくなった。背筋だけでなく腹筋も強くして、前後でからだを支えるようにすると、腰の負担が軽くなり、腰痛の予防になるというのである。

Ab1_2

腹筋をきたえるというと、頭の後ろで手を組んで起き上がる体操が有名だ。だが、これはおもに腹直筋を強化する体操だ。これにひねりを加えると腹斜筋の体操になる。しかし、腰痛の予防としては、腹横筋をきたえるのがいい。腹横筋は背骨からほぼ水平に出て胴体を包むようにして前方に向かう。文字通り、筋肉のコルセットの役割を果たしているからだ。

Ab2腹横筋をきたえるには、仰向けになって、おへそを引っ込めて背中にくっつけるようにするといい。腰骨(前上腸骨棘)の少し内側に指を触れておへそをひっこめると、そこが堅くなる。それが腹横筋である。おへそを引っ込めて、そのまま10秒ほど保つ。これを5回ほど繰り返せばいい。

左の図のように、腹横筋がつよくなると、からだを前からもしっかり支えることができるようになる。だから腰の負担が軽くなり、それだけ腰痛が起こりにくくなる。腹横筋がつけばメタボの脂肪も減り、ウエストが細くなって腰のくびれができる。

いま話題になっている美木良介のロングブレスダイエットというのも、お腹を引っ込める体操がメインになっている。また、先日の「ためしてガッテン」では水泳の選手が腹横筋をきたえているということだった。腹横筋がつよくなると、お腹がへっこみ、水の抵抗が大きく減少するということである。筋肉は重要である。自分のからだを支えるのも、動かすのも筋肉。消化器も、循環器も、泌尿器も、ホルモンの分泌さえ筋肉のはたらきに頼っている。筋肉は使いすぎると疲労して弱るし、使わないと萎縮して弱る。からだを動かして、適度に筋肉を使うしかない。

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コメント

何体操、運動であれ、継続が大事だと
思いますが、これはなかなかむずかしい。

ジムなどに行くとその気になって出来るのに
うちで継続するのはね。

どれも簡単にできることなのに。

投稿: kei | 2012.07.15 05:53

★keiさん、
以前、おへそを背骨に付けるように凹ませて
便秘がなおったという人がいました。この
運動で腸のマッサージができたそうです。
わたしは5日目ですが、姿勢がよくなりました。

投稿: ripple | 2012.07.15 13:32

こんにちは~。
私は腰痛があるので、ジムでメニューを作って貰って
週3で励んでいます。
ハッと気付くとここ2~3年湿布を使っていません。
痛みがないのです。
正にrippleさんのおっしゃるこれなんですね。
プリントアウトしました。

投稿: A.A. | 2012.07.16 00:09

腹横筋を意識して歩くことを心がけていますが、すぐ忘れてだら~んと歩いてしまいます。時々ハッと思いだしてはおへそを引っ込めて上に持ち上げています

投稿: エノコロ | 2012.07.17 09:46

★A.A.さん、
まず①からだをゆるめ、それから②筋力をつける、
これは一生心がけなければなりませんね。(^-^)

★エノコロさん、
いいことですね。美木流にいえば、ろっ骨を骨盤
から引き離す姿勢が大切です。必然的にいい姿勢
になりますね。

投稿: ripple | 2012.07.17 14:49

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