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2012.05.17

胴吹き

P1190454_4竹藪に埋もれてほとんど枯れてしまった柿の枝を、冬の間に落とした。そうしたら幹の下半分から新芽がどっと生えてきた。上のほうの幹と枝は枯れてしまったが、根っこは生きていたのである。それで子孫を残そうと一斉に葉芽を出したというわけだ。植物のしたたかな生命力には感動すら覚える。

先日、テレビで桜の古木を養生する話をやっていた。そのとき、古くなった木などが幹から直接芽を吹くことを「胴吹き」ということを知った。文字通り、木の胴体から芽を吹くから胴吹きであり。根元から生えるいわゆる「彦生え」とは区別して、こう呼ぶらしい。木はつよく剪定すると、やたらに徒長枝を伸ばして生きようとする。逆境にあって、その真価を発揮するのは人間だけではない。

いのち
あるものは
したたかに
そのいのちを
生きようとする

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