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2012.03.09

認知行動療法(コラム法)

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「たけしのみんなの家庭の医学」を録画して見ている。前回は不眠症についてだった。眠りの浅い人は、夜、交感神経優位型が副交感神経優位型に移行できないという。交感神経を興奮させるのは脳の扁桃体という部位で、ここは危険を察知して全身を戦闘状態にさせる働きがある。とくにネガティヴな考えをするクセのある人は、大きなストレスにさらされたとき、この扁桃体が暴走する可能性がある。そうすると、うつ病やパニック障害を発症する。

扁桃体の暴走を防ぐには認知行動療法が有効であるという。認知行動療法というのは「自分の心のクセを見つけ、行動を変える」治療法である。物事を客観的にとらえ、冷静な行動をとらせるのだ。たとえば自分が悩んでいるとき、その人が自分でないとして、どんなアドバイスができるだろう、などと考えてみる。すると意外に冷静な判断を下せることがあるのだ。

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自分でこれをやるのにコラム法というのがある。
これは図のように、①出来事、②気持ち、③考え方、④別の考え(ポジティブな考え)という欄をつくり、そこを埋める方法である。上司に怒られて、つらい。ネガティブな人は、自分はダメな人間だと考えてしまう。しかし、これを自分のために怒ってくれたのだと考えれば前向きになり、ストレスにはなりにくい。

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孫にぬいぐるみをプレゼントしたが、あまり気に入ってもらえないので、悲しくなった。これからあまり相手にしてもらえないかもしれない。ネガティブな人はマイナスに取ってしまう。これを「孫の好き嫌いが分かった」と考えれば、ちっとも悲しくない。孫の自我が目覚めてきて嬉しい、なんて思うこともできる。

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おしゃれをして行ったのに食事をして服にシミをつけてしまった。なんてこった、もう着られないかもしれない。これがネガティブな心のクセ。また新しい服を買えばいいさ、というのがポジティブな心。クリーニング屋さんに相談してみよう、でもいい。見方を変えれば、そんなにめげる話ではない。

このように実際にノートに書いて、自分の心のくせを見つけ、考え方を直していこうというのが認知行動療法、すなわち「気づいて直す」という治療方法なのである。ポジティブになればストレスが減る。ストレスが減れば、布団に入るとすぐ副交感神経が優位になり、すやすや眠れるようになる。よく眠れれば、酸素や栄養が補給され、老廃物が除去され、健康になる。すべてがいい方向に向かう。まるっきりストレスのない生活は考えられないが、緊張と弛緩のバランスがよくなれば、心身ともに健康になることは疑いない。

ストレスに
なるかどうかは
心しだい
人生は
心のままに


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コメント

妻と二人で
読む認知症関連の書籍
ほっとしたり
不安になったり
それが認知症の初期かも

投稿: 荒野人 | 2012.03.09 16:45

★荒野人さん、

同じ
生きるなら
くよくよせず
楽天的に
いきたい

投稿: ripple | 2012.03.09 17:52

本当にそうですね。

くよくよせずに
逞しく
断固として
たおやかに
生きましょう

投稿: 荒野人 | 2012.03.09 21:21

★荒野人さん、

戯れせんとて
生まれけむ
人生は
笑ってなんぼ
ですからね

投稿: ripple | 2012.03.10 13:34

私は概ねポジティブなほうです。
そうでなければやっていけないので
なるべく良い方に(自分にとって アハハ)

投稿: kei | 2012.03.12 11:43

★keiさん、
たしか大陸育ちでしたよね。やはり大人の片鱗が
伺われます。日本人は狭い島に大勢の人が住んで
いるので気を遣いすぎるところがありますね。
どうも暗い。keiさんの大らかさは救いです。(^-^)

投稿: ripple | 2012.03.12 13:52

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