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2012.02.03

首長はクビチョウとも読む

首長と書いて
クビチョウと読む
とは知らなかった
年をとっても
知らないことばかり

妻が新聞の見出しを指さしながら、「首長という字はクビチョウと読むのよ」という。「そんなバカな、学校ではシュチョウと教わったよ」と私がせせら笑うと、「本当よ」と譲らない。あるとき、テレビのニュースを見てびっくり、なんとアナウンサーははっきりクビチョウと発音しているではないか。

広辞苑を引くと、首長はさすがにシュチョウの項目にあり、クビチョウには首帳しかない。首帳とは、戦いで相手の首を取った数を記入しておく帳簿、なんて物騒なことが書いてある。新明解国語辞典にもクビチョウの見出しはない。

いろいろネットで調べると、首長の本来の読み方はシュチョウで間違いない。クビチョウという読み方は、テレビ・ラジオなど音声で言葉を伝える場合に、聞き手が「主張」や「市長」と混同しないように、言葉を説明する意図で補足的に使うらしい。

一般に「首長」という言葉は都道府県知事と市町村長をさし、統一地方選挙の前後は特に使うことが多くなる。報道番組でクビチョウという読みをする場合は、シュチョウ選挙と言ったあとでクビチョウ選挙と補足するように、本来の音も示したうえで使うのが一般的だそうだ。

これは、市立をイチリツ、私立をワタクシリツ、と読む場合があるのと同じだ。「試案」であればココロミの案、「私案」であればワタクシの案と補足する。このような補足的な読み方は、一般のニュースでごく普通に行われている。日本語は同音異義語が多いから、ときにはこういう配慮をすることになるらしい。


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コメント

おはようございます。
私も初めて知りました!!
言われてみればそうかもですよね・・・
目で読んでる時、自分で確認出来ますが
耳で聞くだけの場合は、そう読まれた方が直ぐ理解出来ますもんね。
アナウンサー、情報を的確に伝えようと苦労するのですね。
うんっ、的確、適格?・・・

投稿: エリザベス | 2012.02.03 09:02

★エリザベスさん、
こんど都道府県知事や市町村の選挙ときに
注意してみてください。わたしも驚きました。
パソコンの返還、じゃなかった変換も間違い
やすいですね。もっとも、同音意義語が多い
ため、ダジャレがつくりやすいのでしょう。

猫が寝込んだ。犬が居ぬ、とか。(^-^)

投稿: ripple | 2012.02.03 12:54

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