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2012.02.28

稲荷講(三の午)

きのうは稲荷講(いなりこう)の集まりがあり、うちは当番に当たっていたので、午後は治療室を休んだ。稲荷講は毎年初午(はつうま)の日の行うことになっている。ことしの初午は2月3日だったが、立春のあとの午の日ということなので2月15日になる。ところが、この日が丙午(ひのえうま)ときた。丙午は火事が起きやすいとかいって縁起がわるいので、つぎの三の午の日に稲荷講を開くことになったのだ。ネットで調べると、2月に入って最初の午の日が初午だから、2月3日にお祭りを開くところが多いようだ。近くの宿河原では二の午である2月15日にやったという。うちのほうは、丁寧といえば丁寧だ。

Inari_2午前中、お稲荷様を祀っている家を訪問し、お神酒をお供えしてまわった。それから会館を掃除し、机を並べ、「いなげや」に買い物に行った。刺身や天ぷらは別に注文してある。講中は34人だが、1000円会費なので、予算の範囲内で買い物をするのは工夫がいる。片づけがらくになるように、紙コップ、紙皿、割りばしなどもそろえた。2時が稲荷講の開始時間である。ところが、どうしたことか料理が来ない。開会すこし前に催促の電話をすると、様子がおかしい。すっかり忘れているのだ。「30分、時間をください」と、平謝りだ。

定刻の午後2時に稲荷講を始める。わたしが一言あいさつをし、会計報告をする。それから来年度の初午の当番をクジで選ぶ。それから、榛名講の当番もクジで選ぶ。このくじ引きをゆっくりやったので、ちょうど宴会に入るときに刺身が届いた。「いま天ぷらを揚げていますので、もう少しお待ちください」と仕出し屋さん。お詫びにと、酢の物などをくれた。やがて、天ぷらと煮物が届いた。みんなは何事もなかったように楽しくおしゃべりをしている。ま、長いことやっていれば、こんなこともあるものだ。

ひとつには、ヴィパッサナー瞑想をやっているので、あわてなくてすんだのだと思う。何が起きても、心の平静さをある程度保つことができるようになっている。

コップに半分の水が入っているとき、楽天家は「まだ半分ある」と思い、心配性は「もう半分しかない」と思う。そんなたとえ話をすることがある。悲観的に生きるより楽天的に生きたほうが得だというわけだ。ヴィパッサナー瞑想者はこれをどう見るかというと、「コップに水が半分はいっている」と、その事実を淡々と受け入れるのである。「まだ」でもなく、「もう」でもない。事実を事実として見つめるのである。それが心を平静にしてものを見るということなのだ。

榛名講のクジでは、わたしも当たった。他の2人といっしょに来月、榛名山へ代参に行くことになった。神様詣りだ。ありがたいことである。


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コメント

こんばんは~

なんだか心が落ち着きました^^
ごちゃごちゃした気持ちがすっきり!という感じです。

「まだ」「もう」の考え方、確かにありますよね。
はっと気がついたことがあります。

今からブログを書きますので、リンクを貼らせて
くださいね^^

投稿: おしゃれな猫 | 2012.02.28 22:38

★おしゃれな猫さん、
ポジティヴに考えることはいいことですが、
かならず反動がきます。やはり、事実は
事実として受け入れることが大切でしょうね。
リンク、ありがとうございます。

投稿: ripple | 2012.03.01 09:14

2週間くらい前に七田式右脳開発の話を聞く機会があり、丹田呼吸と太陽視(残像)を瞑想と組み合わせたトレーニングを教えてもらいました。私はそれ以前から朝犬の散歩の時に太陽のエネルギーを深呼吸と共に吸い込むというのをウルトラマン充電(笑)のイメージでやっていましたので、理解できるような気がしました。

投稿: マッコウオヤジ | 2012.03.01 10:53

★マッコウオヤジさん、
富士山に登る道はいろいろありますね。
自分に合った方法が見つかればそれで
いいと思います。あまり良し悪しはない
でしょう。(^-^)

投稿: ripple | 2012.03.01 15:47

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