« 芥川賞の田中慎弥氏 | トップページ | シニアナビ・オフ会 »

2012.01.21

ひのえうま

今年、うちは初午の当番に当たっている。初午(はつうま)は2月最初の午の日で、京都の伏見稲荷代謝の神が降りた日がこの日だったということで、全国でお稲荷様を祭る習慣がある。当番は、お稲荷様を祀っている家を朝のうちにまわり、お神酒を供えながらお詣りをする。そして午後からは初午講を開いて小宴となる。その連絡や準備、集金などをすることになっている。

Hatsuuma_2
京都伏見稲荷大社の初午祭

今年は2月3日が初午だが、立春のあとの午の日ということになっているので、二の午の日にすることになる。二の午は2月15日だ。それで集会場の予約をしようとしたら、責任者の人が「2月15日は「ひのえうま」だから、つぎの午の日になる」と言う。そこで三の午である2月27日に初午講を開くことになり、回覧板をまわした。

丙午(ひのえうま)というのは敬遠されがちだ。丙は五行では火の兄で、火だから熱を持つ。午は真南であり正午であるから、やはり熱がきわまる。熱と熱だからこれはアツイ。そこで、丙午の年は火事が多いという。また丙午生まれの八百屋お七が江戸の大火を起こしたから、この年生まれた女性は「男を食い殺す」と言われるようになったとか。これはまったくの迷信である。その年に生まれる子は百万人は超えるだろう。その子たちがみんな気性が激しいとは考えられない。にもかかわらず、「さわらぬ神にたたりなし」という風潮がある。女の子は嫁にも行けない。

そんなわけで、丙午の日もあまり縁起がよくないとされ、祭りを避けろというのである。こういうのは日常生活でもけっこうある。友引の日はお見舞いに行かない、葬式をしない。葬式の場合は、だいいち火葬場が休みである。仏滅には結婚式などの祝い事を避ける。五黄の寅の女性は気が強いから嫁にもらうな。西洋でも13日の金曜日などというのがある。これら根拠もないこと漠然と信じていることはあまりいいことではない。

« 芥川賞の田中慎弥氏 | トップページ | シニアナビ・オフ会 »

コメント

丙午って言葉は聞きますが近所でも
そういうお宅あるのかしら。
お稲荷様を祀っているうち。
ごめんね。不思議な気がします。

投稿: kei | 2012.01.22 08:57

丙午は
女の天敵って
誰が決めたのかな
生れる時の輪廻は
誰もコントロール出来ない

投稿: 荒野人 | 2012.01.22 10:22

★keiさん、
古い家ならけっこうお稲荷さんを祀って
いるところがあります。午の日は赤飯や
油揚げがお供えされています。

★荒野人さん、
まったくの迷信なのですが、ひのえうま
の女性は嫁にもらうななんていうから、
その年の女子の出生率は1割以上下がる
とか。誕生日をずらすのですね。中絶
することもあるから問題です。

投稿: ripple | 2012.01.22 12:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 芥川賞の田中慎弥氏 | トップページ | シニアナビ・オフ会 »