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2012.01.14

とおりゃんせ

「とおりゃんせ」という童謡がある。子供の頃よく歌って遊んだ。歌詞もそらんじていたが、「いきやよいよい帰りはこわい」というのが分からなかった。先日BSでその解説があった。いろいろ言われがあるらしいが、そこでは川越城の場合を説いていた。

 『通りゃんせ』 作詞・不詳  本居長世 編・作曲

 通りゃんせ通りゃんせ
 ここはどこの細通じゃ
 天神様の細道じゃ
 ちっと通して下しゃんせ
 御用のないもの通しゃせぬ
 この子の七つのお祝いに
 お札を納めに参ります
 行きはよいよい帰りはこわい
 こわいながらも
 通りゃんせ通りゃんせ

Kawagoe1
川越城の絵図、左上に三芳野神社が見える。

それによると、川越に三芳野神社というのがあり、菅原道真をお祭りしていた。これが天神様である。子どもが生まれると天神様にお詣りし、その子が7歳になったとき御札を返しにいったそうである。ところが川越城をつくるとき、この三芳野神社が城内に入ってしまっに行ったという。一般庶民は城内には入ることができない。ただ七五三のお参りのときだけ入ることが許された。

Kawagoe4

上の図を反転させると 、下の地図と同じになる。赤が参拝路。

神社に行くには、まず南大手門を入り、田郭門を経て天神様の細道を通って、さいごに天神門をくぐる。行はお札を納めるのが分かるが、帰りは警護の侍たちに密偵ではないかと疑われることもある。そこでビクビクしながら早足で細道を通らなければならなかった。そこで、「行きはよいよい帰りはこわい」となったそうだ。

Kawagoe5

けっこうローカルなものが全国区になってしまったらしい。
ほかに、小田原の菅原神社と関所の話に由来する説もあるという。

★遊び方
「親」を2人決める。2人は両手をつないでアーチを作る。
他の人たち(子)は歌に合わせてアーチをくぐっていく。
「親」は歌の最後にアーチを下げて、
アーチの中を通る「子」を捕まえる。
「子」は、歌の最後にアーチの下にならないよう
すばやくアーチをくぐり抜ける。
つかまった子は「親」の腕の中で揺さぶられる。


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コメント

通りゃんせ
ここは誰の庭先だ
住んでいた国民の
庭先だ
誰か戻してくりゃせんか

投稿: 荒野人 | 2012.01.15 10:09

★荒野人さん、

地震も津波も
あるていど
諦めがつくが
放射能は
ゆるせない

投稿: ripple | 2012.01.15 10:50

子供の頃この遊びが恐かったのです。
なぜかいつも捕まりますし(汗)
お出かけの時も帰りが恐いかも・・
と、本気で思ったりしました。

投稿: あおむし店長 | 2012.01.16 12:53

★あおむし店長さん、
すばしっこい子は逃げられる。
あおむし店長さんは優しい子供
だったのでしょう。
童謡や童話にはけっこう残酷な
ものがおおいですね。

舌切りすずめ、歌を忘れたカナリア、
サルかに合戦、いなばの白うさぎ等々。

投稿: ripple | 2012.01.16 13:17

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