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2012.01.30

頭痛、首の痛みに針治療

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後頭部のつぼ
スキンヘッド
の男性が、首の痛みの治療にみえた。背中や腰も張っている。ふつう後頭部は髪の毛で覆われており、鍼を刺したところがうまく見えない。しかし、スキンヘッドは邪魔な毛がないのでいい。後頭骨の下縁にそって、耳の近くから、完骨、風池、天柱というつぼに鍼を打っている。つぼの名前はそれぞれ、カンコツ、フウチ、テンチュウと読む。風池と天柱はすこし上にも打っている。左右の肩は肩井(ケンセイ)。背中のいちばん上のぐりぐりの骨は第7頸椎のでっぱりで、その上下すこし開いたところにも打ってある。こちらはとくに名前はない。

頭の前傾を後ろで止める
首の後ろが
張っている人は多い。仕事の大半は下を向くので、頭の重みが前にかかる。それを首の後ろの筋肉が絶えず引っ張っているからである。とくにパソコン仕事をする人は、画面を見るために目の位置を固定しなければならない。目を固定するということは頭を固定するということで、頭を固定するのも首の後ろの筋肉なのである。左右の肩や背中の筋肉がこれを補助している。後頭部や背中が長時間緊張をつづけると老廃物がたまり、いわゆる凝りや張りが生じるのである。

鍼を刺すとまわりが赤くなる
この部分に鍼を刺し、しばらく置いておくと、まわりの皮膚が赤くなる。これは鍼という異物を攻撃しようと血液が集まってきたところである。細胞や毛細血管が破壊されたので、そこを修復しようとして大量の血液が動員されるのだ。ある程度時間がたって組織が修復されれば、筋肉の緊張がほぐれてやわらかくなる。凝りや痛みの部分に鍼を刺すことで、鍼の痛みがそれらをまぎらわすこともある。鍼をすると赤血球やリンパ球、血小板などが増えるという研究報告もある。したがって鍼は短期的には苦痛をとり、長期的には免疫力を高める効果が期待できるのである。

うちでは局所だけの治療は行わない。たえず全身をみて、筋肉や皮膚の硬いところ、関節の動きがわるいところなどをチェックして全身をととのえるようにしている。硬いところをゆるめれば血の巡りがよくなり、より健康になるからだ。

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コメント

鍼ってつぼを刺激するんだろうなぁと漠然と思っていましたが、鍼を刺すとこんなことが起こってるんですね~

投稿: エノコロ | 2012.01.30 15:16

★エノコロさん、
気をめぐらすといいますが、
血の巡りをよくする、
神経のはたらきをよくする、
痛みを軽減させる、
ことですね。(^-^)

投稿: ripple | 2012.01.30 16:25

ツボの位置と針の効果が
一目瞭然。
すばらしい写真ですね。
私は昔副鼻腔炎(蓄膿)で
数年間悩み、耳鼻科では埒があかず
最後にすがった針灸で
直してもらって、人生がスッキリ、
鼻開いたことを今も深く感謝しています。

投稿: マッコウオヤジ | 2012.01.31 07:05

★マッコウオヤジさん、
副鼻腔炎はお灸か温灸がよく効きますね。
しかし完治するのはまれで、鍼師の腕が
よかったかのかもしれませんね。鼻開いた
ですか、それはすっきりしましたね。
わたしもオヤジギャグ、好きですよ。(^-^)

投稿: ripple | 2012.01.31 09:12

ん・・恐そうですが(スミマセン)
局部だけではなく
全身をみて治療される事に感銘受けます。
頭痛だけでも様々な体調不良の症状が現われる事が多々あります。

投稿: あおむし店長 | 2012.01.31 10:44

★あおむし店長さん、
鍼灸の治療にカウンターストレインという手技療法を
会得したので関節は骨格の変位もかなり治療できます。
やってよかったと思われる治療を心がけています。(^-^)

投稿: ripple | 2012.01.31 15:55

わぁ私もスキンヘッドで鍼もしやすくなってるけど
今のところ首は大丈夫。
胸の痛みはどうなっているのか。
痛いのが普通で話題にもなりません。

投稿: kei | 2012.02.01 11:36

★keiさん、
keiさんもスキンヘッドですか。
抗がん剤治療は本当にからだを張る治療ですね。
陽子線とかサイバーナイフとかは保険がきかない
から大金がかかりますしね。

胸の痛みは神経を切ったためで、やがては消えて
いくと思います。下肢の切断をすると、足がない
ところでも痛むそうです。やがては萎縮して痛く
なくなると聞いています。

投稿: ripple | 2012.02.02 11:13

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