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2011.12.05

こぶとり爺さん

ある人がブログで学芸会について書いていた。姉は主役をもらえたが自分はセリフもなく、いい思い出がない、というような話だった。そのとき、とつぜん私も「こぶとりじいさん」のおゆうぎを踊ったことを思い出した。小学校一年生のときである。それを学芸会で踊り、さらに公民館のようなところでも踊った気がする。

Youtubeで日本むかし話の「こぶとり爺さん」を見て、そのストーリーを思い出した。片方のほっぺたに大きなこぶをつけたきこりの爺さんがいて、あるとき山に入って嵐にあった。しばらく木の洞で雨宿りをしていると、夜になり、鬼たちが集まって酒盛りを始めた。それから鬼たちが踊りだし、陽気な爺さんもそれに加わり、朝まで楽しんだ。今夜もまた来いと鬼の大将と言う。それまでこれを預かっておくと、こぶを取ってしまった。こぶがなくなった爺さんは大喜びである。

その村に同じような大きなこぶをつけた別の爺さんがいた。こちらは陰気な爺さんだが、話を聞くと、自分もこぶを取ってもらいたくなった。すぐ山にでかけた。同じように洞に入って夜を待った。やがて鬼たちの宴会が始まった。この爺さんも勇気を出して踊りに加わったが、陰気な性格だからうまいこと踊れない。鬼の大将は腹を立て、こんなもの返してやる、と預かっていたこぶをこの爺さんのもう片方のほっぺたに付けたのである。陰気な爺さんは両方に大きなこぶがついてしまった。

わたしはこの踊りで、最初のお爺さんの役をもらった。こぶしを頬につけて、こぶのついたお爺さん役を演じた。人前で踊るときの緊張感を今でも思い出すことができる。しかし、今思うと主役は後から出てきたお爺さんかもしれない。そこに話の落ちがつくからだ。ちなみに、この話の出典は宇治拾遺物語である。

ついでだが、立川志の輔の落語「こぶとりじいさん」も面白い。
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20081101VRn3Nms7


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コメント

 そんなストーリーでしたっけ。忘れてたなぁ。あんまり好きな話ではなかったのかもしれないですね。
 
 自分の通った小学校は2年に一度、学芸会があったのですが、自分は小学2年の時に花咲か爺さんでフィナーレに沢山出てくる桜の木をやりました。40人くらいの中のひとり。でもまだ歌を覚えているんですよね、その時の。恐ろしい・・・。

投稿: ぐん | 2011.12.08 12:55

★ぐんさん、
わたしのときは毎年ありましたよ。
たしか花咲か爺さんもやったと思います。
わたしは記憶にないほどの端役でした。
学校の勉強よりはたのしかったみたい。
いまは「なんでうちの子を主役にしないんだ」
なんていうモンスターペアレントが多くて、
学校も大変なのかもしれませんね。(^-^)

投稿: ripple | 2011.12.08 13:07

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