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2011.10.24

アリスイ

Arisui2

先日、野川に行ったとき、鳥見の先輩がアリスイを見たといっていた。べつの人が、アリスイはきつつきの仲間で、地味な汚い色の鳥だよ、と教えてくれた。きのうNHKの「ダーウィンが来た」でたまたまこのアリスイの生態を紹介していた。なるほど地味な鳥だ。背中のまだら模様がヘビのようで不気味だ。(写真は借り物)

アリスイは地味な鳥で、その保護色に惑わされ見つけるのがとても難しいということだ。きつつきの仲間なのにあまり木に穴を開けるのが得意でないらしい。赤ゲラなどが開けた穴で古いものや、途中で放棄したものを利用するらしい。ムクドリやコムクドリが同じようにキツツキの巣を使うので、奪い合いになることが多いという。

アリスイは名前のごとく、恐ろしく長い舌をつかってアリの巣などを見つけてはアリを粘液につけてからめ捕る。舌は長いだけでなく、素早く出し入れしてアリやアリのサナギを捕る。アリスイの舌は頭の大きさに比して鳥類最大であり、ギネスブックにも登録されている。

Arisui
http://www.tomytec.co.jp/borg/world/photo/2008/02/60edd300.html

もう一つ、アリスイは独特なからだの動きをするそうだ。巣穴で子供を守っているときなど、コムクドリなどが襲ってくると、背中をくねらせてパッと敵に飛びつくようなしぐさをする。敵は驚いて逃げる。アリスイの背中の模様とその動きがまるでヘビのように見えるからだ。植物の擬態ならいろいろあるが、鳥もこうまで擬態をするとは驚いた。自然界にはいろんな奴がいるものだ。

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コメント

アリスイ・・・
初めてみました。
鳥には可愛そうな言い方ですが
ほんと汚いですね。
まるで蛇のような・・・

でも彼らも生きるのに子孫を残すのに
必死なんですねぇ。
保護色・・自然界の厳しさを教えられます。

投稿: しあわせさがし | 2011.10.24 19:38

★しあわせさがしさん、
ほんとうに汚い色の鳥です。
子供を守るためには、他の鳥たちも恐れる
ヘビになればいいというので、強くヘビに
なろうと念じたのでしょうか。からだもヘビ
みたいだし、からだをくねらせる仕草も
まったくヘビです。なんか哀しい!

投稿: ripple | 2011.10.25 09:02

アリスイはまだ見たことがありません。このうろこのような模様!本物を見たくなりました。ヘビになろうと念じたなんて・・・・・昔子どもに聞かせた「よぶこどり」という童話を思い出しせつなくなりました。

投稿: エノコロ | 2011.10.26 19:57

★エノコロさん、
この鳥が松の幹にでもとまったら、
まず見つからないでしょうね。
強烈な保護色なので見分けがつきません。
ヘビになって子を守る、痛々しいかぎりです。

投稿: ripple | 2011.10.27 09:14

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