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2011.08.27

月が赤く見えるのは

月が赤く見えることがある。どうしてか?
そんな質問も子供科学電話相談に寄せられた。前に聞いたことがあるが、正確な答えを忘れていた。月がオレンジ色に見えたり、赤っぽく見えたりすることがある。とくに湿気の多い夜などだ。月が地平線に近いときに見られやすい。これは朝焼けや夕焼けの原理と同じである。周知のように、太陽も地平線あるいは水平線の近くでは赤く見える。

Redmoon
画像引用サイト http://ringo.180r.com/mt/archives/2006/08/post_56.html

太陽の光も月の光も、もともとは白っぽい。その白っぽい光は無数の可視光線が集まったものだ。一般には赤橙黄緑青藍紫の7色の集合体である。そのうち赤は波長が長く、紫は波長が短い。波長が長い赤は遠くまで届く。一方、波長の短い青や紫は空気中の水蒸気や塵と衝突してしまうので、遠くまでは届かない。

太陽や月が空の天辺近くにあるとき、その光は空気をほぼ垂直に貫いてくるから、比較的浅い空気の層を通ってくる。しかし、太陽や月が地平線または水平線近くにあるとき、その光は地上の空気の層を横に貫いてくるので、どうしても距離が長くなる。貫く空気の層が厚いのだ。距離が長くなると青藍紫側の色は水蒸気にぶつかったりして途中で消えてしまい、赤橙黄側の色だけが到達する。だから地平線や水平線に近くにあるとき、太陽も月も赤っぽく見えるのである。

赤い月は不気味である。事実、大地震の前などは地殻変動の前触れとして、地上に水蒸気が漏れ出ることがあるそうだ。また月齢としては満月や十六夜あたりの月を地平線ちかくに目撃することが多い。蒸し暑い夜の赤い月、われわれが不気味に感じるのも頷ける。

もうひとつ、地平線や水平線近くの月や太陽は大きく見える。これを人間の目の錯覚であると説明しているものが多い。しかし、どうだろうか。「大気中の暖気層と冷気層とのあいだで光の屈折がおこり、それによって大きく見えるのだ」という説明をネットで見つけた。こちらのほうが合理的なように思う。http://www.ailab7.com/kussetu.html

赤く大きな月は
不吉の兆し
人間にも
地震を感知する
本能があっていい


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