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2011.08.12

かゆいところにはお灸をすえる

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右肘の内側にすえたお灸のあと。かさぶたはやがて白くなって消える。

先日蚊に刺されたところを掻き壊してしまい、皮膚が赤くただれてしまった。 痒くてしかたがない。そこでお灸をした。とたんに痒みが消え、徐々に皮膚の炎症がおさまってきた。痒いところにはお灸がとてもよく効くのである。そのお灸も温灸などという甘っちょろいものでなく、艾(もぐさ)で直接皮膚を焼くのだ。炎症を起こしたところにお灸をすると一瞬チカッとするが、それほど熱くはない。むしろ、なんともいえぬ快感がある。お灸のあとは小さなかさぶたができ、やけどのあとを修復しながら皮膚全体を治してしまうのである。(写真:炎症はほぼおさまり、お灸のかさぶたが残っている。このかさぶたはやがて白くなって消えてしまう)

きょうの午後にみえた女性も首にアトピー性皮膚炎が出ていた。そこが痒いというので、直接お灸をした。案の定、あまり熱がらない。皮膚がアトピーで肥厚しているから感覚が鈍いのである。お灸をすると痒みがとれる。痒みがとれれば掻かなくなるから皮膚炎がおさまってゆく。かゆいところにはお灸をするにかぎるのだ。

鍼灸師なのに鍼治療だけしかしない人がいる。それはどうかと思う。がんこな片頭痛や耳鳴りなどにはお灸がよく効く。夏カゼなども、鍼だけでなくお灸を加えたほうがいい。冷え症の人には足底の湧泉や内くるぶしの上の三陰交などが欠かせない。帯状疱疹なども大きめの疱疹にお灸をすえると痒みが消えるし、予後がいい。

胃腸が弱い人は足の三里や腹部にお灸をすえると、みるみるじょうぶになる。いまネパールの女性が胃弱で通ってきているが、5回目の治療で、足はぽかぽかになったし、腹部の緊張もぐんとやわらかくなった。やがて食欲がもりもり出てくるにちがいない。けっして、お灸を侮ってはいけない。

虫刺されや
かぶれなど
かゆいところには
お灸をするといい
やってごらん

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コメント

こんばんは、私は仕事柄、疲れたりすると腰に来るのでマサージの後 時に痛みがひどいときには御灸をして貰いますが
痒い時にもいいとは知りませんでした!!
御灸ってして悪いって事は無いんでしょうかね?
これには御灸を絶対してはダメって言うのがあったら教えて下さい。

投稿: エリザベス | 2011.08.12 19:27

★エリザベスさん、
米粒の半分ぐらいの大きさのお灸なら
いつどこにすえても問題はないと思います。
てんぷらの油がはねたようなものですから。
肩こりなどは大きな肩回し運動がいいでしょう。

投稿: ripple | 2011.08.13 09:27

私が子供の頃に家には明治生まれの祖母がいました
背中に大きなお灸をしていました~
暫くはお灸あとに毎日、薬のようなものを塗ってたのを
思い出しました。

いたずらをすると「お灸をすえるよ!」~と
言われましたね。

投稿: namiko | 2011.08.13 14:19

★namikoさん、
わたしの背中にも大きなお灸の痕があります。
小3のころ、小田原でやりました。熱いのなんのって
死ぬかと思いました。一週間以上からだが火照って
いました。それでも以来、じょうぶになりました。
膏薬は一年以上張り替えたように思います。
指先のお灸なんてかわいいもんです。(^-^)

投稿: ripple | 2011.08.13 15:18

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