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2011.07.08

つづら職人

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つづら製作職人、渡辺豪和さん。竹を1㎜以下の薄さに裂いていく。

録画しておいた「猫のしっぽ、カエルの手」を見た。梅雨の合間に、というサブタイトルがついている。京都大原のベニシアサンは、古民家に住み、エコ生活を送っている。6月はハーブの手入れが忙しそうだ。座布団の入ったつづらが傷んだので修理をしてくれるところを探すと、日本でただ一人のつづら師にたどりつく。つづら作りの全行程を家族だけで行っている渡辺さんだ。和紙や蚊帳生地などを張って、漆を塗ると100年は持つという。手さばき、足さばきが見事である。さいわい、息子さんがあとを継ぐらしい。日本の伝統技術は絶滅危惧のものばかりだ。

よみがえる伝統工芸 ベニシアさんの詩

何千年もの間
世界各地の文明社会は
古くからの工芸技術の上に
成り立っていました
その伝統は父から息子へ
世代を超えて受け継がれていました
工芸に必要な材料は
気候や季節に応じて
森や野原の自然の恵みから得ていました

過去200年ほどの間に
その技術は失われ
大量生産の使い捨て
社会にとって代わりました
安全なエネルギーや二酸化炭素削減が
論じられる今こそ
途絶えかけた伝統工芸が
自然と調和した持続可能な暮らし方を教えてくれます

今まで忘れられていた
工芸が人間の手による
熟練技であることに
多くの人が気づき始めています
工芸品は不断の努力と愛情をこめて
丹念に作られたものなのです

ちなみに、猫のしっぽ、カエルの手とは、ねこじゃらしとカエデのこと。


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コメント

竹を薄く何枚かに割る技はすごいなぁと思って見てました。

永年培って身に沁みこんだ迫力に圧倒されますね。

投稿: 魚衆 | 2011.07.08 21:41

★魚衆さん、
足の指も使っていますね。
子どものころ、あちこちにかごやさんがあって、
竹を裂いたり、かごを編んだりしてゆくのを
長いあいだながめていたものです。鍛冶屋さん
とか、畳屋さんとか、最近は機械かされており、
後継者もなく、目にすることがなくなりました。

投稿: ripple | 2011.07.09 09:51

ベニシアさんの暮らし方は素敵ですね~あんな生活ができたら良いなぁと思います。

投稿: エノコロ | 2011.07.09 17:09

★エノコロさん、
貴族の出なんて感じさせない親しみがありますね。
英語も品があってきれいです。本物を見抜く目を
しっかり持っている人だと思います。

投稿: ripple | 2011.07.10 09:02

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