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2011.03.04

「ずつ」と「づつ」

「少しずつ」を「すこしづつ」と書いてきた原稿が来たので、ネットで調べてみた。グーグルで検索すると、いま話題のヤフーの「知恵袋」という相談サイトの回答がヒットした。仙台の予備校生が京大や早稲田の入試を投稿して問題となっているサイトである。一番すっきりした回答はこうだ。

 「ずつ」は現代仮名遣い、「づつ」は歴史的仮名遣いです。

だから、どちらも間違いではない。ただ現代文には「ずつ」が適当であるということだろう。他にこんな回答もある。

 現代仮名づかいでは、次のような場合に「ぢ」「づ」を使うことになっています。
 (1)同音の連呼 (「縮む(ちぢむ)」「続く(つづく)」など)
 (2)二語の連合 (「鼻血(はなぢ)」「竹筒(たけづつ)」など)

ふつうの文章を書く場合は「ずつ」を使ったほうが無難だろう。それに「一つづつ」などと書くと、つが三つも続くのでつっかえて読みにくい。それよりは「一つずつ」と書いた方が読みやすい。平仮名の使い方も難しいところがある。

妻の実家は木更津だが、これを「きさらず」と入力しても変換してくれない。「きさらづ」と入力してはじめて木更津が出てくる。もっともワープロソフトによってはどちらでも変換してくれるし、ワードの設定変更で両方有効にすることもできるはずだ。治療室のカルテを整理するときも、地家(じけ)さんや圖書(ずしょ)さんを、サ行に入れようか、タ行に入れようか、ときどき迷う。

ひとつづつ
ひとつずつ
現代文では
ひとつずつ
がいいかな


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コメント

 自分は結構こだわって、づとかぢを使っています。
 きさらづの津は「つ」だし、はなぢの血は「ち」であるわけなので。
 会津なんかもあいづでしょう。
 柄になく純文学などをたまに読んでも、「この人、こういうとこ、こだわってるな~」って思いますよね。
 要はポリシーの問題なのでしょう。
 こだわるのもポリシー、こだわらないのもポリシー。

 ちなみに自分は「ら抜き言葉」を絶対に使用しないのがポリシーです、はい。

投稿: ぐん | 2011.03.04 19:58

★ぐんさん、
会津はあいづですが、ローマ字表記ではaizuで
aiduだとアイドゥになっちゃうところが微妙。
ら抜きことばも気になりますね。でもときどき
自分もそんなことばを使って反省しています。
美しい簡潔な日本語を目指したいとは思います。

投稿: ripple | 2011.03.06 10:32

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