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2011.01.28

あつものとなます

Namasu

料理番組でなますを作っていた。ところで「なます」は漢字でどう書くのだっけ。難しい字だったな。そういえば、「あつものに懲りてなますを吹く」なんていう諺があったっけ。そんなことを考えながら辞書を引くと、「なます」は膾もしくは鱠と書くそうだ。もともとは魚肉を細かく切ったもの、またはそれを酢に浸したもの。それが、大根と人参を細かく切って三杯酢などであえた料理を指すようになったという。

あつものに懲りてなますを吹く」といいう諺の「あつもの」も漢字は難しい。辞書を引くと「羹」とある。羊羹(ようかん)のかんの字で、まず美しいの大を取ったものを書き、その下に点を4つ打ち、さらに美を書く。羹は熱い物の意味で、菜っ葉や肉などを入れて作った熱い吸い物。羹の熱いのにこりて、冷たい膾を吹いて食う。つまり、一度失敗したのにこりて、必要以上に用心することをいう。

ぜんぶ漢字で書くと、「羹に懲りて膾を吹く」となる。ちょっと読めないし、ぜったい書けない。わたしの知人に、むかし恋人に振られた男がいる。彼が20歳の頃の話だが、それ以来、女性を警戒してずっと独身を通している。もう還暦を過ぎている。よほどショックだったのだろう。まさに「羹に懲りて膾を吹く」だ。女性だっていろんな人がいるだろうに。

読むのも
書くのも
漢字は難しい
絶えず
接していなければ

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コメント

こんばんは!人参たっぷりで美味しそうな膾ですね。
とっても勉強になりました。漢字好きなほうですが
意識して練習しないと書けない漢字が多いですね。
PCは変換してくれるのでますますダメになります。
漢字検定2級の練習問題を買ってきてテストしています。
読めるけど書けないことに愕然としながら(^O^)

投稿: ミモザ | 2011.01.28 18:16

★ミモザさん、
じつは、この写真は借り物です。
日本人は漢字、ひらがな、かたかな、ローマ字など
いろんなものを覚えなければなりませんから、英語
人などに比べてずいぶん脳を使っているでしょうね。
わたしも今日、本屋で漢字検定の本を手にしました。
買いませんでしたが。(^-^)

投稿: ripple | 2011.01.28 18:36

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