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2011.01.09

津軽海峡を渡るヒヨドリの群れ

Hiyo2_2ヒヨドリといえば、スズメやカラスについでよく見かける鳥だ。スズメよりはかなり大きく、ヒーヨヒーヨとやかましく鳴いている。どこにでもいる鳥なので、バードウォッチングに行ってもあまり相手にされない。われわれも「なあんだ、ヒヨか」と言って、ほとんどカメラを向けることもない。果物を切ってベランダなどに置いておけば、まっさきに来るのがこのヒヨドリだろう。桜や椿の花粉も好きだ。渡り鳥ではなく留鳥だから、一年じゅう見ることができる。

ところが、NHKの「ダーウィンが来た」を見て驚いた。このムクドリが数百派、ときには千羽以上が群れをなして、津軽海峡を渡るというのである。10月ごろ、寒さをさけるため、北海道から本州に大移動するそうだ。ヒヨドリは断続的に羽ばたくので、見た目はあまり飛行がうまいとは思えない。それが海面すれすれを群れをなして飛ぶと言うのだから、びっくりだ。

Hiyo1_2海面すれすれを飛には訳がある。ひとつは北風が追い風になり、その風が波に当たると上昇気流をつくるので、さらにらくに飛べるらしい。もうひとつは天敵の猛禽ハヤブサの襲撃をかわすためだ。集団で飛ぶとハヤブサは的を見失いがちになる。また、ハヤブサは飛んでいる鳥を捕るのはうまいが、地上や海上の獲物を捕るのは苦手らしい。どうしても海面近くでいったんスピードを落とすので、ヒヨドリは捕まりにくい。低く飛ぶと波間に隠れることもできる。本能というか、知恵というか、大したものだ。

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コメント

ヒヨドリが集団で?
ムクドリの事じゃないのですか?

投稿: sakura | 2011.01.10 21:34

★sakuraさん、
そう思いますよね、群れをつくるとなると。
ところが、れっきとそたヒヨドリなんですよ。
こちらをご覧ください↓

http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/review.html

投稿: ripple | 2011.01.11 08:59

ヒヨドリ見直しちゃいますね。私もつい先日鳥を見ていて「なぁんだヒヨかぁ」と言ってしまいました。ヒヨさんごめんなさい!

投稿: エノコロ | 2011.01.11 09:03

津軽海峡に現れた巨大な黒龍。
その正体は、二千羽以上のヒヨドリの大群。
只今 拝見して驚きました。
本当にヒヨドリの大群・・有難うございました。

投稿: sakura | 2011.01.11 09:50

★エノコロさん、
メジロやスズメを追い払うイジワルな鳥という
イメージが強いし、甲高い声で鳴くのがうるさい
けれど、こんな一面もあるのですね。

★sakuraさん、
1月16日(日)の午前5時~5時半まで、
BS2で再放送されますよ。(^-^)

投稿: ripple | 2011.01.11 12:25

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