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2010.09.09

しんゆり歌会9月

台風9号が関東の方へ進路を変えた。その影響で雨が強かったが、きのうの水曜日は、みなさん元気で歌会に出席してくれた。いつもながら選歌に苦労する。もっとも歌の成績よりも歌の感想を聴くほうが何倍も楽しい。

早朝の公園                公子(一席)
森の中から
フルートの調べが
ヴィヴァルディの「四季」を
とっても得した気分のウォーキング

重い夏だ                        知子(ニ席)   
頭を垂れて
百日紅の赤い房
ぼうぼうと
燃え尽きるまで夏だ

やだ! だめ!                      とし子(三席)
否定語で
自己主張する
三歳の
理由なき反抗

告白は自己解放             高岡(四席)
人には到底云えないと
思っていたことを告げることは
「自分の殻を破る」
というもの

われわれの歌はこれ:

これ見よがしに               ripple
からだを露出して
街を行く若い女性たち
呆れている私
妬いている私

かけた水を                 京子
またたくまに
吸い込む
畑の土
恵みの雨を待つ

つぎの歌も面白い。こういうオバサンがいたらいろいろ世話をやいてくれるから、結婚できない人も少ないだろうし、行方不明の老人なんていうのも考えられない。いまは人間関係が希薄で、たしかに無機的な感じがする。

世話やきオバサンが           光恵
退場してから
一人ぼっちが
増えてきて
ロボットの世界になった

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コメント

高岡さんと光恵さんの歌が好きです。

投稿: Kei | 2010.09.09 21:14

★Keiさん、
高岡さんは断定的な歌が多いですね。
歌がきりりと締まっています。
わたしも光恵さんの歌がいいと思いました。
世話焼きオバサンがいたら、独身の人も
独居老人も救われたかもしれません。

投稿: ripple | 2010.09.10 12:30

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