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2010.07.13

ツバメの巣立ち

Tsubame3
餌をやる合い間に子どもを気遣う親鳥

とあるマンションの入口の天井付近にツバメの巣がある。巣には幼鳥が2羽いるが、もうそうとう大きく育っている。野鳥はある時期、親よりも子どものほうが大きく見えることがある。親は巣作りや給餌に追われてやつれてしまうが、子どもは将来に備えて栄養を蓄えるため太って見える。

Tsubame5
りっぱに育った幼鳥、喉の色がくすんでいる

一般に、野鳥は子どものほうが発色がわるい。それは他の鳥に襲われないようにするためかもしれない。あのカワセミでも幼鳥はくすんだ色をしている。ツバメの場合はのどの部分がやはりくすんでいる。一人前になると鮮やかな赤茶色になる。

Tsubame4
けんめいに羽ばたきの練習をする幼鳥

幼鳥はときどき巣の縁に乗って、羽ばたきの練習をしている。もうかなりのスピードで羽を動かしているから巣立ちも間近かだろう。ここまでくればもう大丈夫だろう。誰かがパイプの下に糞よけをつけたらしい。人間はツバメを大切にし、ツバメも人間を信頼しているようだ。美しい鳥である。

DNAの
仕業とはいえ
ツバメの子育てを
見ていると
胸を打つものがある

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コメント

本当にそうですよね
自然の生き物は一心不乱にわが子を育てます
昔の親もそうでしたよね

今、これだけ豊かになったのに
親がわが子への虐待のニュースが続きます
なんでだろうな・・・

投稿: ブル | 2010.07.13 21:02

昨夜、セイウチと白熊の生態をTVでやっていました。
迷子になったセイウチの赤ちゃんを一生懸命探す親と仲間。
懸命に育てて来た親白熊の、子供の為を思う或る日突然の
子別れ宣言。  その時期を察知して、自分の餌を必死に
探し始める子供白熊。
胸の熱くなる思いがしました。

投稿: A.A. | 2010.07.13 23:05

動物の中でも親離れ子離れが一番遅いのが人間?

大人になっても出来ない

投稿: 魚衆 | 2010.07.14 12:57

先日、東芝林間病院の庭(ちょっとした林)を散歩していたらオナガの雛のそばに近寄りすぎたらしく、親鳥にギャーギャーとものすごい勢いで追い立てられました。オナガさん侵入してしまってごめんなさい!親鳥の愛情はすごい!

投稿: エノコロ | 2010.07.14 18:40

★ブルさん、
本能というか、原始感覚のなかに子育てのプログラムが
組み込まれているのに、人間は思考が優先してしまう。
お産は病院だし、ゼロ歳から保育園にあずかたりする。
神様は苦笑しているかもしれません。

★A.A.さん、
カルガモなんかも10羽前後を淡々と育てていますね。
自然界の子別れは非常ですね。そうでないと生きて
ゆけない。人間界は甘いですね。

★魚衆さん、
人は考えるようになったぶん感覚器が鈍くなりました。
幸福になったようにも、不幸になったようにも見えます。

★エノコロさん、
オナガはカラス科ですね。以前、生田緑地で知らずに
カラスの巣に近づいたら、一羽が頭の上に来て小石を
落としていきました。すれすれでした。警告ですね。

投稿: ripple | 2010.07.15 09:00

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