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2010.06.22

辺境生物者

録画しておいた「ようこそ先輩」を見た。今回は辺境生物者・長沼毅さんが。母校の神奈川県の深見小学校の生徒に授業をする。辺境生物学とは初耳だが、どんな辺境のことだろう。すると、地底、海底、砂漠、火山、極地などに住む生物の研究をしていという。深海探査艇「しんかい」にも乗るそうだ。

Naganuma

長沼先生の話では、およそ生物が存在しないような極限の世界にも微生物などがうじゃうじゃ住んでいるそうだ。海底火山が猛毒の硫化水素を吹きあげるところでも、チューブワームは平気で生きている。水や酸素がないところでも、極寒の地でも、へっちゃらな奴がいる。地球が誕生したころは、どろどろの火の海だった。やがて微生物が生まれ、進化して人間になった。その謎を解明しようというのである。

近くの神社の玉砂利を拾い、それを焼いてから金槌で割る。その粉末を培養して顕微鏡で観察すると、なんと微生物が群生しているではないか。地球にも宇宙にも、生物は文字通りうじゃうじゃいるのだ。では、なぜ宇宙に生物がいるのだろう。生物がいないほうが静かなのに。

そのことについて生徒に作文を書かせた。生物がいない宇宙は静かでいいけれど、それではちっとも面白くない。いろんな生物がいたほうが楽しい。みんなで平和に暮らすのがいい。いや、生物がいないほうがいい等々。いろんな作文が発表された。神はなぜ生物を、なぜ人間を、なぜ宇宙を造ったのだろう。生物がいるのといないのとでは、どっちがいいだろう。そんなことを問いかけたのである。

天理教にこんな教えがある。そのむかし宇宙はどろどろの海で、強いものが弱いものを喰い、まことに味気ない有り様だった。そこで神様は、人間というものをこしらえて陽気暮らしをさせ、それを「見て共にたのしむ」ことを思いついた。陽気暮らしとは、ワハハ笑うというのではなく、みんなが仲良く、和気あいあいに暮らすことをいう。はたして、われわれは神の思惑に合った暮らしをしているだろうか。

互いに助け合い
和気あいあいに
暮らすのがいい
そのためだったら
神も力を惜しまない


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コメント

初めまして。いきなりのコメントで失礼いたします。
実はわたしもこの番組を録画していたのですが、誤って消去してしまい、大変困っています。
そこで大変ぶしつけなお願いなのですが、もしまだこの番組を保存しておられましたら、ぜひコピーをさせていただけないでしょうか。
もしよろしければ、メールアドレスまで連絡をいただけたらとても嬉しいです。
どうかよろしくお願いいたします。

投稿: ちば | 2010.07.25 23:11

★ちばさん、
コメントありがとうございました。
ようこそ先輩は毎回たのしみに見ています。
畑仕事をするので録画して見るのですが、
見たあとは消去してしまいます。
ハードディスクの容量が100時間ぐらいなので。
NHKにお尋ねになってはいかがでしょう。

投稿: ripple | 2010.07.26 12:02

早速のお返事ありがとうございます。
やはり消去されていましたか・・わたしも同じように見た後は消去します。(それで、消してはいけないものまで消してしまったのですが。。)
万一の可能性にかけて思い切って質問させていただきました。
このようなコメントに丁寧にお返事いただき、嬉しかったです。
NHKに問い合わせてみたいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿: ちば | 2010.07.26 20:38

★ちばさん、
わたしもせっかく録画したのを見ないうちに
消してしまったり、大事にしたのを消したり、
でも過ぎたことはこだわらないように努力し
ています。新しいものがつぎつぎ来るので。
(^-^)

投稿: ripple | 2010.07.27 09:07

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