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2010.06.30

鍼師:杉山和一

Enosima1江の島に行った。江の島神社に参拝をし、杉山和一のお墓参りをした。杉山和一は江戸時代の鍼師で、江の島神社の弁財天のほこらにこもって医術の上達を祈願したところ、管鍼術という技法を思いついた。将軍綱吉にも重用され、盲人ながら検校(けんぎょう)という位を授かり、両国の一つ目に土地をたまわったという。

中国の鍼は管鍼をつかわず、太めの鍼を一気に刺すので痛みをともないがちである。しかし、日本の鍼は管をつかうので、細い鍼の頭を軽く叩いて刺すことができる。ほとんど痛みを感じることはない。われわれが痛くない鍼で治療をできるのは、杉山検校のおかげなのである。

江の島神社の手前右の海を臨む場所に杉山和一の墓がある。ここはいつ来ても花が絶えない。鍼灸師のかたがお参りしているのだろう。

杉山和一先生は
目は見えなかったが
その鋭敏な指先で
すぐれた治療を
施していたそうだ

Enosima2
江の島の展望台から江の島海岸を臨む

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コメント

青春期2に0年くらい藤沢で過ごしていながら、杉山和一検校の話は知りませんでした。日本針の祖となれば私も検校のおかげを蒙っていることになります。中年期に副鼻腔炎を患い、耳鼻科でだめで藁にもすがる気持ちでいった代々木上原の針灸が効いて、うっとうしかった毎日がスッキリ人生に変えてもらえました。「流れ」を変える東洋医学のすごさを実感した体験です。江ノ島にいく楽しみが増えました。

投稿: | 2010.07.03 05:21

★名無しさん、
10月のマルコさんでしょうか。
いつも先人の労苦を思って仕事をすることは
大切だと思います。中国の古代人や、漢方医、
日本の鍼医さんたち。みなさまのおかげで今
それをなりわいとしているわけですから。
江の島の「福石」も名所です。

投稿: ripple | 2010.07.04 09:09

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