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2010.05.06

おだまき

Odamaki
オダマキの花。苧環、小田巻、あるいは糸繰草とも書く。

オダマキを一鉢いただいた。青紫の花はよく見るが、赤紫はめずらしい。西洋ものの園芸種ではないだろうか。独特のとんがった花びらが目を引く。オダマキは漢字で苧環、または小田巻と書くが、苧環をオダマキとはなかなか読めない。

Odamaki0
糸繰り車

苧はオと読み、麻の古い呼び名だそうだ。苧環とは本来つむいだ糸を巻く糸車、あるいは糸繰り車のことをいうらしい。そういえば、ふつうのオダマキは写真のものほど花びらが開いていないから、糸繰り車に似ているともいえる。広辞苑おだまきをひくと「①つむいだ麻糸を、中が空洞になるように円く巻きつけたもの。④キンポウゲ科の観賞用多年草。糸繰り草」などとある。おだまきは「繰り返し」の枕詞。

  しづやしづ しづのをだまき 繰り返し むかしを今に なすよしもがな

オダマキといえば、義経を思う静御前のこの歌が有名である。
くわしい話は、たとえば→こちら


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コメント

ほんとにこの色はめずらしいです~
とっても良い色ですね。
糸繰草とも書くのですか・・・
この名前を考えた方はどんな方なのでしょう~
名前を考えている時の顔を思い浮かべてしまいます・・・

投稿: namiko | 2010.05.06 20:40

今晩は~!(^-^)
お休み中の野良仕事お疲れ様です。

我が家のオダマキはブルーの濃い色の
花です。
結構種が弾けてあちこちに飛び散って
増え続けています。
この色は余り見ませんね、西洋オダマキも
中々増えないのです、最後は無くなって
しまい、このブルーの色一色になってしまいました。

お花の名前も漢字にすると中々読めないですね

この頃のお花は何故か皆カタカナの舌がもつれるような名前が付いていると思いませんか。

投稿: スィートピー | 2010.05.06 21:24

★namikoさん、
苧環はとてもじゃないけれど読めませんね。
小田巻ならまだ読めるけれど。
ちょっとイカリソウみたいな花が洒落てます。
そう、深みのある色ですね。

★スィートピーさん、
ありがとうございます。はい、疲れました。
おだまきというと、しずやしずを思いだして
切なくなります。テレビも電話も新聞も何も
ない時代の恋は、それだけに素敵だったよう
に思います。大河ドラマは見ませんでしたが
石原さとみの舞いがよかったとか。

投稿: ripple | 2010.05.07 09:06

オダマキが糸繰り車に由来しているとは知りませんでした。糸繰り車の写真を見るとなるほど~と思います。オダマキを知ったのは友人と山に行った時。オダマキを見ると、必ずその友人との記憶も一緒についてきます。

投稿: エノコロ | 2010.05.07 15:28

★エノコロさん、
ご安心ください。私も初めて知りました。
わたしは静御前の舞を想います。
高木彬光の『ジンギスカンの秘密』に
うまく描写されていました。

投稿: ripple | 2010.05.08 09:02

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