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2010.03.17

しんゆり歌会

辛夷(こぶし)、白木蓮が美しい。17日午後、いつものように和やかに「しんゆり歌会」が開かれた。もう22回目である。いろんな歌に出会えて楽しい。 

人間は                光恵(1席)
生まれた事が
罪と云う
ならば次の世は
谷間の桜に生まれよう             

脇見もせず一心に         宣義(1席)
すみれ・なのはな
たんぽぽと
子供達が書いている
ひらがなの春

赤い椿の木の下で                 とし子(3席)
雨宿りする
黒猫一匹
迎えの来ない
子供のように

光恵さんの歌。キリスト教では、人間を罪深きものという。そんなの嫌だから、こんどは谷間の桜に生まれたい。人の目を気にせずに生きたいという思いも読める。宣義さんは、子供の書道教室の風景を詠んだ。ひらがなは春らしい。冬はカタカナだろうか。とし子さんの歌は、なんといっても色彩が豊かだ。赤い椿、濃い緑の葉、黒猫とくる。絵が目に浮かぶ。われわれの歌はこれ。

優雅に                太田京子
水に浮かぶ
カモたちも
水面下では
一生懸命泳いでいる

受精卵の          ripple

大きさは

〇.一ミリという

われわれは

奇跡の塊かたまりなのだ

→しんゆり五行歌会ホームページ    

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