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2010.03.28

亀田、負ける

亀田興毅が負けた。タイのポンサクレックに判定で敗れ、チャンピオンを奪われた。5回にバッティングを受けて右目尻の上を切り、流血試合となったが、誰の目にも敗戦は明らかだった。ポンサクレックはうまい。相手が出てこないので、どんどん攻めてきた。亀田は大ぶりが目立ち、内藤戦のようなコンパクトなボクシングができなかった。サウスポーどうしのせいもあるのだろうが、期待していたノーモーションブローも封じられた。本人が試合終了後、観客に深く頭を下げていたことで、負けを認めていたことが分かる。オヤジさんは判定に文句をつけたそうだが、なんとも恥ずかしいことだ。

先日、NHK杯将棋トーナメントで羽生善治が二連覇をなしとげた。天才羽生は早指し将棋でもつよい。わたしは将棋はうまくないが、好きなので日曜の将棋番組を録画して見ている。ていねいな解説付きなのでよく分かるし、おもしろい。渡辺竜王の攻撃的な将棋も迫力があるが、羽生の大局観にはしびれるものがある。解説者もおどろくような手を指したり、不利に見えるところを瀬戸際でかわしたりする。「肉を切らせて骨を切る」という言葉があるが、まさにその通りである。

ボクシングの話にもどるが、亀田のように離れて戦っていては、相手に打たれないかもしれないが、自分のパンチも届かない。彼にはアウトボクシングが向かないように思う。やはり、もっと積極的に打って出なければ勝てないだろう。若いのだから捨て身で出ていってもらいたいものだ。亀田はスピードが持ち味なのだから。「肉を切らせて骨を切る」ような試合をしてほしかった。

プロどうしの
戦いは
甘くない
肉を切らせて
骨を切らねば


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