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2010.01.25

劇場への招待:晩秋

Banshul去年の11月に明治座で公演された『晩秋』を見た。国民栄誉賞を受けた森光子が出るので、妻が3チャンネルの「劇場への招待」を録画しておいたのだ。坂東三津五郎と八千草薫がいい演技を見せてくれた。中田嘉子や米倉斉加年、それに子役たちも役にはまっていた。89歳にもなるので、森光子が心配だったが、どうしてどうして元気はつらつだった。着物姿でセントルイスブルースを歌うところは少しだとだとしかったが、跳んでるおばあちゃん役のところは台詞も流暢で、観客の注目を一人でさらっていった。

一か月の稽古と一カ月の公演。三時間を超える舞台。人に見られる仕事というものは、これほどまで人を若く保つのかと感心した。千秋楽だったので、最後の舞台挨拶では坂東三津五郎も涙を流していた。「本気でやっているから涙が流れてしまいます」という言葉が胸を打った。久しぶりに、いいものを見せてもらった。といっても、テレビだが。


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コメント

森光子さんの舞台を観たことがありません。時折テレビで見るインタビュー等はお話しするスピードもゆっくりで、受け答えなど心配になったりしますが、舞台に立つと違うのでしょうね。rippleさんのお話を聞いて、観てみたくなりました。

投稿: エノコロ | 2010.01.26 11:42

★エノコロさん、
わたしも観ていません。放浪記すら観ていません。
テレビドラマもたくさんありましたね。時間ですよ、とか。
でも、もう限界。観るほうが心配して気をもんでしまいます。
人間、引き際もたいせつですね。

投稿: ripple | 2010.01.26 11:59

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