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2010.01.11

至福の時

Okyuz
右が佐竹由美さん

ソプラノ歌手・佐竹由美(なおみ)さんと三人のN響メンバーによる演奏会に妻と行った。N響メンバーは、ハープ(早川りさこ)、チェロ(銅銀久弥)、マリンバ(竹島悟史)というユニークな組み合わせで、こういう演奏会は初めてだった。場所は上智大学裏の紀尾井ホール。演奏会は「至福の時」とうたっていたが、文字通り、至福の時を過ごすことができた。

四谷駅はすっかり改築されていた。ここの鍼灸学校に通っていたのだが、それでも迷ってしまうほどだ。お昼を「しんみち通り」にある花淡菜というお店で食べた。美味しかった。それから麹町側に行き、上智大学の脇を通って紀尾井ビルに向かう。上智大学も新しい建物ができたりしてだいぶ変わっていた。きょうは成人の日なので、振り袖姿の女性が目に付いた。

Kioihall紀尾井ホールはまだ新しく、ウッディーな内装がすばらしい。座席は十列目のほぼ中央。音響効果も抜群で、演奏会が始まると美しい声と音に包まれた。

クラシックの歌やオペラなどは外国語で歌われることが多いせいもあるが、なんとなくとっつきにくかったが、今回は人間の声がここまで美しく磨きあげられるのかと感動した。毎日瞑想をしていることもあるだろうが、音の波動がわたしを揺さぶった。

【演奏曲目】
・池辺晋一郎   なんにも書かなかったら 委嘱作品(初演)
・サン=サーンス ナイチンゲールとばら
・竹島悟史     Crossing
・トーマス      森の哀歌
・ラヴェル     組曲「鏡」より 道化師の朝の歌
・ファリャ      火祭りの踊り (器楽アンサンブル)
・グラナドス    オペラ「ゴイェスカス」より  マハと夜鶯
・バッハ      G線上のアリア
・木下牧子    ほんとにきれい、他

こういうカルテットは珍しいので曲がなく、編曲やオリジナル曲を演奏することになる。NHKで音楽解説をしている池辺晋一郎さんの曲もあり、本人が中原中也の詩をもとにつくった歌の説明をしていた。いつものダジャレまじりで。奇抜な現代音楽という感じで、パーカッションの人は忙しく動き回っていた。演奏会終了後、佐竹由美さんのCDを買い、サインをもらった。夜、横になってCDを聴いた。「アヴェマリア」などはまるで神の声に聞こえた。なにか魂に訴えてくるのだ。


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コメント

ハープ、チェロ、マリンバというユニークな組み合わせ。
それぞれが、お互いに音を消しあうのでなく、音を引き立て合うのですね。聴いていませんが文から、分かる気がします。アヴェマリア。子供の頃聴いても退屈でしたが、じっくりと聴くと声が天使の囁きに聴こえてきますね。

投稿: 10月のマルコ | 2010.01.13 09:48

★10月のマルコさん、
久しぶりに四谷に行きましたが、その変りように驚きました。大通りもしんみち通りもだいぶ変わりましたよ。一流の音楽というのは、やはり何か超えたものがあって、魂を揺さぶれらました。バッハの音楽などは宗教性が高いですね。

投稿: ripple | 2010.01.13 17:18

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