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2009.12.04

形見とて

Michi5

形見とて            良寛
何か残さん
春は花
夏ほととぎす
秋はもみぢ葉

この歌は、良寛の辞世の歌といわれている。「形見として何か残すことにしましょう。春は桜の花が咲いたら、私の形見だと思ってください。夏にホトトギスが美しい声で鳴いたら、私の形見だと思ってください。秋に木々の葉が美しく紅葉したら、私の形見だと思ってください。」 まこと、大らかな歌だ。


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コメント

千の風の詩の、数百年前に良寛さんが詠ったのですね。
自然を味方に、自然を自分自身と一体に捉えられた師ならではの歌と思いました。

投稿: 10月のマルコ | 2009.12.05 10:33

★10月のマルコさん、
なるほど、たしかに千の風ですね。
こだわりのない、とらわれのない、
ひろい心が伺われますね。
もうひとつ好きなのがこれ、

うらも見せ
おもても見せて
散るもみじ

投稿: ripple | 2009.12.05 11:06

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