つぐみ飛来
ツグミがやってきた。あさ瞑想をしていると、クェックェッまたはクェックェックェッと、あの独特の鳴き声が聞こえる。まだ日本に渡ってきたばかりなので、何度も鳴いている。「今年もまたやってきたよ。ここはぼくの縄張りだよ」って言っているようだ。もともと、あまり鳴かない鳥である。口をつぐんだようなので「つぐみ:鶫」という名がつけられたほどだ。
一週間前にも聞いたような気がするが、確かではない。しかし、けさの鳴き声はツグミに間違いない。あの姿勢のいい、颯爽とした風貌の鳥が、今年もまたシベリアから渡ってきたのだ。よくもあの小さなからだで長い距離を飛んでくるものだと感心する。いろいろツグミのことを考えているうちに、一時間の瞑想が終わった。呼吸に意識を集中する瞑想しかできなかった。こういう日もある。
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