早出
敬老の日で休みなので、京子と箱根に出かけた。このところ毎朝瞑想をしているので、朝5時すぎには起きる。それで連休中は混むだろうからと早めに家を出た。登戸駅で6:21の小田原行きの急行に乗ったから、6時ごろには家を出たことになる。小田原に近づくにつれ、黄金色に実った田んぼが目に付くようになった。すでに稲刈りを終えたところもある。小田原で箱根フリーパス(3,900円)を買って、いよいよ旅の始まりだ。

箱根湯元駅は改札付近が新しくなった
箱根登山鉄道と早雲山ケーブルカー
箱根湯本から箱根登山鉄道に乗った。出発時間の8:25まで待っているあいだに次の急行の客が乗り込んで来て、あっという間に電車は満員になった。終点の強羅からこんどはケーブルカーに乗り込んだが、さらに人が増え、ケーブルカーは超満員になった。最初に強羅公園にでも行こうと思っていたが、それどころではないので終点の早雲山まで上った。朝9時に早雲山のケーブルカーが超満員になるとは驚いた。

新しくなった箱根登山電車
新型ロープウエイ
早雲山からはロープウエイに乗って、大涌谷経由で芦ノ湖のほとりの桃源台に向かった。大涌谷の硫黄の煙はかなり強烈だった。大涌谷から桃源台までのロープウエイは風が強いとすぐ止まっていたが、去年だったか新型に改良されたため、非常に安定感のあるゴンドラになった。大人20人ぐらいが座って楽に乗れるし、2本のロープで吊っているので、ほとんど揺れない。残念ながら曇りだったので、期待した富士山は見えなかった。

大涌谷を行くロープウエイ、硫黄くさい。
海賊船
桃源台からは30分ほど並んで、海賊船に乗った。なぜ芦ノ湖に海賊船が走るのか意味がわからないが、船は楽しい。関西弁が聞こえる。英語が聞こえる。ハングルや中国語も耳に入る。箱根はけっこう有名らしい。芦ノ湖ではワカサギやバス釣りをする人が多く、たくさんのボートが浮かんでいた。箱根神社の赤い鳥居が背景の緑に鮮やかに浮かんでいた。

満員の海賊船
成川美術館
元箱根の「あしのこ茶屋」で昼食を食べ、成川美術館に行ってみた。堀文子や平山郁夫の絵を鑑賞する。それから芦ノ湖を見下ろすカフェでお茶を飲んだ。美術館は疲れるところが少なくないが、この美術館はゆったりとしていて、眺望もよく、非常に落ち着く場所である。けっこう長居した。

成川美術館からの眺望。晴れれば右の鳥居の上に富士さんが見える。
箱根新道
渋滞があるのを見込んで、14時ごろ箱根湯元行きの急行バスに乗った。始発の元箱根ですでに立っている人がいるのに、箱根町でさらに大勢の人が乗ってきた。超満員のバスが箱根新道を通って湯元に向かった。さいわい、まだ時間が早かったので、思ったほど渋滞はしていなかった。それでも予定より20分ぐらい遅れたように思う。
釣り舟がいっぱい
箱根ベゴニア園
帰りのロマンスカーまで時間があるので、湯元駅前からベゴニア園に行った。ここは二度目になるが、前回初めて大輪の花や蔓性のベゴニアを見て、これがベゴニアかと驚いたものだ。まったく、牡丹やダリアもかなわないような花がある。ここもまた癒しの場所だ。ベゴニア園のとなりには日帰り温泉の「ひめしゃらの湯」があり、帰りのバスには一風呂浴びた人たちも乗り込んできた。
箱根湯元ベゴニア園
これがベゴニア? とにかく綺麗
人力車
まだ時間があるので、早川の橋のたもとで商売をしている人力車に乗ってみた。20分3,000円というから安い。車夫アキラ君は真面目で、イケメンで、感じのいい若者だ。早川沿いの道を上ると、川にはカワセミ、コサギ、キセキレイ、ホシゴイ、カルガモなどが観察できた。アキラ君は箱根湯元の温泉の発祥の地に祀られている熊野神社や芸者の置屋さんなどを案内してくれた。最後に一号線(東海道)に出てゆくのには驚いた。自動車のあいだに入り、出発点に戻ろうとする。それは大変なので、湯元の駅でいいよと下ろしてもらった。

熊野神社、箱根温泉発祥の地
VSE
5;48発のロマンスカーVSEは最新型である。もっとも、それに乗るつもりで指定券を買っておいたのだ。わたしもミーハーだね。ホームにある車掌服を着て記念写真を撮ってもらった。この新型ロマンスカーに乗るのはもう三度目だが、じつに乗り心地がいい。今回は最後尾の展望車だったが、あいかわらず快適だった。座席まわりが広く、なめらかで揺れが少ない。わたしは鯵寿司の弁当を、京子は桜海老とジャコの弁当を食べた。家には19時ちょっとすぎに帰れたから、順調な旅だった。
新型ロマンスjカーVSEのデザイン

新型ロマンスカーVSE、最後尾の展望車の窓。
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