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2009.08.03

ON THE BEACH

Beach録画しておいた映画『渚にて(On the Beach)』を見た。1959年、、スタンリー・クレイマー監督作品。グレゴリー・ペック主演、エヴァ・ガードナーやフレッド・アステアが共演している。1964年に第三次世界大戦が起こり、核爆弾の戦闘により地球は放射能に汚染され、北半球は壊滅した。南半球のオーストラリアにも死の灰が迫る。

この映画には戦闘シーンが一つもないが、人っ子ひとりいないサンフランシスコがスクリーンに映し出されたときなど、背すじが凍る思いがした。そう、人類はついにあのボタンを押してしまったのだ。

この映画がつくられたころは東西冷戦のまっただなかで、1962年10月には「キューバ危機」が起こっている。第三次世界大戦がいまにも勃発しそうな状況だったから、いっそう真実味を持っていたにちがいない。それだけに、この映画は反核反戦の大きな役割を果たしたのではないかと思う。ラストシーンに出てくる横断幕に「みんな、まだ時間がある」と書かれているが、かつての群衆は消えている。

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