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2009.04.23

ウワミズ桜

きのう、つつじ寺のあと東高根森林公園に行った。天気がいいのでここも人が多かった。小さい子どもたちが走り回ったり、ザリガニ釣りをしたりしているので、野鳥を見るのは絶望的である。それでも花でも撮ろうと思って散策した。新緑が美しい。しばらく行くと右手の山のほうに、白い木の花が見える。細いブラシのような形の不思議な花だ。

Uwamizuzakra2
新緑のあいだに白いブラシを立てたような花

帰り際に事務所に寄って、受付の女性にデジカメのモニターを見せて、「この花はなんという名前ですか」と聞いた。そうしたら「ウスズミザクラですね」と言う。「ウスズミザクラといえば岐阜の薄墨桜が有名ですが、あの桜とは関係ないのですか」と聞くと、「さあ、分かりません」。家に帰ってネットで調べると、この花は「ウワミズザクラ」ということが分かった。漢字で上溝桜と書くそうだ。

Uwamizuzakra
ウワミズザクラ(上溝桜)

名前の由来には諸説あるようだが、田邊盛光氏の解説がいちばん説得力がある。
http://www1.ocn.ne.jp/~funyu/yasou/uwamizuzakura.htm
ウワミズザクラは、古事記に出てくる有名なサクラです。当時の名前はハハカ(波々迦)でした。古事記には、天照大神が天の岩屋に閉じこもった時、八百万の神様達が集まって、占いをすることになり、その際に燃やした木がハハカであると書いてあります。以来、天皇の即位式などに、亀甲をハハカの炎で焼き、その亀裂によって占うことが行われていたとのことです。
 本種の名は、太古の卜法に由来します。卜法では、鹿の肩骨の裏に丁形の溝を掘り、これをハハカの炎にかざし、生じた割れ目で占います。その溝を裏溝またはト(うら)溝というので、そのことからハハカがウラミゾザクラと呼ばれ、その後ウラミゾザクラは、ウワミズザクラに変わりました。なお、サクラは、「咲く麗(うら)の略だとのこと。」

Uwamizuzakura1
なんか柔らかい毛糸の棒みたい

Uwamizuzakura3
およそサクラに似つかないが、よくみると個々の花はサクラっぽい。

Yamabousi
こちらはヤマボウシ

Fuji3_2
カワセミの池の藤

Higasitakane2

Amadokoro
アマドコロ

Ikarisou
イカリソウ


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コメント

ウスズミザクラとウワミズザクラは似ているようで
全く違ってて笑ってしまいました^m^
新緑の美しい季節になって嬉しいですね。
こちらでヤマボウシを見て、友人にヤマボウズと
教えたことに気づき我ながら唖然としています(^^ゞ

投稿: ミモザ | 2009.04.23 22:22

★ミモザさん、
わたしも受付の人もミモザさんも、みんな
「ひとは間違える」を証明していますね。(^-^)
ヤマボウズとはやってくれましたね。
西洋ヤマボウシがハナミズキでしたっけ。
ヤマホロシなんていうのもあって、ややこしい。
だんだん自信がなくなってきました。

投稿: ripple | 2009.04.24 08:56

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