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2008.11.30

アトリ

午後から神代植物公園に出かけた。池のまわりにアトリの群れが見られると聞いたからだ。日曜日なので、公園を訪れる人は多かった。バラ園ももまだきれいなバラが咲いているし、温室にはベゴニアやラン系の花などが咲き誇っていた。

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池のベンチに陣取っているカメラマンに話しかけると、「きょうは何にも来ないよ」とそっけない。「アトリがいるって聞いてきたのだけど」と言うと、「ああ、アトリならいるよ。そのあたりだよ」と教えてくれた。池のほとりの柳の木に来るらしい。行ってみがた、ヤマガラとシジュウカラはいたが、アトリはいなかった。そのうち来るだろうという話だっが、そこには帰ってこなかった。

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風が吹くと、ケヤキやサクラ、メタセコイアなどの葉がはらはらと舞い落ちる。枯葉吹雪とでも呼んでみたくなる。メタセコイアの葉が逆光に照らされている光景は、落葉松のようで美しい。もう明日から師走である。

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メタセコイアの紅葉

エナガやコゲラ、ヤマガラなどを撮っていると、ちょっと変わった鳥がサクラの枝に止まった。雀より一回り大きいが下から見ただけではよく分からない。口ばしが短くて太いからアトリかもしれないと思い、シャッターを押した。ワンチャンスだったが、モニターを拡大してみると、それがアトリだった。

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アトリ

ほとんど腹と胸だけしか写っていなかったが、一枚だけ顔が写っているのがあった。野鳥を撮るのはたいへんだ。しかも、露出補正も何もなく、あわてて撮ったので暗い写真だ。それをパソコンで明るくしたら、どうやら見られる写真になった。証拠写真のできあがりだ。他にもアオジのメスのかわいい写真が撮れた。夕方になると風が出てきて、寒くなってきた。

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ヤマガラ、嘴が枝の陰になっている

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エナガ

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コゲラ

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アオジ♀

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皇帝ダリア (or帝王ダリア)

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2008.11.29

五行歌は命の恩人

五行歌の公式ホームページに行って「五行歌の会」のタグをクリックしたら、こんなニュースが載っていた。

五行歌の会事務局と事務局で働いている吉野比抄子氏が
厚生労働省の障害者支援ポータルサイト
「あたりまえプロジェクト」で紹介されています。
ぜひ、ごらんください。

http://atarimae.jp/

「あたりまえプロジェクト」に行くと、映像と記事が見られるようになっている。記事のVOL.07号に、五行歌の事務所ではたらく吉野比抄子さんと、「暮らしの手帖」の編集長・松浦弥太郎さんとの対談が載っている。ともに編集や文章表現にたずさわる者同士である。とくに吉野さんは自分の体験を話し、その五行歌も紹介している。

「五行歌の会」主宰の草壁焔太先生が「五行歌は病気をなおす力もある」とよくおっしゃっている。五行歌を書いていると、歩けなかった人が歩けるようになったり、話せなかった人が話せるようになることがある。心の重荷が軽くなるばかりでなく、実際にからだの症状も軽減してゆくのだ。わたし自身も五行歌で救われた一人だと思っている。「五行歌は命の恩人」と言われる吉野さんの言葉は本当だと思う。

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2008.11.28

黄色いバラ

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薔薇の花が
微笑んでいる
ちょっと濃い
幸せの黄色い
カスタードクリーム

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2008.11.27

作品56

No56
妻のフラワー・アレンジメント、作品56。"Chrismas Wreathe"

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2008.11.26

野川晩秋

午後2時ごろ野川に行った。鳥見の先輩に会って情報を聞いたが、ことしは野鳥が少なくて、休日でもカメラマンの数は少なかったそうだ。それでも目の慣れた先輩と一緒に歩いていると、いろいろな鳥が見つかる。もう少したつと木々の葉が落ち、バードウォッチングがらくになるだろう。

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雀のホヴァリング

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バンの若鶏の散歩

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カワセミの♂、ご休憩。

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カラスの内緒話

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サクラ、ニシキギ、ドウダンツツジの紅葉

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ズミの実

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居眠りしているアオサギ

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足で魚を追い、ついばむコサギ

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アオジ♀、暗いところが好きなので、ちょいボケ

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メジロ、赤い実を食べてもメジロ色

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オオタカの若鳥、まだ白さが足りない

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ダイサギも、ひとりが好き

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川辺にさくミゾソバの花

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熱心に虫をさがすコゲラ(きつつき)

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カイツブリ、自在に動き回る小型潜水艦

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暮れ行く野川
 

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2008.11.25

陸軍登戸研究所

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明大の生田キャンパスの中に、朽ちかけた木造の家屋がある。陸軍登戸研究所の建物の一部が残っているのだ。わたしが生田中学校の生徒だったころ、ときどき明大に遊びに行き、こうした建物の周りで遊んだことがある。が、なにしろ古く、まるでお化け屋敷である。

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ここでは、殺人光線の開発、風船(気球)爆弾の製造、細菌兵器や毒ガスなどの化学兵器、偽中国札の印刷 、などが行われていたという。森村誠一著『悪魔の飽食』に出てくる731部隊も関係していたらしい。

和紙でつくった風船爆弾は9000個が飛ばされ、偏西風に乗って1000個あまりがアメリカに到達し、山火事などを起こしたらしい。オレゴンでは6人の死者が出たそうだ。戦争のむごさを後世に伝えるために鉄筋の建物を記念館にする話もあるが、これらの木造家屋はもう保存不可能だろう。

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2008.11.24

民家園の紅葉

生田緑地に紅葉を見に行った。雨の予報だったせいか、駐車場もそれほど混んでいなかった。まずは、年間パスポートがある日本民家園に入った。囲炉裏で薪を燃しているところが何軒かあったが、いぶくて煙が目にしみた。しかし懐かしい臭いがする。いっぺんに子どもの頃の生活に引き戻される。薪の輻射熱は暖かい。

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囲炉裏。薪の火は暖かい。右下は消し炭つぼ。

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屋根に石を載せた古民家

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曇りなので外は寒い。白川郷の合掌造りの家に寄ると、新蕎麦という看板が目に入った。ちょうど昼どきだったので、温かいものを食べることにした。京子はとろろ、わたしはなめこ蕎麦を食べたが、薄味で美味しかった。大部屋で大勢で食事をするのも楽しいものだ。からだが温まる。昔は家も大家族で、おじいちゃんが大黒柱を背にして座り、がやがや言いながら食事をしたものだ。

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右の垣根はドウダンツツジ。

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陰翳礼賛

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雪囲い 

途中、みごとな楓の木があり、真っ赤に紅葉していた。この紅葉を見ただけで民家園に来た価値があると思えるほどだ。東北の古民家はすでに雪囲いが施されていた。ひさしぶりに、茅葺の屋根、暗い土間、板の間、囲炉裏、障子の部屋、伝統的な日本家屋の美しさをたんのうした。駐車場に戻ったら、大粒の雨が降り出した。

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2008.11.23

生明祭

勤労感謝の日、祭日。紅葉狩りに行ってもいいが、どこも混んでいると思い、近場の「生明祭」にいった。これはセイメイサイでなく、イクメイサイと読む。明治大学生田校舎の学園祭である。生田には農学部と工学部がある。

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そばにはクリスマスツリーもあって、ムードいっぱい。

まず農学部の展示場に行って、模擬店で沖縄の黒糖、シフォンケーキ、徳島のすだちとシイタケ(冬姑)を買った。それから花屋さんに行って、ポインセチアとモッコウバラ、ミニバラの鉢植えを買った。モッコウバラはうちのフェンスに這わせてみようと思う。

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これは、ミセスブラウンとかいう花。ラン系かな。

シクラメンや胡蝶蘭、カトレア、白雪姫、ストック、キンギョソウ、ゼラニウムなどが並んでいて目を楽しませてくれた。野菜もたくさんあったが重いので、落花生だけにした。ことしは蜂蜜が不作だったらしい。

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キンギョソウは左右の頬を押すと、パクパク口を開けるから。

里山の維持管理の研究をしているA君は、熱心に自然保護の話をしてくれた。すでに営林省に就職が決まっていて、緑地保全などに貢献したいと言っていた。これからは食糧、環境など、バイオの分野がきわめて重要な時代になるだろう。

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バニーガール(?)がフランクフルトを売っている 。

食事は、巻きチヂミ、小竜包、ウドン、クラムチャウダーなどを食べた。中央校舎では、オーケストラが演奏を始めた。弦楽四重奏や金管楽器の演奏、それから管弦楽団でビゼーの「アルルの女・ファランドール」などを演奏した。楽団と観客の距離が数メートルなので、生の音が全身に響く。

Ikumeisai010
目の前5mぐらいのところで生演奏、ぜいたくでしょう。

外のメインステージに行ったら、太鼓の音が聞こえる。ちょうど、沖縄のエイサーという踊りをやっていた。舞台では男連中が踊りながら太鼓を打っており、舞台の前方では若い女性たちが黄色いカスリのような着物を着て元気に踊っていた。ときどき「アイヤーッ」などと叫んで踊りを盛り上げていた。かなり長いあいだ、ハイテンションのまま踊っていたが、そのスタミナは大変なものだ。

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沖縄のエイサー。歌と踊りと、太鼓と三線、元気がいい。

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アイヤーッ!   アイヤーッ!

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2008.11.22

芋煮会

昼休みに多摩川に行って、「のぼりとゆうえん隊」 の芋煮会に顔を出してきた。ベーグルとサツマイモを差し入れした。集まりはまだ7人ほどだったが、だんだん増えていく。雲ひとつない青い空、風も止み、陽射しを暑く感じるほどだった。具だくさんの鍋は美味しかった。

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芋鍋、ほんとはもっと湯気が出ている。

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陽射しとビールでごきげんな仲間もいる。

多摩川は狛江側で大がかりな改修工事が行われていた。宿河原堰の下にはカモ類がたくさん泳いでいた。コガモやキンクロハジロなどだ。コサギ、ダイサギ、カワウ、ユリカモミなども遊んでいた。

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狛江川の川底改修工事

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多摩川は冬鳥であふれている。

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ユリカモメ(ミヤコドリ)、向こうに見えるのは東名高速道路  

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皇帝ダリア

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数日前このピンクの大きな花を見つけて、何の花だろうかと思っていたら、何人かのホームページに紹介されていて、「皇帝ダリア」という名前だと知った。もっとスラリとして惚れ惚れするような美しさだったが、昨日とおとといの霜にやられて、しな垂れてしまった。それでもなお皇帝の雰囲気を保っているのは流石である。

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2008.11.21

有頂天

有頂天は
危ない
あとは
ひたすら
落ちるだけ

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けさの霜

Frost

けさは一段と寒く
タマネギ畑の
やわらかい土を
霜柱が
持ち上げていた

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2008.11.20

作品55

No55c
妻のフラワー・アレンジメント、作品55。"Advent"(降誕節)

アドヴェント:待降節 or 降誕節。クリスマスの四週間前の日曜日から始まり、キリストの誕生を待ち望む。日曜ごとにローソクを灯し、最後の日曜日にはすべてのローソクに火を灯す。

No55b

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初霜

Hatsusimo寒い朝だった。日本海側や北海道では雪が降っているらしい。きのう植えたタマネギの苗を見に行ったら、うっすらと初霜が降りていた。霜柱も立っていて、足を踏み入れるとすこしザクザクする。11月の下旬だから、このぐらいがふつうなのだろう。カレンダーを見ると、11月28日が旧暦の11月1日で、いわゆる霜月に入る。

タマネギはまだひょろひょろで活着していないから凍ってしまうのは心配だけど、けっこう丈夫だから平気だろう。

きょうは
還暦後はじめての
誕生日
健康でいられることは
本当にありがたい

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2008.11.19

タマネギ植える

強い寒波が来るという予報だったが、それほどでもない。サツマイモやサトイモの残りを掘った。収穫はまあまあといった感じ。それから、きのう買ったタマネギの苗を300本植えた。ビニールを掛けるマルチはしないが、来年の6月ごろにはけっこう収穫できる予定だ。キヌサヤとスナックエンドウの種も蒔くつもりだったが、時間がないのでやめた。

午後からは、新百合ヶ丘さつき五行歌会があるからだ。パッソで歌会に行ったが、二次会までいたので、駐車料金が1800円になってしまった。駐車違反をしたことを思えば大した額ではないが、こんどは電車で行こうかな。歌会の出席者は15人だった。上位の歌二首と、京子とわたしの歌を披露しよう。

きらきらと         KN
陽の匂いさせて
子は帰る
砂場に小さな
地上絵残し

人ごみの中に       IK
逝った娘の
姿を探す
おろかさと
せつなさ

アンテナから       京子
ここにいるよと
合図を
おくる
ジョウビタキ

擦り減り          ripple
苔生した石段を
幾百万の魂が
上っては下る
古刹杉本寺

杉本寺は、先週書いた日記「鎌倉散歩」を参照されたい。
なお、元歌の「霊」を、ここでは「魂」と改めた。

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2008.11.18

コンペイトウ草

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第一印象が金平糖に似ているから、わたしが勝手に「コンペイトウ草」と名前をつけた花である。ブロック塀の下や、道端、川端などに群生しているのをよく見る。まるでピンクの金平糖が散らばっているようなので、コンペイトウ草に決めたのだ。しかし、本当の名前を知らないのはちょっと悔しい。そこで、きょうネットで調べてみた。

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姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)

そうしたら、この花には「姫蔓蕎麦(ひめつるそば)」というれっきとした名前がついていた。ヒマラヤ原産で、明治時代の中期に渡来したものだそうだ。ピンク色の小さい花がつぶつぶ状に球形に集まって咲く集合花である。丈夫な花で、ほとんど一年中咲いている。姫蔓蕎麦の花が、ソバの花にまったく似ていないのも不思議である。このヒメツルソバはアカマンマと同じタデ科で、小さい頃、オママゴトなどをやったような淡い記憶がある。

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ビンズイ

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What3

けさ、庭先で変わった鳥を見つけた。すこし黄色っぽく見えたのでアオジかなと思ったが、アオジよりは大きい。くちばしも長い。正面からみると、胸の模様がツグミのようではあるが、ツグミの背中はもっとスズメの色に近い。図鑑では、ハチジョウツグミというのが近い感じがするが、それはもう少し明るい茶色をしている。いったいなんという名前の鳥だろう。近寄っていくうちに2羽いることが分かったが、近寄りすぎて逃げてしまった。

バードウォッチングの先輩に写真を送って尋ねたら、すぐ返事をくれた。この鳥の名前はビンズイというのだそうだ。スズメ目セキレイ科タヒバリ類ビンズイ。長さ15.5㎝、頭上から体の上面まではオリーブ緑色で、黒褐色の不明瞭な縦斑があり、尾は黒褐色、眉斑は汚白色で目の後方にも白斑がある。足は淡褐色。鳴き声は、ツィー。また、新しい鳥を知ることができた。

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2008.11.17

ジョウビタキとメジロ

けさは野鳥にも出会った。300㎜レンズなので、少しボケてはいるが、ジョウビタキのオス、メジロ、シジュウカラの写真を撮ることができた。ことしは、まだメスのジョウビタキを見ていない。あの愛くるしい目が早く見たいものだ。

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ジョウビタキ♂

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柿を食べるメジロ

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シジュウカラ

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紅葉するカエデ

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橋の工事

中野島駅から府中街道に抜ける道が新川をまたぐところで橋の工事をしている。3月ごろかに始まったが、完成は来春らしい。一年がかりの工事である。桜の木を切ったり、仮橋を設けたり、橋脚をつくったり、橋の工事は意外に時間がかかるようだ。その間、通行人や車にも不便な状態がつづく。早く完成してほしいものだ。

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橋本橋の改修工事

橋から下手に向かう土手にはオオシマザクラが植えられているが、かなり紅葉している。ソメイヨシノほど赤くならないが、すっかり晩秋の佇まいを見せている。さらに下手には稲刈りを終えた田んぼが広がり、暖かいせいか、切り株から青々とした芽が長く伸びている。

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稲刈りのあとの稲株の芽

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2008.11.16

太らない糖尿病

NHKスペシャル「病の起源」では、糖尿病を取り上げていた。興味深い内容だったので、まとめてみよう。

肥満と糖尿病の関係は密接だと思われがちだが、日本人の場合は肥満でなくても糖尿病になる人が多いそうだ。日本人は欧米人にくらべてインスリンの分泌量が少ないため、肥満にならなくても血糖値が上がり、それが血行障害を起こし、壊疽、網膜症、腎臓病、心筋梗塞などを併発するというのである。

アフリカの大地溝帯に誕生した人類は、もともと狩猟民族であった。狩りをして獲物をとったり、木の実などを食べていたのである。その一部が北上してヨーロッパに向かった。ヨーロッパは寒いので、やがて牧畜をおこなうようになった。肉を食べ、乳製品を摂るようになったため、脂肪の摂取量は一日60gぐらいになった。ブドウ糖をエネルギーに変えたり、脂肪細胞に蓄積するため、それを促すインスリンの分泌量も増えた。

東進してアジアに向かったグループは、やがて農耕をおこうようになる。麦や米を栽培して、安定した食料を得るようになったのである。日本人はほとんど肉を食べなかったから、脂肪の摂取量が極端に少なく、平安時代では一日11g、江戸時代では一日19gほどだった。それが今日では一日54gと、三倍ちかく増えている。

ところが、インスリンの分泌量は急には増えない。そこで血糖値を抑えることができず、糖尿病を発症するようになってしまったのである。日本人の糖尿病患者のうち、肥満の人は23%にすぎないという。

糖尿病は、①栄養の摂りすぎ、②運動不足、この二つが最大の要因だから、食べ過ぎないこと、からだを動かすこと、を心がけなければならない。

最近、妊婦が太りすぎを気にしすぎて、低体重児を出産するケースが増えている。インスリンの分泌が少ない赤ちゃんだ。これに出産後、過度の栄養を与えると、糖尿病になる恐れがある。戦後のヨーロッパや、現代のインドなどでも、この現象がみられる。これでは将来、糖尿病の患者がますます増えることになろう。

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ピラカンサ

Pirakansa
ピラカンサ (Pyracantha、バラ科トキワサンザシ属。ピラカンサス)

雨降りて
ひときわ赤く
ピラカンサ

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2008.11.15

菊花展

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Kikukaten

昼休みに登戸神社にお参りに行った。七五三の昇殿参拝の人たちがいて、社の中から祝詞が聞こえてきた。神社では菊花展をやっていて、緋毛せんを敷いた縁台が置いてある。社務所には巫女さんもいた。

菊花展には「奉納」と書いてあるから、こんなに綺麗な花が咲きましたよ、と神様に報告しているようだ。 近寄ってみると、みごとな花ばかりである。手塩にかけて育てた子どもの成長を喜ぶのも分かるが、菊が花開いたときの喜びも大きいことだろう。ときおり訪れる参拝客の目を楽しませていた。

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2008.11.14

新婚のころ

結婚式の翌朝
トーストと
目玉焼きと
コーヒーカップが
まぶしかった

この人と
これからずっと
一緒にいられるのかと
思い
頬をつねった

わたしは
男のくせに
細かく
君は
寛大だった

ささいな
行き違いが
生じたとき
君は黙り込むことを
知った

結婚してくれて
ありがとう
これは
いまでも私の
口癖である

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2008.11.13

作品54

No54
妻のフラワー・アレンジメント、作品54。"Horizontal Hogarth"

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2008.11.12

鎌倉散歩

雨の予報だったけど、せっかくの休みだから鎌倉に行ことにした。さいわい、傘を差すことはほとんどなかった。いつも行く長谷の光則寺もいいが、きょうは別のところを回ってみた。龍口寺、報国寺(竹寺)、淨妙寺、杉本寺に行った。

龍口寺
藤沢から江ノ電に乗り、まずは江ノ島駅で降りて、龍口寺(りゅうこうじ)に行った。龍口寺は、日蓮が法難を避けたことで有名な寺である。日蓮が捕らえられて、浜辺でまさに斬首の刑を受けようとしているとき、突如かみなりが鳴り、刑を執行しようとしていた者の刀に落ち、命拾いをした場所である。

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龍口寺本堂

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日蓮上人像

百段以上の階段を登ってゆくと、仏舎利の塔があり、そこから相模湾が展望できるようになっている。しかし林立するマンションに、江ノ島も半分が隠れてしまっていた。山にはリスがたくさんいた。どうやら驚異的に繁殖している台湾リスらしい。上空にはトンビが輪を描き、サザンカやツワブキの花もきれいだった。

Kamakura004_2 仏舎利の塔

龍口寺からは腰越(こしごえ)まで歩いた。海辺なので魚屋さんやしらす丼を出す食堂などが並んでいる。お腹がすいてきたので、「しらす屋」に入った。前回は行列ができていて断念したところだ。京子はしらす丼を私は刺身定食を食べた。カワハギのキモ和え、生シラス、スズキ、イカの刺身がどれも新鮮で美味しかった。ごはんのお代わりをしたほどである。

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しらす屋、本日のスペシャルランチ

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街中を行く江ノ電

報国寺
江ノ電の終点、鎌倉駅からはタクシーで報国寺に行った。大好きな竹寺だ。うっそうと茂る孟宗竹の林は圧巻である。風が吹くと、竹の梢がこすれて音がする。中国映画『ラヴァーズ』を思い出してしまった。花は山茶花や藪つばき、十月桜などがつつましく咲いていた。

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報国寺の竹林

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十月桜

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報国寺境内

浄妙寺
それから十分ほど歩いて、浄妙寺まで足を延ばした。浄妙寺は鎌倉五山の一つである。すっきりとした銅葺きの屋根が緑青で水色に光っていた。お参りをしてから裏山に登ると、石窯でパンをやいているレストランがあり、イングリッシュガーデンが楽しめるという。いわゆる古刹の雰囲気とはだいぶ違う。

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浄妙寺本堂

Kamakura202
客殿から見る石庭

パンはやめて、石庭のある客殿で抹茶をごちそうになることにした。やはり、お寺の広い和室は落ち着く。水琴窟があるというので廊下に出てみると、水琴窟のあるところから長い竹棹が伸びていて、そこに耳を当てるとピーンピーンときれいな音が聞こえてくる。本当は、ひしゃくで水琴窟に水を掛けると、すこし遅れて、星が煌めくように金属的な音が散らばる筈なのだが、ここは湧き水を引いて、音を出しているらしい。

杉本寺
最後に、これも好きな杉本寺(すぎもとでら)に行った。ここは十一面観音が有名で、坂東三十三観音霊場の第一番札所である。734年に作られた鎌倉最古の寺として知られている。上のほうの階段は参拝者や風雨によって磨り減り、苔むして、通行が禁止されている。天台宗のお寺なので護摩を焚くせいか、本堂が薄暗い。その奥に十一面観音が安置されていた。平日なので、いろんなお寺を回ることができた。よく歩いた一日だった。

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杉本寺の苔生した階段

Kamakura001
サザンカ

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2008.11.11

孔雀草

Kujakusou

や~さしい野菊
う~すむらさきよ
なんて口ずさんで
近寄ってみたら
クジャク草だった

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2008.11.10

すぐ書ける五行歌

Hyousi_2『すぐ書ける五行歌』というタイトルの、草壁焔太先生の五行歌入門書が非常におもしろい。今年の9月30日。市井社から発売されたばかりだから、いちばん新鮮な内容が盛り込まれている。(180頁、1,100円+税)

五行歌を発想したときのことや、いろんな五行歌のサンプルが見られるので、五行歌というものがどういうものか理解しやすい。

また、「五行歌のコツ」というコラムがあって、①長くなりすぎる、②短歌調が抜けない、③文章のようになる、④書けないときは、⑤五行目の決め方、⑥勉強のしかた、⑦人のものがよく見えて!、⑧感性教育はできるか、などについて分かりやすい回答が添えられている。

その他、歌会の楽しさなどにも触れている。以前の『五行歌入門』も、古代歌謡の分析から始まり、五七調の短歌批判など、痛快であるが。こんどの本は、話し言葉や呼吸についてさらに新しい考えが盛り込まれている。

この本には、また、新しい五行歌の定義が載っている。ぜひ読んで、たくさんの人が気軽に五行歌を書いてもらえるようになるといいなと思う。

新々・五行歌五則 [平成二十年九月制定〕

一、五行歌は、和歌と古代歌謡に基づいて新たに創られた新形式の短詩である。
一、作品は五行からなる。例外として、四行、六行も、稀に認める。
一、一行は一句を意味する。改行は言葉の区切り、または息の区切りで行う。
一、字数に制約は設けないが、作品に詩歌らしい感じをもたせること。
一、内容などに制約は設けない。

Hyousi2jpg_2こちらは、もう少し五行歌の理論的な裏づけについて知りたい人向きのもの。字数の制約のない、口語の自由な表現を目指した五行歌がどのようにして生まれたかが詳しく書かれている。思いの表現はほんらい自由だった。それを歌らしくしようとしたのが五行歌である。

歌会の進め方なども書かれている。五行歌では原則として添削をしない。添削をしたら、もう作者の歌ではなくなってしまうからだ。こちらも市井社刊(237頁、1,800円+税)。

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2008.11.09

蕎麦「くぬぎ」

前から聞いていた手打ちそばの店「檪(くぬぎ)」に行ってみた。小田急のよみうりランド駅から行くらしいが、かなり道が分かりにくいと聞いていたので、電話をして確かめた。住所は麻生区多摩美で、山に向かう道のいちばん奥の突き当たりにあり、外見はふつうの住宅と区別がつかない。よくこんな場所に店を構えたものだと思う。

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店に入ると、しつらえがなかなかいい。ウッディーな感じで落ち着く。京子は刻み鴨せいろ、わたしは野菜天ぷらせいろを注文した。そばは細めで、香りがいい。ちょっと量が少ないが、もう少し欲しいというぐらいがちょうどいいのだろう。ここも、また来てみたい店になった。行く前に、やっているかどうか電話で確認したほうがいいようだ。予約もできるらしい。電話:044-969-5442、定休日:火、水。

Kunugi03 Kunugi02

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2008.11.08

ナイトバザール

夕方になって、だいぶ冷えてきた。一度うちに帰ってから、自転車で登戸東通り商店街の「わくわくナイトバザール」に行った。東屋米店の前では、例に寄っていろんなバンドが演奏をしていた。まずは、いつものハヤシライスを買って食べた。よく煮込んであってうまい。

Waku006

P1090294

酒屋であぶらあげ、ケーキやでシュークリームを買った。JAセレサ川崎(農協)の前では、和太鼓が景気のいい音をたてていた。和太鼓のあとは「越中おわら風の盆」の舞が披露された。踊り手は海老名から来たというが、富山県出身の人が多く、その人たちが「風の盆」の踊りを継承しているのだそうだ。踊りはやがて街へ繰り出して行った。

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Waku010

向ヶ丘遊園駅北口の高層ビルの一階では、きのう東急のスーパーマーケットが営業を始めた。ダイエーや周囲のスーパーも特別セールをぶつけている。この不況のなか、小売業界の競争がますます激しくなる。そでも商店街のこうした催し物は衰退を食い止める要になるだろう。

Waku008

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石蕗の花

Tsuwabuki
ツワブキの花、キク科の常緑多年草

濃緑色の
丸く厚い葉がてかり
あっけないほど素朴な
石蕗の黄花が
微笑んでいる

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2008.11.07

ひよどり

Hiyodori1

Hiyodori2

やかましく
いじわるな
ヒヨドリも
こうして見ると
それほどワルじゃない

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2008.11.06

作品53

No53

妻のフラワー・アレンジメント、作品53。"Automne mariage"

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オバマ氏勝利!

Obama_2アメリカの大統領選は長い、本当に長い。半年以上かけて、いや実質的には1年以上かけて、候補者たちが徹底的に議論を重ね、それぞれのビジョンの是非を問う。それから州ごとに選挙人を選び、本選挙をおこなう。小渕さんが亡くなったあと、「ここにいる森さんでいいんじゃないの」なんて密室で決まった日本の首相とは訳が違う。

オバマ候補は、ケニヤの黒人留学生とアメリカの白人女性との混血と聞く。わたしはアメリカに一年いたことがあるが、白人と黒人の差別はしょっちゅう見ていたから、たとえ40年ちかく経った今でも、有色人種が大統領になるなどということは大変な事件だと想像がつく。

著しい貧富の差、経済危機、エネルギー危機、地球温暖化など、山積する問題について、もう白人だけの力ではどうにもならないところへ来ているのだろう。それよりも、白人とか有色人種とかを超えた優れた指導者を選び、アメリカの再生を祈る人たちが多いということなのだろう。世界がオバマ大統領の誕生に好意的なのはよいことだと思う。

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2008.11.05

サフラン

Safran1_2

庭に
紫色の花が
ポツンポツン
落ちている
サフランだった

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大腸内視鏡検査

中野島の藤田クリニックで大腸の内視鏡検査を受けた。朝食を抜き、8時から10時まで2時間かけてニフレックという腸内洗浄剤を2リットル飲む。トイレに7、8回通って、お腹を空にする。昼ごろクリニックに行き、後ろ穴あきの使い捨てパンツを履く。腕に点滴を受けながら、左下横臥位になって、その時を待つ。

例の妙な感覚でカメラが肛門に挿入される。おととし初めて検査を受けたときに比べ、今回は何度かお腹が痛くなるところがあった。しかし、先生の腕はあざやかだ。軽々とカメラは回盲部(盲腸と小腸の境)に到り、そこからゆっくり戻りながら異常がないかチェックしてゆく。ときどき写真も撮る。お腹を掻き回された感じが残ったが、やがて検査は終了。トイレに行ってガスを出すと、スキッとした。先生の診断では、異常なしとのこと。安心した。しばらくお腹が痛かったが、これぐらいはがまんしよう。

内視鏡検査
まな板の鯉
お腹の中を
蹂躙されて
蘇生する

大腸の写真
きれいな襞
赤い毛細血管
少し痛かったが
感謝、感謝

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2008.11.04

赤パンツ

ときわ教会の葬儀のあと、巣鴨のお地蔵様に行った。ずいぶん久しぶりである。歩道と車道の段差がなくなり、道が広く歩きやすい。もっとも、きょうは祝日なので歩行者天国になっている。まずは高岩寺に行って、お地蔵様をお参りした。

もう暗くなっているのに、境内の洗い観音には長い列ができて、先頭の人たちが一生懸命タオルで観音様のからだを洗っていた。ひざが痛い人は観音様のひざを、腕が痛い人は腕を、胸に病がある人は胸をこすっている。むかしは亀の子だわしで洗っていたが、観音様の磨り減りようが早いので、二十年ぐらい前から、タオルになった。

Sugamo2

それから洋品店を見て歩いた。京子は赤いパンツが欲しいという。そう思って見渡すと、どこの洋品店でも赤パンツのコーナーがある。というより、赤パンツだらけである。昔から、腰巻や褌(ふんどし)は赤が使われたから、赤い色の下着をつけるのが健康にいい、というらしい。説明文を見ると、なんでも赤色が臍下丹田を刺激し、血行をよくし、疲労回復、肩こり、冷え性、ストレスなどに効くと書いてある。もちろん、パンツだけでなくシャツやインナーもある。男物もあるので、わたしもブリーフを買ってしまった。

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赤パンツのコーナー

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赤の魔法、だってさ!

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2008.11.03

ときわ教会

文化の日は晴れが多いのだが、きょうは一日中どんよりした天気だった。義兄の父親がおととい94歳で亡くなり、きょう「巣鴨ときわ教会」で葬儀が行われた。キリスト教の葬儀には何度か出席しているが、すっきりしていていい。知人はだれでも自由に参加できる雰囲気がある。

Kyokai001_2賛美歌をうたい、牧師が聖書を読み、故人の人生をていねいに振り返る。友人、知人、喪主が心のこもった挨拶をし、参列者が花をたむけて終わる。日本語訳の聖書が分かりにくい感じがするが、それでも仏教のお経よりはよく分かる。

あまり重々しい儀式っぽいところがないのもキリスト教の葬儀のいいところだ。葬儀のなかで甥がピアノを弾いた。ビートルズの "IMAGINE"の弾き語りだ。家族みんなが好きな歌なのだそうだ。仏式の葬儀ではこうはいかない。

落合の火葬場にもお供した。20年ほど前に行ったことがあるが、今はすっかりリニューアルされている。キリスト教では、お骨も一人ずつ箸でつかんで骨壷に入れる。二人でひとつのお骨を持つ仏教のやり方はとらない。参列者には図書カードと挨拶状を配られたが、心のこもったいい葬儀だった。一般の葬儀は何百万もかかるが、儀式だけりっぱという感じがしてしまう。

故人は実直な人で、94歳で神に召されたのだから、大往生というべきだろう。奥さまが花に埋もれたご主人に"I love you." と声をかけて微笑んでいたのが印象的だった。

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2008.11.02

ジョウビタキ飛来

一習慣ぐらい前から、うちの周りでジョウビタキの鳴き声がしている。実際、何度かオスのジョウビタキを確認している。ヒッカタカタカタ、ヒッカタカタカタ、という独特の鳴き声をする。ジョウビタキは渡り鳥で、10月下旬に日本に来て、翌年4月下旬ごろ北へ帰る。

Joubi2

Joubi1
ジョウビタキ♂

きょうの午後2時ごろ、近くのアンテナに止まっているところを撮影することができた。背中の模様は映っていないが、茶色の胸と銀色の頭がきれいに撮れた。そのあと、メスもいないだろうかと思って自転車で走り回ったが、見つからなかった。まだ、葉っぱが多く、野鳥は発見しにくい。

ちなみにジョウビタキの名前の由来は、ジョウが将、ビタキが火焚きである。頭が銀色で大将のようだから。ヒッカタカタカタと鳴くが、カタカタカタの部分が火打ち石の音に似ているから。こんどは、黒地に白い紋がついている背中のほうを撮ってみよう。

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2008.11.01

木枯らし一号

きょう
木枯らし一号が
吹いた
秋が
武者震いした

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紅葉(3)上高地

ロープウェイで山を降りてから昼食をとり、バスは上高地に向かった。マイカーは上高地に入れないので、車で来た人は下のほうで低公害のシャトルバスに乗り換えなければならない。ツアーのバスはそのまま乗り入れることができるからありがたい。焼岳の麓、大正池から1時間半ぐらいかけて、梓川沿いを河童橋まで歩く。上高地の景色を目にすることは多いが、実際に歩くのは初めてだ。

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大正池

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焼岳

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木道

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梓川沿いの景色

きのう雨が降ったので木道は場所によって滑りやすかったが、それだけマイナスイオンが余分にあるような気がしてくる。白樺やクマザサの間を歩くのは楽しい。ときどき、野鳥の鳴き声が聴こえる。ウグイス、シジュウカラなどのほかに、知らない鳥も混じっている。カワラガラスやキバシリ、ヒガラ、ゴジュウカラらしきものを観察した。空が曇ってきて、写真を撮るには光が弱くなってしまった。河童橋に着いたころは、軽く風花が舞った。

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河童橋

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梓川沿いの散策路

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