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2008.08.19

古傷が顔を出す

最近、坐骨神経痛の患者さんが多い。直接的には椎間板ヘルニアがあったり、腰椎の変位、古い事故などが原因になっていることが多い。間接的には、からだの疲労と冷えが原因となっていると考えられる。

夏の冷えといえば冷房である。今年のように暑いと、どうしても冷房を入れる機会が多くなる。汗をかいたあと急に冷やすと筋肉は硬くなる。夜通しクーラーをつけて寝たら冷えて血行が悪くなり、坐骨神経痛になったりする。また筋肉は暑さに弱く、疲労しやすい。

それから、古傷が顔を出すことも少なくない。打ち身や捻挫をしても、若いときはすぐ痛みが取れる。それは傷が早くなおる場合もあるが、周囲の軟部組織がその傷を補って働いてくれるからだ。ところが、年をとるにつれて、からだ全体の筋肉が弱ってくる。そのとき、まず古傷が顔を出すのである。

わたし自身、21歳のときに交通事故に遭って背中を強打した。1ヶ月ぐらいあちこち痛んだが、病院にも行かなかった。その後、長いあいだ痛みを忘れていた。それが45歳ぐらいになってからときどき疼くようになった。長時間、車の運転をしたりしていると背中が重苦しくなるのである。姿勢を注意したり、鍼や灸をしてもらって、だましだましやり過ごしているが、強い衝撃を受けたところはなかなか頑固である。

きょうみえた60代の男性も坐骨神経痛だった。先週の治療で足の痛みはほとんど取れたが、右足のスネと甲に違和感があるという。よく話を聞いてみると、若いときスキーで転んで右股関節を傷め、右足首を捻挫したことがあるという。何十年もたっているのに、古傷が顔を出したのだ。交通事故などは完治しにくいが、捻挫などは鍼灸とカウンターストレインでよく治る。次回はこの男性の捻挫を整復しよう。

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コメント

やっぱり冷えは良くないのですね。
私も9月近くになると腰痛が悪化しますが
やっぱり冷えだと思います。内外から冷やしますからね。
昨日のトレーニングではスクワットはやめました。
rippleさんも、40年近く経った古傷はまだ治って
いないのですね。コワイものですね。

投稿: ミモザ | 2008.08.20 17:18

★ミモザさん、
病気の原因はさまざまですが、痛みの多くは
冷えと疲労が間接的な原因となっています。
冷えも疲労も血行を悪くするからですね。
冷房はこわいですね、床のほうばかり冷えて。
ま、まったく健康な人はまれです。(^-^)
こまめに手入れをしながらやっていきましょう。

投稿: ripple | 2008.08.20 22:09

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