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2008.08.04

セミとアリ

イソップ寓話に『アリとキリギリス』という有名な話がある。夏、アリたちは一生懸命はたらいて冬の食料を蓄える。キリギリスは歌をうたって遊んでばかりいる。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物に困り、アリたちに食べ物を分けてもらおうとする。だが、「夏には歌ってたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られる。

これは、いざという時に供えて準備を怠るなという教訓である。最近の本では、それでは残酷だといって、アリが食べ物を与え、キリギリスは歌をうたって礼をする、という内容になっているらしい。他にも、冬になったらキリギリスはコンサートを開き、アリから入場料として食べ物をもらうとか、アリは働き過ぎて過労死する、なんていうのもある。

この話の原題は『セミとアリ』だったそうだ。セミは暖かいところに住み、地中海沿岸を除くヨーロッパではあまり馴染みがない昆虫だ。そこで、ギリシアからアルプス以北に伝えられる途中で、キリギリスに変えられたらしい。日本に伝わった寓話はアルプス以北からのものなので一般には『アリとキリギリス』となっている。

Arigisu  アリtoキリギリス ?


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