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2008.08.10

チベットの現実

きょうは午後、東中野のポレポレ坐にチベットの映画を見に行った。「チベットの歴史2」と「中国の労働キャンプ」で、前者はBBC製作の記録映画、後者はダラム・サラの亡命政府の秘蔵ビデオだ。ともに英語のナレーションだけだった。要訳のパンフレットをもらったが、「中国の労働キャンプ」は私が翻訳したものだ。

Tibet0

映画のあと、シンポジウムが行われた。チベットの映画を撮った監督、ラサで観光客のガイドをしている男性、チベットの民俗学を研究している女性、それにダラム・サラに長年住んでいる建築家の四人だ。マスコミには報道されない現地の様子を聞くのは貴重な機会だった。

Tibet1

ラサの街に僧侶の姿が見えなくなった。寺院の中に共産党の監視委員会ができて、すべてその許可なしに勝手なことができない。3月の暴動の際に殺された人は数百人におよび、死体はぜんぶ中国軍が運び去った。それは証拠を残さないためだ。チベットは長いあいだ独立国家であり、国際法的に中国のものだという主張に根拠はない。チベットには中国人の大規模な入植が行われている。逆に、チベット難民の数は増すばかり、などの話を聞いた。

Tibet3

帰りに、DVD「ヒマラヤを越える子供たち」とステッカー「オリンピックは終わりだ、チベットを解放せよ」を買い、少々献金をした。中国のチベット弾圧は想像以上にひどいようだ。

→受難と祈り―チベットを知るための夏

チベットを
侵略せずに
弾圧せずに
うまくやっていく
こともできたろうに


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コメント

先生の活動は数百万人の命を救う活動と思います。神聖な活動です。心より応援しています。
両者に武力の衝突の生じない、平和的な解決方法を望みます。

投稿: 10月のマルコ | 2008.08.11 15:24

★10月のマルコさん、
いつも丁寧なレスをありがとうございます。
オリンピックを見ていても、チベットの
ことが気がかりで仕方ありません。
共産党が搾取しては「語るに落ちる」ですね。
中国人一般でなく為政者の問題ですが。

投稿: ripple | 2008.08.11 16:59

今日は少し時間がもてましたので、イベント会場まで足を運んで展覧会を拝見してきました。残念ながら、映画上映日、イベント日のスケジュールは組めませんでしたが、本を二冊、購入しましたので、時間がある折り、ゆっくり拝見しようと思っています。

まだこれから21日以降4日に渡って後半のイベント及び映画上映会があるんですね。

投稿: 中谷京華 | 2008.08.19 22:03

★中谷京華さん、
チベット展に行かれたのですね。ありがとうございました。
わたしは金曜日に「チベット・チベット」という映画を
見に行く予定です。この映画は日本語のナレーションが
ついていていい映画だそうです。
独裁国家のもとで苦しんでいる人がたくさんいるのは
道義的に許されることではありませんね。

投稿: ripple | 2008.08.20 22:05

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