« 今夜の月 | トップページ | わすれな草 »

2008.03.12

八王子

従弟いとこの義母が脳卒中で亡くなった。78歳。きのう通夜が、今日は告別式が行われた。従弟といっても兄弟同然に育ったので二日とも出席した。住まいは八王子だが、葬儀の場所は高尾の一つ手前の「狭間」という駅から歩いて10分ぐらいのところだった。

祭壇は古めかしい神社造りではなく、すべて生花だけで奇麗に飾られていた。それも白菊や黄色の菊といった地味な花だけでなく、ガーベラ、バラ、ストック、トルコキキョウ、胡蝶蘭、カトレアなどが山のように飾られてお祝いのように華やかだった。

P1030919

通夜と告別式の司会をした葬儀社の女性も、礼を尽くして故人の経歴やエピソードなどをていねいに披露してくれて好感がもてた。キリスト教の葬儀では、故人の経歴をつまびらかにすることが多いが、仏式ではあまりそういうことをしないのだが。

八王子の葬祭場は混んでいた。つぎつぎに棺が運ばれて来る。人口が増えていることもあるが、高齢化社会の現実を目の当たりにしたような気がした。人はいつかは死ぬ、かならず死ぬ、だから一生を大切にしなければならない。いつも人の死にあたって感ずることを、あらためて感じた。

忌中払いは、きょう八王子のエルシーで行われた。うちのほうでは「清めの席」などというが、八王子ではみんなが「ざんばらい」とか言っていた。ところ変われば言葉変わるだ。故人を偲びつつ、美味しい料理をご馳走になった。けさ8時半に家を出て、帰ってきたのは午後5時を回っていた。ひとりの人間を送るのは大変だ。でも、二日間とも穏やかな天気でなによりだった。

« 今夜の月 | トップページ | わすれな草 »

コメント

葬儀は悲しいものですね、
人は生まれたからには何時か分かれるのは自然の摂理ですが、分かっていても悲しさは込み上げてきます、
沖縄の高齢者が元気なのは、戦争で失った若い人の、生命を代わりに生きているのだと、聞きなる程と思いました、
先生も今後先立たれた方の為にも、元気でいてください、
お母様のご冥福お祈りいたします、

投稿: 10月のマルコ | 2008.03.13 08:59

★10月のマルコさん、
誰しも、いつかはこういう日を迎えなければなりません。
執着が苦しみの原因であると分かっていても、悲しみが
襲ってきます。ポックリ逝けたのは、ある意味で、大往生
かもしれません。ただ、残された者たちはつらいですね。
その人だけでなく、みんないずれ死ぬのですが。

投稿: ripple | 2008.03.13 10:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今夜の月 | トップページ | わすれな草 »