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2008.02.18

plan B

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ネオンが侘しい

中野に「plan B」という小劇場がある。地下一階にあり、文字通りのアングラ劇場。30年ほど前に、ここへ田中泯の前衛的なダンスを見に行ったことがある。田中泯はまだ若く、エネルギッシュで舞台狭しと踊りまくった。そのからだの柔らかさに圧倒され、衝撃を受けたのを覚えている。「plan B」では落語や演奏会などもやっていたが、そのころ、ボードビリアンのマルセ太郎も形態模写などをやっていた。

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地下室への階段

きのうの日曜日、午後3時から、ここで「スクリーンとなったマルセ太郎の独演会」と題して、故マルセ太郎の「殺陣師段平たてしだんぺい」のビデオ鑑賞と、娘の梨花さんやゆかりのある人々のトークショーが行われた。「plan B」はまったく当時のままだった。マルセさんが亡くなってまる七年を過ぎても「マルセ中毒」の患者は多く、劇場は超満員だった。梨花さんは父の思い出話をしていたが、「いつも弱者の立場に立っていた」というのが印象に残っている。田中泯さんは、「マルセさんは絶対愚痴を言わない、言い訳をしない」人だったと回想していた。

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左は梨花さん、右は田中泯さん

休憩のときには、お菓子や漬物、みかん、煮物、豚汁などが出され、七回忌の宴会のようになった。田中泯さんたちが山梨県でつくっている農作物も売られており、小麦粉、黒大豆味噌、みんじゃが、古代米、赤米、などをみやげに買った。

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桃花村の農産物

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コメント

絶対愚痴を言わない、言い訳をしない。
確信を持った、岩の様なひとだったのですね、人には優しく、自身には厳しい人でしょうね、人生の師ですね、

投稿: 10月のマルコ | 2008.02.18 11:46

★10月のマルコさん、
マイナーな芸人なのでレンタルビデオがないかも
しれませんが、泥の河、生きる、息子、街の灯、
殺陣師段平など、映画や浅草喜劇の裏話などを、
からだを使って表現してしまう天才です。
権力には堂々と立ち向かっていました。

投稿: ripple | 2008.02.18 17:17

おはようございます!
ripple さんもマルセ中毒患者のお一人なんですね。
そんな素晴らしかった方の「人となり」を感じてみたいです。
この小劇場もずっと維持していって欲しいですね。
桃花村の農産物は私の大好きなものばかり。
行っていたら絶対買ってました(^_^)/

投稿: ミモザ | 2008.02.19 07:52

★ミモザさん、
毎年たのしみにしているミモザの木が剪定されて、
丸坊主になっていました。今年はあまり花がつかない
だろうと思うと、ちょっとつらい。よその庭の木
ですが、残念です。

マルセ太郎さんとの6年ぐらいのお付き合いは、
とても貴重な時間でした。本当の芸人というのは
ああいう人のことをいうのだと思います。
田中泯さんは「たそがれ清兵衛」に出演しています。

投稿: ripple | 2008.02.19 09:06

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