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2008.01.23

富弘・みつを展

Tomihiro2雪が降っていたが、午後には止むというので、京子と有楽町の東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」に行った。そこで『花の詩画と書の世界、星野富弘・相田みつを』という美術展が開かれており、その招待券をいただいたからだ。

相田みつをの書はいろんなところで見かけるが、子供が書きなぐったような、わざと下手くそに書いたような、けっこう癖のある書体で、わたしはあまり好きではない。文章の内容について言えば、なるほどと思わせるようなものもあるが、教訓じみているものもが多く、その辺が好きになれない理由かもしれない。

Tomihiro1そこへいくと、星野富弘の絵と詩は文句なしに素晴らしい。わたしは昔からのファンで、治療室には4冊の画集を置いてある。体操の事故で首の骨を折ってから四肢付随になり、口に筆を咥えて描いた絵や文字は、文字通り、星野氏の血と汗の結晶といってもいい。一枚の絵を仕上げるのに、一週間も二週間もかかるという。その作品が人の心を揺さぶるのだ。

以前は濃い色で輪郭を描いて色を塗っていたが、今回は薄い色で線描きして淡い色で色づけしているものが多かった。そのぶん、絵が上品になったように思う。文字も熟練してきたためか、味わいが出てきた。星野さん自身が語るビデオも見た。白髪が増えてきたが、相変わらず柔和な表情で、いい歳の取り方をしているなと思った。

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コメント

【みつを】は、営業職が読んではいけない書と言われてました。
営業職は心に牙を持たねばならず・・・
癒し系に癒されてはいけない・・・

なんか現実的な話ですが、僕もそう思います。

一生、営業職ですから(笑)

投稿: ハイドフェルド | 2008.01.23 23:32

★ハイドフェルドさん、
営業職はその専門分野以外に幅広い雑学的
知識を持っていると有利なので、読んでも
いいのではないでしょうか。

うちの叔母で生命保険の外交をやっていた
人がいます。犬の話題、植木の話題などで
知り合いになり、何度目かに「あんた、ど
んな仕事してるの?」と訊かれ、それから
保険の話をするといっていました。

投稿: ripple | 2008.01.24 09:27

書と、詩、そして絵、どれも素晴らしいですね、心を豊かにしてくれます、生活に潤いをもたらしてくれると思います、先生の治療室にも絵や、花を飾っていることでしょうね、

投稿: 10月のマルコ | 2008.01.24 18:28

★マルコさん、
思ったよりもすてきな美術館でした。
先日は与勇輝展で人形を観賞したし、
新年早々けっこう文化的な日々でした。

投稿: ripple | 2008.01.24 22:33

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