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2007.10.31

ジョウビタキ

小春日和、朝、床屋さんに行った。きょうは中野島駅前の「ヒロ」。親戚なので、いろんなおしゃべりをした。髪の毛を切ってさっぱり。そのあと、となりのケーキ屋さんでハロウインのかぼちゃケーキとバケットを買った。それで卵サンドをつくり、お昼を食べた。

朝から、外でジョウビタキの声がする。ヒッヒッとなつかしい鳴き声がする。もう1週間以上も前から鳴いている。京子は何度か姿を見ているが、わたしはまだだった。そうしたら「ジョウビタキがいるわよ」と庭から京子のささやき。となりの家のケーブルにジョウビタキのオスが止まっていた。

そこで、カメラを持って外に出て、初ジョウビをパシャリ! 羽の紋ははっきり撮れなかったが、満足、満足。いつもはメスが来るのだが、ことしはオスが最初に来た。メスも目が愛くるしくて、かわいいのだが。

Jobitaki1
ジョウビタキ♂

Jobitaki2

Jobitaki3

Jobitaki4

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2007.10.30

口ばんそうこう

Kuchiban1

これはわたしの寝姿である。布団と掛け布団の幅が狭いが、久しぶりに描いた絵にしてはまあまあだと思う。妻は右となりに寝ているがカットさせてもらった。一緒の布団ではない。枕はパイマー枕といって、プラスチックのパイプが詰まった枕をしている。これは通気性がよく、形も高さも変えられるので、もう20年ぐらい愛用している。敷布団は羊毛で、掛け布団は羽毛布団である。黄色っぽいのはパジャマ、首に巻いているのは、このあいだ買ったタイシルクのマフラー。

問題は口のところである。口を斜めにふさいでいるのはバンドエイドタイプの絆創膏である。バンドエイドは糊がつよいのと、伸縮性がありすぎるので、わたしは生協の傷絆創膏をつかっている。それでも糊が少しつよいので、指に2、3度貼り付けて、糊を弱くして貼る。ガーゼのところに薬の塗ってないやつである。これをわれわれは「口ばんそうこう」と呼んでいるが、もう10年以上続けている。

口をふさいでしまうと、とうぜん鼻で呼吸を行うことになる。これが重要なのである。「陽気堂はり治療室」のホームページのメニューから「健康メモ」をクリックすれば「口絆創膏で、のどすっきり」という項目があるから、そこを読んでいただくと分かるが、ここにその説明をコピーしておこう。

1.のどの弱い方に朗報です。のどを守る、安くて、手軽で、効果的な方法があります。
  それはちょっと変わった方法ですが、口を絆創膏でふさいで眠るのです。私たちも
  3年ぐらい続けていますが、のどがいがらっぽくなることは、ほとんどなくなりました。
  風邪の予防にもなりますので、ぜひ、お試しください。

2.口をそっと閉じて、上唇の上と下唇の下をつなぐように絆創膏を貼ります。
  すこし斜めに貼ると、うまく貼れます。息苦しくはなりません。
  絆創膏といっても、ほんとの絆創膏では唇にくっついてしまうので、バンドエイドの
  ようなものがよいでしょう。ガーゼの部分があるので唇につきません。ガーゼに薬
  がついていない、のりの弱いタイプを探してみてください。
  口をあまり強く閉じないようにして貼るのがコツです。

3.口をふさぐと必然的に空気が鼻を通って温められ、適度にしめりけが与えられ、
  ほこりや雑菌が取り除かれます。すると、のどが冷えず、乾かず、ほこりや雑菌が
  つくことがないので、いがらっぽくなりません。

4.これは耳鼻咽喉科の医師で、同時にオペラ歌手でもあるという、広島大学学長の
  原田康夫先生のアイデアです。学長はなんと25年あまり、一日も欠かさず、この
  方法を実践しているそうです。

Kuchibanこれを書いたのは10年ぐらい前だから、原田先生は30年以上、口ばんそうこうを実行されておられることになる。冬になると空気が乾燥するので、患者さんのこの口絆創膏をよくすすめる。しかし、実際に実行してくれるのは100人に数人しかいないのが残念である。こんな安価な簡単な方法で風邪を防げるのだから、やってくれればいいのに。

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2007.10.29

ボストン優勝

Bostonワールドシリーズはボストン・レッドソックスがコロラド・ロッキーズに4連勝してあっけなく優勝してしまった。大金を払って獲得した松坂大輔も、けっきょくは帳尻を合わせることができた。それにしても中継ぎの岡島の活躍は予想外だった。失点なしの試合をいくつ続けただろうか。来期は大幅な年俸アップが見込まれる。メッツから移籍したロッキーズの松井稼頭央も水を得た魚のように活躍をした。

日本選手がワールドシリーズに出ることなど数年前なら想像だにしなかったが、それがいま現実になっている。野茂が道を開き、佐々木や伊良部が続き、野手としてイチローや田口がその可能性をひろげていった。プロ野球に関するかぎり、国際化はみごとに実現したといえよう。

学生時代、ボストンに一週間ぐらいいたことがある。ハーバードやMITの友達の寮に止めてもらったり、臨時のアルバイトで一日で4万円ぐらい稼いだこともある。それから、絵のない看板の映画館に入ったら、それが成人映画の3本立てで、しかもボカシもカットもなく丸出しで、ひどく疲れたのを思い出す。テレビでは乳首も出さないのに、成人映画となるとずべて丸出しになる不思議な町だった。

ちょうどクリスマスで救世軍の楽隊と仲良くなり、その教会にいって子供の劇を見たのもなつかしい。キリスト誕生の劇である。授業でライシャワーの教科書を使ったので、ハーバードにいる先生に会いに行こうかとも思ったが、クリスマスなのでやめた。

友人の家に行ったら、日本人は魚が好きだろうというので、お母さんがタラのフライをご馳走してくれた。あの心遣いには感謝している。24日の夜はカトリックのミサに行き、25日はクリスマスなのでくつろいだ。クリスマスツリーの下にプレゼントを並べ、それを一つ一つみんなの前で開けてゆく。そして、いちいち感謝のキスをする。なかなかいい風景だった。街はすっかり雪化粧をしていた。

その昔、ボストンといえば、言わずと知れたボストンバッグの街だ。それしか知らなかった。それから学生時代の思い出がはいり、いまや日本人ダイリーガーの噂が流れるレッドソックスの街になった。世界との距離はどんどん小さくなっていく。

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2007.10.28

調布飛行場まつり

台風一過の雲ひとつない秋晴れ。ラジオで「調布飛行場まつり」というのをやっているというので行ってみた。われわれが着いたのは午後2時ごろだったので、催し物の大部分は終わっていたが、初めて見る調布飛行場の雰囲気を味わうことができた。

Hikoujo006

Hikoujo004

Hikoujo002

滑走路が800mしかないので小型機専用の飛行なので軽飛行機しかないが、いろんな機首が屋外に展示されていた。ヘリコプターもあった。抽選に当たった人が試乗飛行を楽しむことができるとかで、ひんぱんに飛行機が離着陸していた。風があるので飛行機は揺れているようだった。和太鼓の演奏なんかもやっていた。たくさんの模擬店は出ていた。だんご、チジミ、焼きそば、餃子などを食べた。

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体験飛行

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向こうは味の素スタジアム(FC東京対川崎、ときどき大歓声が上がる)

Hikoujo008
和太鼓の演奏(うしろは管制塔)

それから、ハンドランチ・グライダーをやっている広場に行った。京子の高校の同級生がやっていると聞いたからだ。主翼の長さが2mぐらいあるようなグライダーを空中になげ、それをラジコンで操縦する遊びである。少し風があったが、グライダーを40mぐらいの高さまで投げ、それからグライダーを旋回させたり宙返りさせたりする。かなりスピードもでるので、ダイナミックな動きが楽しめる。これも、始めたらやめられなくなるだろうな。向こうに見える「味の素スタジアム」からは、ときおり大歓声が上がっていた。

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ハンドランチ・ラジコン・グライダー

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片翼の端を持って40mぐらい投げ上げる

Hikoujo013
それからラジコンで操作する。宙返りもできる。

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2007.10.27

三日台風

Typha yahoo

きのう九州の南で発生した台風20号が、もうきょうの午後3時には房総半島に接近している。時速100kmのスピードで日本の東を駆け上ってゆき、あしたは北海道沖にいるという。なんとすばしこい台風だろう。いま、午後5時だが、雨風が強くなっている。今晩一荒れして、あしたは台風一過の秋晴れになりそうだ。

これも地球温暖化の表れだろう。海水の温度が高くて水蒸気が蒸発し、つよい上昇気流が台風を生んでいるらしい。とにかく被害の少ないことを祈る。

こんどの台風は
すばしっこかった
三日天下ならぬ
三日台風だった
なんて奴だ

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2007.10.26

生きかた上手

日野原重明さんの『生きかた上手』を読んだ。平易な日本語で語りかけるように書いてあるのでとても読みやすかった。小見出しは五行歌になりやすいので、先生のお話の一部を五行歌風にならべてみよう。

習慣に
早くから配慮した者は
おそらく
人生の
実りも大きい

きりのない
願望が
あなたを
しあわせから
遠ざける

食事
運動
仕事
睡眠を見直し、
今日から改める

失うことを
恐れるより
与えることで
喜びは
生まれる

音楽には
病む人の
心とからだを
癒す
力がある

ありがとう
のことばで
人生を
しめくくりたい
ものだ

悲しみも、苦しみも
そのさなかはつらい
けれど後になって
その人生における
意味がわかる

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2007.10.25

作品14

No14_2

妻のフラワーアレンジメント、作品14。
花嫁が手に持つブーケだそうだ。

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2007.10.24

鎌倉文学館

休みなので、秋の花でも見ようと鎌倉に出かけた。江ノ電の長谷駅で降りてまず光則寺に行った。やはり、予想したように花は少なかった。サザンカ、ホトトギス、スイフヨウなどがあるぐらいだった。それでも、お寺の奥さんからいろいろ話を聞くことができてよかった。お寺の孔雀も元気だった。30歳だという。

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トレニア

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トレニア、花はキンギョソウみたい。

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ホトトギス

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ホトトギス

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フジバカマ(白)

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ミコシグサ(げんのしょうこ、種がはじけたあと)

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シロホトトギス

Kousokuji004
シュウカイドウ

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テンニンソウ

つぎに鎌倉文学館に行った。光則寺からは歩いて15分ぐらいかかった。常設展のほかに中原中也展をやっていた。昔の作家の原稿を見ると、原稿用紙に万年筆で旧字体の漢字をひとつひとつ書いていった様子が伺え、ワープロとは思考回路が違うのではないかと思った。鎌倉文学館のばら園はいまが盛りであった。一見小さなばら園のようだったが、ずいぶん見ごたえがあった。

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鎌倉文学館(旧前田邸)

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アイコサマ

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それから、由比ガ浜に出て海風に当たった。通りがかりの人が京子に桜貝をくれたので、われわれも貝拾いをはじめた。遠くでウインドサーフィンをやっている。サーフィンをやるには波が小さすぎるようだ。海は大きいなあ。きょうはよく歩いた。

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ウインドサーフィン

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稲村ヶ崎、その先は江ノ島

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2007.10.23

ピラカンサ

Piyracantha

この花の名前を「ピラカンサス」と覚えていたが、電子辞書をひくと「ピラカンサ」しか載っていない。ラテン語で Pyracantha と書くらしい。和名を「トキワサンザシ」というそうだ。試みに、パソコンで「ぴらかんさすがきれい」と打ってみたら、「ピラカンサすが綺麗」と「ピラカンサスガ綺麗」としか変換されない。おかしいね。

日ごとに
赤みを増す
ピラカンサの実に
秋の深まりを
知る

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2007.10.22

松坂、勝ち投手

Cap_2大リーグもいよいよ大詰め。アメリカンリーグの覇者を決める試合は七戦目まで持ち込まれた。きょう、ボストン・レッドソックスの松坂大輔が登板し、5回を2失点に緒さえ、つづく岡島が2回を零封し、けっきょく11対3の大差で勝ち、アメリカンリーグの代表になった。もちろん、松坂は勝ち投手だ。

松坂大輔は鳴り物入りでレッドソックスに入団したが、ボールの大きさやストライクゾーンの微妙な違い、マウンドの硬さ、ことばの壁などにぶつかり、期待された結果を出せなかった。しかし、これでなんとか面目を躍如したといえるだろう。チームメイトとともにグランドではしゃぎ、シャンペンを掛けっこしていた。

ナショナルリーグの覇者はコロラド・ロッキーズで、セカンド松井稼頭央が大活躍している。これで、両リーグに日本人が入ってのワールドシリーズということになった。楽しみが増えた。

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野川、秋晴れ

きのうの日曜日のバードウォッチングの成果をきょうアップする。野川は岸辺の草が刈られていて、さっぱりしていた。風がなく暖かい日なので、たくさんの野鳥を観察することができた。神明橋のすぐ上流の木にはホシゴイが2羽休んでいた。ホシゴイはゴイサギの幼鳥である。一度だけ軽く飛翔しただけでまた木に戻り、居眠りをしている。夜行性の鳥だからしかたがない。

Hosigoi1
ホシゴイ (ゴイサギの幼鳥)

Hosigoi2

Hosigoi3
ホシゴイの飛翔

Hosigoi4

Hosigoi5
ホシゴイ

カワセミも2、3羽見つけた。お気に入りのぶらんこ枝に止っているところを撮れたのがうれしい。いつ見ても格好いい鳥である。

Ks1
カワセミ♀

Ks2

Ks4

セキレイも多く見られた。キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、それらの幼鳥もいた。キセキレイのホバリングや、セグロセキレイのけんかも見た。

Sekirei2
キセキレイ

Sekirei4
セグロセキレイ2羽

Sekirei1
セグロセキレイの幼鳥

コガモやマガモなど、冬鳥もいくつか見られた。ジョウビタキはまだ来ていないようだ。モズがときどき空気を引き裂くように鳴いて縄張りを誇示していた。久しぶりに、ヒヨドリの写真も載せておこう。神明橋から下をのぞくと、大きな鯉がたくさん集まってくる。ここからパンくずなどを投げる人がいるので、それを期待して集まってくるらしい。

Magamo
マガモ

Kogamo1
コガモ

Mozu1
モズ♀

Hiyo
ヒヨドリ

Carp
烏合の鯉

クイナ、カイツブリなどが居る場所は聞いたが、どちらも観 察できなかった。1時間は辛抱しなければチャンスは少ない。わたしはそんなに気が長くない。

Kosagi
コサギ

Akatombow
アカトンボ

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2007.10.21

ニュー・デリ

昼食は、ある人のブログで見た「ニュー・デリ」というインド人が経営するカレー店に行った。登戸新町のカリタス学園行きのバス停の前にある。ここは数年前、うどん屋として開店し、それから日本そばやになった。それが知らないうちに、カレー屋さんになっている。その名残りで、入口は和風の引き違い戸だ。

New_dehli

中は広く、座席は25人以上ある。眉間に赤い色を塗った愛想のいい主人がメニューをくれた。メニューはぜんぶ1000円以下で、飲み物も200円前後と安い。ふたりでAランチとBランチを注文した。驚いたことにナンはお替り自由とある。

ランチはさらにカレーの種類を選べて、京子はジャガイモとひよこ豆、わたしはエビカレーを注文した。飲み物はチャイとマンゴウ・ラッシー(ヨーグルト)を頼んだ。カレーはふつう味にしたが、それほど辛くはない。焼きたてナンは美味しくて、ふたりともミニサイズをお替りした。腹一杯である。

世田谷通りの「カーン」はちょっと高級だが、こちらの「ニュー・デリ」は、ぐっと庶民的な店である。これからも、いろんな味のカレーを食べてみたい。

きょうは、このあと野川にバードウォッチングに行ったが、その成果はあしたアップすることにしよう。

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2007.10.20

多摩区民祭

Anaba

きょうは多摩区民祭。天気に恵まれてよかった。生田緑地まで行けば、たくさんの店が出ているし、舞台もあって、歌や踊り、バンド、芝居、演武などをやっている。去年、行ったからそれは知っているが、昼休み中なので途中まで行ってみた。

のぼりとゆうえん隊が企画した「うわさの穴場商店街」に立ち寄った。焼き菓子のLisaさんの店でフレンチトースト、クッキーなどを買い、紅茶をごちそうになった。タイシルクの店では民族衣装っぽい綿の服とショール、絹のマフラーなどを買い、お香をもらった。武ちゃんのミミズハウスではサツマイモと小松菜を買った。

黒い服を着た人たちが大勢いたので何かと思ったら、ゴスペルの合唱があったらしい。ちょうど終わったところだった。ゆうえんたいの一人はもう7年もやっているという。「キリスト教徒でなくてもいいから入ってください」と誘われた。歌をうたうのはストレス発散になっていい。水曜の夜が練習日だというので行ってみたい気もする。どうしようかな。

帰りに茶舗「つるみ園」によって、わたしはクリームあんみつを、京子は葛餅を食べた。お茶がおいしい。季節の花、ホトトギスが生けてあった。それから近くの花屋さんに寄って、ミニシクラメンの赤を一鉢買った。ちょっと歩くと目が欲しがって、ついいろいろ買ってしまう。

→第30回多摩区民祭

→焼菓子工房LISA (通販可)

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チェジウ

Chejiu2
최지우 (崔志宇)

テレビで韓国人女優のチェジウを見た。あんまりかわいいので、ネットでフリーの壁紙を探してデスクトップに飾ってみた。チェジウは言わずと知れた「冬ソナ」のヒロインである。パソコンを開けるたびに微笑んでくれる。写真なのは分かっているが画面いっぱいにチェジウが映ると、なんとなくドキドキしてしまう。妻も公認である。

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2007.10.19

電波時計

最近は、結婚式の引き出物などにカタログギフト券を贈るところが多い。カタログを見て、その中から気に入ったものを選んで送ってもらうのだ。そうすると不用なものをもらったりしないで、自分が欲しいものを選べるので具合がいい。それだけ物が豊かになった証拠である。

Denpa先日、お葬式があったが、そのときの初七日の引き出物がこのカタログギフトだった。ファッション、インテリア、食器、かばん、電気製品、食品など、ありとあらゆるものが選べるようになっている。いろいろ迷ったが、実用的なものにしようとして、電波目覚まし時計に決めた。電波を受けて時報に合わせるらしく、ぜったい狂わないらしい。

返信はがきでなくインターネットで申し込むと景品がもらえるとかで、シャディのホームページを出して、そこから申し込んだ。

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2007.10.18

アジアのラテン

85m4_4治療室のビルのとなりに韓国炭火焼肉の店ができて、1年以上になるだろうか。となりとの境の道を夕方通ると、大きな陶製のつぼに火種が入れてあり、客が来ると七輪に小分けしてテーブルに運び、炭火焼きとなるらしい。看板にはホルモンなどの文字が見える。われわれはめったに肉を食べないから縁はない。

午後4時ごろになると、となりから怒鳴りあうような男女の声が聞こえてくる。韓国語だから意味は分からないが、まるで喧嘩をしているようだ。たぶん、日本語を知らない外国人が聞いたらやはり喧嘩をしているように聞こえるかもしれないが、韓国人の場合は一回りテンションが高いように思う。

むかしオステオパシー(整骨医学)の勉強をしているとき、その中に一人の韓国人がいた。先生によく質問するし、手技をカメラに収めたりして勉強熱心だった。しかし、それが高じて勉強の邪魔になることも少なくない。なんて図々しい奴だろう、なんて自分勝手な奴だろうと思った。そのぐらい自己主張をしないとやっていけない国なのだろうか。

マルセ太郎さんも在日ニ世で、個性がつよかった。日本人は暗いが韓国人はカラッとしているよ、よく言っていた。「アジアのラテン民族だな」、って。そういえば、となりの怒鳴り声はイタリアの下町の言葉のやりとりに似ているところがある。

けさ来た患者さんは、韓国はいちばん嫌いな国だったけど、「冬のソナタ」や「春のワルツ」などの韓国ドラマを見ているうちに大好きになった、と言っていた。儒教の国だから、古きよき日本を偲ばせるらしい。

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2007.10.17

不都合な真実

Futako
二子玉川駅から見た秋晴れの多摩川

アメリカの元ゴア副大統領にノーベル平和賞が与えられるという。そのきっかけとなったのが同氏製作の映画『『不都合な真実』らしい。地球温暖化の危機を訴える映画だそうだ。そこで、このDVDを借りてきて見た。映画はゴア氏の講演を主体にしたもので、その内容に従って映像が流れる。南極の氷が融けると海面が6mも上昇して大都市の大半が水に沈むとか、氷河が融けると川が干上がって水不足で多くの人が死ぬとか、恐ろしい話を説いていく。

二酸化炭素の排出量と気温の変化がきれいに比例し、ここ数年で過去何万年もの平均の二倍以上になったとか、グラフやデータを示しながら説いていく。温室効果ガスによって、南方の蚊や病害虫が北部にも侵入して疫病がはやる。砂漠化して飢餓が増える。台風やハリケーンが大型化し被害が甚大になる、等等。

最大二酸化炭素排出国のふたつは、アメリカと中国なのに、京都議定書に調印しなかった。石油産業などの圧力や、発展途上のエゴなどでうまくいかない。しかし問題は切羽つまっている。理論的には、このままでは地球が破滅するのは間違いない。できることをやっていくしかない。燃費のいい車に乗ろう、車はやめて自転車や公共交通機関を利用しよう、等等。

ゴア氏のノーベル平和賞獲得は民主党の力を強めるだろう。そうすれば、温暖化への対策が大きく進むかもしれない。

→不都合な真実

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2007.10.16

BOOK-OFF

きょうは一日中曇りで、冷たい風が吹いていた。秋の深まりを感じる。昼休みに、ブックオフに行って5冊ほど面白そうな本を買った。

船井幸雄著『エゴからエヴァへ』
平井信義著『もう少しのやさしさを』
同『わかってほしいの、おかあさん』
日野原重明著『生き方上手』
内山辰美著『上手な聞き方』

ぜんぶ105円。エゴからエヴァへは数年前にベストセラーになった本だが読む機会を逸したので買った。平井信義さんはファンだから。日野原さんの本も興味があるから、内山さんの本は聞き上手になりたいから。

前に書いたことがあるが、本ほど値段と内容が一致しないものはない。古本屋のワゴンのなかの100円の文庫本が人生を変えることもあるし、数千円の本でも内容が薄く、金を返せと言いたくなるようなものもある。もっとも、それは読者のセンサーによっても、さまざまだ。

きょうは
曇って
風が冷たい
冬へ近づく
秋の一日

演奏会
『多摩川吹奏楽団・第22回定期演奏会』
2007年11月4日(日) 、13:00 開場 13:30 開演
多摩市民館 大ホール、入場無料・全席自由

→楽団のホームページ

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2007.10.15

羽生のすごさ

きのうの夜のことだが、録画しておいたNHKの将棋早差し戦を見た。対戦者は羽生善治、王座・王将、と中川大輔七段で、解説は加藤一二三、九段だった。羽生は先手で新しい駒組みを研究してきたらしく、序盤ですでに加藤一二三に「わたしは年に3000局ぐらい将棋を見ていますが、こういう形は初めて見ます」と言わせていた。

Habu 定石をはずれた先手の駒組みは無理があったようで、だんだん後手の中川大輔が優勢になっていった。加藤が「ほとんど中川さんの勝ちですね」と言ったとき、羽生は9八角と攻防に角を打った。最後のがんばりである。加藤一二三は「あれ? あれ?」「えええええっ!」「ひゃあああ」と興奮して叫ぶ。中川の見落としもあって、数分後、羽生は中川を頓死に葬り去った。ほとんど、あっという間の出来事だった。加藤一二三も「NHK杯戦では、おそらく史上初めての大逆転でしょう」とおどろいていた。いい試合だった。

負けそうになっても試合を捨てない。短い時間内に最善の手を読みつづける。ひょうひょうとした顔で、黙々と手を進める。そして、ついに大逆転。対戦成績は、羽生が中川に対して11勝2敗となった。それにしても、投了してもおかしくない局面をがんばり、粘り勝ちした羽生はすごい。思わず拍手をしてしまった。

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2007.10.14

銀婚式

きょうは、われわれの結婚記念日。なんだかんだいってるうちに25年の月日が立ってしまった。基本的には、たがいに尊重しあっているのが「持っている」理由だろう。

結婚して
25年
人生の春が
まだ
続いている

けさ
妻は赤飯を炊いて
神仏に供えてくれた
ふたりで
手を合わせる

そりゃあ
いろいろあったけど
ほとんどが
楽しい思い出
となっている

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2007.10.13

仲良しクレーン

Cranes

高層ビルの
建設現場
一日の仕事が終わると
二台の大型クレーンが
いつも整列して止まる

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亀田父子の処分必至

時事通信のニュースを見ていたら、こんなタイトルの記事があった。

日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、東京・有明コロシアムで11日に行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦で、チャンピオンの内藤大助(宮田)に敗れた亀田大毅(協栄)が試合中に反則行為を繰り返した問題について、15日に倫理委員会を開いてビデオ検証することを決めた。これにより、亀田大と、セコンドを務めて反則を指示したとみられる父親の亀田史郎氏が処分を受けることが確実になった。

JBCの安河内剛事務局長は「重大な処分になるかもしれない」と話しており、亀田大はファイトマネーの没収か出場停止、史郎氏はセコンドライセンス停止といった厳罰を受ける可能性もある。反則指示で陣営の関係者が処分されるのは異例。

また、ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会も15日の理事会で協栄ジムに戒告などの処分を下す方針。同協会の北沢鈴春事務局長は「父親が急所を狙えと指示し、興毅がひじで目を打てと発言したのをビデオで確認した」と明言。金平会長は12日にJBCと同協会に謝罪している。 

処分は仕方ないだろうな。あんなことをやっていたらボクシングファンが離れていくから。わたしもボクシングが好きなので、本当にこのあいだは不愉快だった。プロレスなんかは演技が多いが、ボクシングは真剣勝負だ。そこにはルールがある。それを無視した喧嘩など見たくない。亀田の品性のなさのぶんだけ、内藤が男をあげた夜だった。

関連記事→内藤一夜明け怒り爆発!亀田家に謝罪要求

突進する
亀田弁慶
かわして突く
内藤牛若丸
品格の差

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2007.10.12

金木犀

Kinmokusei1

強烈な香りに
不意をつかれて
振り向くと
金木犀が
微笑んでいる

Kinmokusei4

甘い香りを
漂わせて
恋人たちを
いっそう近づける
金木犀の花

Ginmokusei1

こちらは
地味な銀木犀
でも
匂いは
じゅうぶん強烈

Ginmokusei2

そうよ
わたしは
リラの
仲間なの
ご存知?

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内藤vs亀田戦

ゆうべ、WBC世界チャンピオンの内藤大助と挑戦者亀田大毅のタイトル戦をテレビで見た。大毅のパンチ力は買っていたが、まだ14位の男がチャンピオンに勝てるわけがない。そんなことが起きてはならない。しかし、まさかということもある。そんな気持ちで試合を見始めた。

第一ラウンドはチャンピオンの一方的な攻めで、大毅はガード専門。これも作戦かと思ったが、ラウンドが進んでもこの関係はあまり変化しなかった。イノシシのように突進してくる亀田の頭を左手で押さえながら、内藤は変幻自在のパンチを打ち込む。亀田はカウンター狙いのようだったが、手が出ない。

Boxing終盤、いらだつ亀田は内藤のからだをレスリングのように何度か投げて減点3。けっきょく、大差で内藤が勝利した。試合後、両者が互いに讃えあうこともなく、亀田陣営はさっさと退散。スポーツマンシップのかけらもない。大毅は相手を小ばかにしたような態度をとるし、反則も多かった。見ていて醜い。記者会見でチャンピオン内藤をゴキブリ呼ばわりしていたが、大毅がゴキブリ以下であることが公然と証明された。(写真は、asahi.com)

スポーツは勝敗がつきものだが、負けてもきれいな試合をした者には拍手を送りたくなる。勝っても汚い試合だったら不愉快だ。亀田親子にはもっと品性というものを磨いてほしい。ま、今回負けて、少しはおとなしくなるだろう。

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2007.10.11

作品13

Kyoko

妻のフラワー・アレンジメント、作品13。
扇を広げた形につくるらしい。

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2007.10.10

秋の野川

定休日。客人を迎え、昼食を食べながら談笑した。梨、栗、それに野菜の天ぷら、日本そばでおもてなしをした。友の遠方より来たるあり、また楽しからずや、である。食休みをしてから、3人で野川に出かけた。

野川では、キセキレイ、セグロセキレイ、モズ、コガモ、カルガモ、カワセミ、コサギ、ヒヨドリ、シジュウカラなどを観察した。モズはおとといから家のほうでも姿を見ている。そろそろ冬鳥が飛来してくる頃だ。

Kisekirei2
キセキレイ

Seguro
セグロセキレイのジャンプ!(頬が黒い)

Kawa2
カワセミ

Kawa1
カワセミ

Kawa3
カワセミ(水に飛び込んだあとなので羽が黒っぽい)

Kawa4
カワセミ(ホバリングなどしたりして)

Mozu1

モズ♂(暗く遠かったが、パソコンで強引に修正した)

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2007.10.09

思ったままを五行に

思ったままを
口語で五行に綴れば
それが五行歌
季語も五七調も
ありません

高層ビルの
建設現場
一日の仕事が終わると
二台の大型クレーンが
いつも整列して止まる

ニガウリは
イグアナみたい
晩年は
黄色く朽ちて
真っ赤な種を吐く

愛も
憎しみも
関係は深い
どうにもならない
無関心

秋は
意外に
雨が多い
早くまた
あの高い空が見たい

習う前は
まっさらだ
だから
羽のように白い
と綴るのか

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おしろい花

オシロイバナはきれいな花だ。夕方咲き始めて翌朝まで咲いているので、昼間はあまり目立たないが、夕闇が迫るころこの群生をみると見事である。花の咲いている時期も長い。夏の初めから秋の終わりごろまで咲いているから、百日紅さるすべりの上をゆく。ピンクがふつうだが、白や斑入り、黄色など色も多彩である。

Oshiroibana

仕事帰りはもう薄暗くなっているが、駐車場に行く途中で毎日、黄色いオシロイバナを見ることができる。まだ、開きたてで畳まれていたときのスジが残っていたりするが、夕闇に光る黄色が美しい。メキシコ原産の帰化植物だそうだが、もうりっぱな和花である。

Osiroi1

Osiroi2

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2007.10.08

中野島神社

きのうは「中野まつり」を見たが、うちに帰ってから、近所の中野島神社に行った。中野島神社もお祭りだからだ。うちの氏神様ではないが、中野島からも患者さんがたくさんみえるので、その氏神様にお礼のお参りに行ったのだ。むかしは、10月10日の体育の日がお祭りだったが、数年前から10月の第2土日がお祭りになった。

Nakanosima2

神社では神楽殿で山本社中の本物の「おかぐら」が演じられていた。日本誕生の芝居らしいが、いろんな神様が出てきて話が難しいので、観客はまばらだった。境内に所狭しと出ている店のほうが人が多い。夕食用にお好み焼きと焼きそばを買った。

Nakanosima

しばらくすると、お神輿が入ってきた。中野島は農家の後継者も多く、青年部がしっかりしているのでお祭りは活気がある。女性の担ぎ手も混ざっていた。お祭り好きの「祭友会」の人が何人か混ざっている。これからは本格的な秋になる。

きょうは体育の日だが、あいにくと雨がぱらついてパッとしない天気だった。枡形神社にお参りをしたり、録画した番組を見たり、借りたDVD「歓びを音楽にのせて」という映画を見たりした。この映画はスエーデン映画で、形式的に生きるより自分に正直に生きようという話だった。歌が人生を変えることがある、そういうこともあるだろう。

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2007.10.07

中野まつり

先月と同じように新井薬師にお参りに行った。そして骨董品を見て回ったが、今回は何も買わなかった。帰りに中野サンプラザで人混みがしているので寄ってみたら、「中野まつり」というのをやっていた。ちょうど、中野駅のほうから神輿が三台やってきた。都会の神輿かつぎは交通整理がたいへんだ。

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半纏を着た人に、「神社はどこにあるのですか」と聞くと、知らないという。氏神様のお祭りではなく、区民の祭典でお神輿のパレードをしているそうだ。それにしては、担ぎ手の格好がきまっている。どうやら、祭り好きが集まって盛り上げているらしい。

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サンプラザ前の舞台では、かっぽれを踊りはじめた。道路を挟んだ向こうの公園にはたくさんの模擬店がでている。みんな地区のボランティアがやっているらしい。広場ではもうプログラムも最後らしく、みんなが円を組んで「花笠音頭」と「中野音頭」を踊りだした。小気味のよい太鼓の響きが見物人の心をもうきうきさせていた。

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2007.10.06

10月号投稿歌

過去は過ぎ去り
未来はまだ来ない
あるのは
ただ
大いなる「いま」

なにげないことを
幸せに思える
その心が
その人を
より幸せにする

つらさ
悲しさ
苦しさが
しあわせを
濃縮する

すだく
虫の音に
闇の
奥行きを
知る

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コスモス

Kosmos

Kosmos2

花屋さんでコスモスを6鉢買って、玄関のわきに地植えした。種を蒔けばいいものを、忘れてしまい、咲いた花に魅せられて買ってしまった。いろんな色があってきれいである。このときスコップを使い、短い時間だがしゃがんで作業したため腰が痛くなった。妻に鍼をしてもらったり、湿布を貼ってもらったりして、だいぶよくなった。面目ない。

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2007.10.05

ラベンダー姉妹

ゆうべBS2でたまたま、『ラヴェンダーの咲く庭で』というイギリス映画をみた。原題は ”LADIES IN LAVENDER” というから、ラベンダー色の服を着た淑女たち、ラベンダーの花に囲まれて暮らす老姉妹、そんな意味だろう。もう少し穿ってみれば、ラベンダーは薄紫色だから、たそがれ色の女たちという意味にも取れそうである。

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海辺に暮らす姉妹が、ある嵐の翌日、海岸に青年が打ち上げられているのを見つける。青年は異国の人で英語がよく分からない。医者に見せたあと、ふたりは甲斐甲斐しく青年の面倒をみる。結婚していた姉は冷静だが、ずっと独身だった妹は、親子ほど年の離れた青年に恋心を抱くようになる。その心の乱れがていねいに描かれてゆく。

青年はバイオリンの名手で、休暇で海辺に来ていたオルガという若いドイツ人女性と知り合う。そのオルガの兄がオーケストラの指揮者で、ロンドンに来た。そこで、二人はロンドンに行ってしまう。ロンドンからの手紙を受け取った姉妹は、演奏会に向かう。

第二次大戦直前のイギリス、のどかな田園風景、突如舞い込んだ外国人、心ときめく夏の日。見終わったあと、なんともいえぬほのぼのとした気分になる大人の映画だ。この映画も、できたら映画館で見てみたい。

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2007.10.04

腹にひびく

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けさの読売新聞、田園都市版に、わたしの五行歌が掲載された。
このところボツが多かったので、とても嬉しい。

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2007.10.03

ニュー・シネマ・パラダイス

Cinemaレンタルビデオ屋で『ニュー・シネマ・パラダイス』という映画を借りてきて見た。題名は知っていたが、いろんな映画のオムニバスのようなものだろうと勝手に思っていて、いままで見ていなかった。たまたまmixiの知人の日記にこの映画のことが触れられていたので、どんな映画だか見てみたのである。

いろんな賞を取っているだけあって、この映画は想像した以上に面白かった。メイン舞台はシチリア島の小さな町の映画館、その名も『ニュー・シネマ・パラダイス』。映画好きの子供が、第二次大戦後の混乱した世の中を生き抜きながら、映写室のおじさんと仲良くなったり、恋をしたり、軍隊に入ったり、いろいろな経験を経ていく。映画の素晴らしさを訴えながら、大きな意味で、この映画も反戦映画のひとつではないかと思う。

監督はシチリア生まれのジュゼッペ・トルナトーレで、同監督の『マレーナ』は見たことがある。現在上映中の『題名のない子守唄』はまだ見ていない。この映画もおすすめらしい。

→ニューシネマパラダイス

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2007.10.02

リウマチ

慢性関節リウマチの患者さんがみえている。50代の女性だ。発病してから7年ぐらいたつ。手首に変形があり、いまは肘と足首に炎症がある。当初は鎮痛剤、抗リウマチ薬、ステロイド剤を使って治療をしていたが、ステロイドの副作用がこわいので、漢方薬を中心にした治療に変えているという。

リウマチは膠原病という広い範疇に入る病気の一種だし、一口にリウマチといっても、その症状や性質は多種多様である。したがってリウマチの診断は、いくつかの症状がセットになって現れたものをリウマチとする。アメリカには関節リウマチが多いので、日本でもその基準を適用している。その診断基準は7つある。

 (1)1時間以上続く朝のこわばり
 (2)3個所以上の関節の腫れ
 (3)手の関節(手首、指の第2関節)の腫れ
 (4)左右対称性の関節の腫れ
 (5)手のエックス線写真の異常所見
 (6)皮下結節
 (7)血液検査でリウマチ反応が陽性

このうち4項目以上満たせば関節リウマチと診断する。
ただし、(1)から(4)までは6週間以上持続するもの。

リウマチの患者さんは何人も治療したことがあるが、個人個人によって症状が違うし、なかなか手ごわいというのが実感である。総じてお灸がよく効く。膝や足首などが腫れて熱をもっている場合でも、小粒のお灸をすえると炎症が引くことが多い。だから基本的には肝臓や消化器系をつよめるために背中の鍼灸を行い、患部には小粒のお灸を根気よくすえてゆく。

現代医学では免疫抑制剤を使う傾向にあるが、鍼灸医学ではからだにお灸をして異種蛋白をつくり、むしろ免疫反応を活発にさせることになる。

よく患者さんに「どうしてこういう病気になるのでしょうね」と聞かれる。そんなときは「DNAになにかそういう因子が含まれているのでしょう」と答える。それと「なにごとにも感謝して通ると血行がよくなり、病気が改善してゆくようになると思います」などと言っている。

この世は魂の修行場だから、病気を通して魂を磨けということだろう。つよく反発しなければ、来世はもっと幸せに生まれてくることができる。現実を受け容れて、心を平静に保ち、病気をやり過ごすしかない、そんな気がしている。事実、リウマチが自然になおってしまうことも少なくないのである。

→リウマチ体操など

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2007.10.01

お葬式

きのうの日曜日は、28日に亡くなったかたのお通夜だった。午後4時に納棺、6時からお通夜。わたしは受付を任された。あいにくの雨で足下がわるかったが、故人や旦那さんの交友関係が広かったので通夜の客は多かった。250人以上みえたようだから、かなり大きな通夜である。陽気が寒いので、立ちっぱなしの受付はけっこう足が疲れた。

きょうは11時から告別式が始まった。きのうと同じように受付を担当したが、平日にもかかわらず会葬者は100人を超えた。お坊さんが「喝!」と引導を渡すと、故人との別れを認めざるをえない。そのうち雨が上がった。棺を霊柩車に載せるのをわたしも手伝ったが、一人の人生を運んでいるような気がした。ずっしりと重い。

津田山の火葬場で荼毘に付した。その間、あまり交流のなかった人たちと会話をした。故人のつくった社交場である。拾骨室は灰の匂いがして、数人が咳き込んでいた。目に見えない灰が空中に浮かんでいるためだろう。拾骨も、故人との別れのけじめを付ける重要な儀式だと思う。焼かれた骨を見れば、あきらめもつく。

自宅に戻って、初七日のお経を上げ、宴席が開かれた。そこもまた故人を偲んでの交流の場となった。わたしは酒は飲まず、ウーロン茶で通した。頭がクリアでいい。その後、お手伝いをした人たちが集まって「鉢洗い」を行い、すべての儀式が終了した。葬儀会館を使えば2時間足らずですむところだが、自宅でのていねいな葬儀もわるくない。故人が大切にされているように思えるからだ。だが、現代人は忙しくなる一方で、簡略化の方向は変わらないだろう。

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