« 重陽の節句 | トップページ | 不満と感謝 »

2007.09.10

担担麺

Tantan
担担麺の一例

録画しておいた番組で、グッチ裕三が担担麺のルーツをたずねて四川省を旅するというのを見た。四川省の首都成都には行かず、中国共産党の直轄都市である重慶に行った。重慶は大都市で高層ビルが林立している。中国の大都市はどこもそうだが、人や車でごちゃごちゃしており、空気も汚れていた。

グッチ裕三が「担担麺はありますか」と街の食堂を回るが、そんなものはどこにもない。それらしいものを頼んで食べてみるが、みんな違う。それにどれも恐ろしく辛い。唐辛子や山椒を山のように入れて、現地の人はそれを旨そうに食べている。汁も少なく、たれのようなものをかけて食べている。

そのむかし、成都に陳包包というあだ名の男がいて、天秤を担いでそばを売り歩いていたといわれる。「担担」は成都方言で天秤棒を意味するが、もともとは天秤棒の片側に七輪と鍋を、もう一方に麺や調味料などを吊して、かついで売り歩いた。鍋はまん中に仕切りがあり、片方には具を、片方にはスープを入れるようにしていた。暖かく、辛い麺を小鉢に入れて出したのが受けて流行したという。

重慶の街も坂道が多い。それで、天秤棒をかついで荷物を運ぶ運び屋という職業がある。物売りも天秤棒をかついで売り歩いている。だから天秤棒をかついで温かいそばを打っていたのが、担担麺の語源であって、特定のそばを指していたわけではないらしい。

日本の担担麺は、麻婆豆腐と同様に、四川省出身の料理人陳建民が日本人向けに改良した作り方を紹介して広まったと言わているようだ。汁なしのものも多い。ちなみに、坦坦麺と書くのは誤りで、パソコンの変換で坦々などが出てきてしまうので誤用されるようになったと思われる。

« 重陽の節句 | トップページ | 不満と感謝 »

コメント

担担麺の歴史、楽しく解説して頂き、有難うございます、所変われば、その土地で、名物がありますね、今上海で、日本のラーメンが人気です、豚骨、醤油、味噌、こってり系、あっさり系まで、人気です、
坦々面も、陳さんが始めて紹介したのですね、天津甘栗も中国本場では、日本の様に、本来石焼はありませんでしたが、日本の甘栗太郎が、始めた様です、観光地天津では、日本人が石焼甘栗を、注文するので、日本式焼き栗の逆輸出で、今では店が多いそうです、
そのうち、坦々面も、中国でヒットするかもしれませんね、

投稿: 10月のマルコ | 2007.09.10 13:38

担々麺だ~~い好きです。
ただ、あまりクセのない方が好きなので、本格的なやつは苦手かも・・

辛い物好きですが、汗が止まらなくなるので、1人の時、なるべく自宅のそば、自家用車必須です(爆)

投稿: ひでちゃん | 2007.09.10 17:28

★日本のラーメンも種類がたくさんありますからね。
目先が変わって受けるのか、ほんとに美味しくて
受けるのか、長続きするものが本物ですね。
担担麺もおそらくヒットするでしょうね。
四川省にはもうすでに似たものがあるでしょうが。

★ひでちゃん、
辛いのは苦手ですのであまり食べませんが、冬場など
フーフー言いながら食べるのはいいですね。温まって。
汗かきですか、ひょっとしてメタボでは。(^-^)

投稿: ripple | 2007.09.10 17:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 重陽の節句 | トップページ | 不満と感謝 »