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2007.05.04

子供にも広がる「五行歌」

きのうの読売新聞に載っていた記事だ。五行歌が着実に広まっていることが分かる。リンク切れになるおそれがあるので、ここに転載させてもらおう。

自分の思いを5行の言葉で表現する「五行歌」に挑戦する子供たちが増えている。国語などの授業に取り入れる学校が出てきたほか、町内会など地域ぐるみで取り組む試みも。俳句や短歌よりも平易で、子供の表現力を引き出せる点が魅力のようだ。

埼玉県川越市立高階(たかしな)中学校で3月下旬、「五行歌」が取り上げられた。1年生の国語の授業で、高橋由香里教諭が「卒業式や『春』をテーマにしてもいいし、ほかのことでもいいですよ」と呼びかけると、生徒たちは一斉に机に向かった。 新井有理(ゆうり)さんは、こんな歌を作った。

 桜がふわふわまいおりて
 新入生をむかえる春
 それはまるで
 桃色の雪が
 ふりそそいでいるようでした

一方、なかなか書けないでいた小船心之輔(しんのすけ)君は、その気持ちを歌にした。

 みんなががんばって書いているとき
 書けない自分が憎らしい
 アイデアが浮かばず
 時間が長く感じられるときは
 時計の針しか見ない

五行歌は、東京都在住の詩人、草壁焔太(えんた)さん(69)が考案した新しい詩の形。ルールは〈1〉5行に書く〈2〉1行は一息で読める長さで――の二つだけ。1994年に「五行歌の会」を結成、今では全国に支部ができ、愛好者は約3000人に増えた。

草壁さんによると、小・中学、高校の授業に五行歌を取り入れている教員は、全国に約20人いる。高階中の高橋教諭もその一人だ。 「季語や文字数制限のある俳句や短歌よりも書きやすいようで、生徒たちは短い言葉で自分の気持ちを鋭く表しています」と高橋教諭は話す。

五行歌の公募コンテストにも、多くの子供たちの作品が集まっている。熊本市では、東部地域の10町内会が2004年から公募コンテストを行っている。3回目の昨年は応募6355首のほとんどを、小・中学生、高校生の作品が占めた。

石川県白山市では、地元のライオンズクラブが02年度から、地域の小学生を対象に「こどもたちの五行歌大募集」を続けており、昨年度は778人、約2200首の応募があった。 こうした広がりを受け、五行歌の会は昨年度から各地で「子ども五行歌交流会」を始めている。

草壁さんは「子供に意見を述べなさいと言っても難しいが、五行歌だと、普段使っているそのままの言葉で素直に表現できることが多い。多くの子供たちに五行歌に挑戦してもらいたい」と話している。(森谷直子)

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