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2006.12.25

アトピー性皮膚炎

全身アトピーの患者さんを毎週治療している。背中や足のつぼに鍼を打ち、それから、もっぱら小さいお灸をすえている。今回は5度目だが、最初のうちは皮膚から血液やリンパ液が漏出するので、シーツがあちこち血だらけになってしまった。それで、毎週、その人専用のシーツを用意して、毎回消毒洗濯をしながら治療してきたが、今日はまったく血がつかなかった。皮膚も一部を除いてずいぶんきれいになった。

アトピーの部分や周囲にお灸をすえると、かゆみが取れる。かゆみが取れれば掻かなくなるし、よく眠れるようになる。掻かなければ皮膚が回復してくる。お灸はゴマ粒~半米粒大だから、火ぶくれができるほどではない。また、アトピーのように皮膚が肥厚しているところにお灸をすると、それほど熱くはなく、かえって気持ちがいいものである。だから、患者さんはうとうとしてしまう。

アトピーは長期戦だが、治療をつづければ免疫力がつき、確実に効果が出てくる。病気との根競べに勝つか負けるかの問題である。お灸をすえるほうも全身となるとらくじゃない。同じ人類同胞として、このような目にあっているひとを放っておけないから、もうボランティアの気持ちでやっている。自分がこうなったらどうだろう、少しでも楽にしてあげよう、本当にそんな気持ちで一つ一つお灸をすえている。

ただれた皮膚に
小さな灸を
すえてゆく
それが皮膚の
回復を早める

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コメント

焦灼灸
据える
手は
鬼手
心は佛

実感

投稿: 10月のマルコ | 2006.12.25 23:11

ただれた皮膚に
小さな灸を
すえてゆく
それが皮膚の
回復を早める

投稿: ripple | 2006.12.26 09:07

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