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2006.10.10

ムラサキシキブ

Murasakisikibu

近所の人が咲かせているムラサキシキブ。もう少し濃い色のもあるが、なかなか秋らしい植物だ。人名のほうの紫式部を辞書でひくと、「藤原為時の女むすめ」とある。源氏物語の「紫の上」と父の官位「式部」によって、紫式部という女房名をつけられたらしい。歴史上、女性の名前は本名を記すことがなかったのである。だれそれのムスメとか、だれだれのツマと記されているだけだ。ツマなんて刺身のツマみたいなものだ。

清少納言にしてもそうだ。辞書には、本姓が「清」で「少納言」は宮中での呼称と出ており、元輔の女むすめとしか記載されていない。だから、「せい・しょうなごん」が正しい呼び方なのだ。その昔、女性はひどく差別されていたのである。


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コメント

残念ながら、今でも一部は生きています。ワンちゃんのお散歩で合う奥さんは、○○ちゃん(愛犬名)のママですし、マンションの理事会でお会いする女性方は、XXさん(旦那さん)の奥さんという風に呼ばれています。

私はできるだけ、ファーストネームで呼ぶように心がけていますが、十分とはいえませんね、、、。

投稿: Sushi | 2006.10.10 21:47

紫式部は、『源氏物語』の著者。
清少納言は『枕草子』の作者。
二人とも並び称せられる女流作家で
有名人は先ずその人を称えて
その後に式部は藤原為時の娘、
少納言の父は清原元輔と書かれていますから
この方々の名をを出しての差別と言うのは
如何なものでしょう?

ただ普通の女はrippleさんが書かれた様に
差別はあっただろうと思いますが?
rippleさんの仰りたい事と
私の言っている事は違っていますか?


投稿: sakura | 2006.10.10 23:42

Sushiさん、
うちでも犬を飼っているとき、マリのおばちゃんなんて
呼ばれてました。夫婦でも名前を呼ぶのが苦手な人が
多いみたい。とにかく、歴史書に女性の名前は出てきま
せんね。

sakuraさん、
紫式部も清少納言も本名ではないのです。通称のような
ものだったのだと思います。また漢字を使うのを制限さ
れていたのも差別だったと思います。
妻(夫)問婚の時代、本名は母親しか知らなかったとい
う話を聞きました。そして、いよいよ結婚となるとき、
彼氏も本名を教えられたそうですよ。おんなはやはり
奥床しいのがよく、でしゃばるのは嫌われたようです。
(^-^)

投稿: ripple | 2006.10.11 21:08

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