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2006.10.31

乳がんの術後痛

昨年、乳がんの手術をした60代の女性が、手術の痕が誰かに鷲づかみされるようにキリキリ痛むといって治療にみえている。きょうで9回目の治療をしたが、前回の治療のあと2日間ほど痛みから解放されたという。もっと早く痛みが取れると思っていたが、想像以上に手ごわい痛みだった。

最近では乳がんの手術をしても、そのあと痛みが残ることは少なくなった。昔は腕が丸太のようにむくんでしまう人がいたが、手術方法が進歩したせいか、術後の痛みに苦しむ人は減っている。ただ、この患者さんの場合、ふつうより大胸筋やリンパ節を大きく切り取ったのが原因で痛みがつよく残ったらしい。

初めはからだを優しくゆすり、それに鍼治療をして軽く筋肉をほぐした。2回目からは、治療後、円皮針という2㎜ほどの置き針をした。3回目には低周波通電をしたり温灸も加えた。した。しかし、なかなか痛みがとれない。5回目ぐらいのとき、二日ぐらい痛みが軽くなったという。そして、きょう、前回の治療のあと2日間ぜんぜん痛まなかったというのである。

本当は痛みが再発したらすぐ針治療をすればいいのだが、忙しい人でなかなかスケジュールがとれない。5日も6日も間隔があいてしまう。それでも、これからはどんどん痛みが軽くなってゆくだろう。もともと永遠に痛むなんてことはありえないのだから。

乳がんの術後痛の治療は、簡単に言えば、針の刺激や温灸の熱さを加えて本来の痛みを紛らわすのがひとつ。あとは、血行をよくして酸素や栄養を大量に患部に送り込み、傷の修復をすすめることだ。これが治療の狙いである。漢方的な表現をすれば、気をよくめぐらすということになる。

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コメント

土曜日に先生に見てもらいに行く書道作品6枚、まだ1枚も書いてないので、今日は1日習字と決めて夕方4時まで練習を重ねた。
胸が痛いなんていってられない状況だったが、実際痛くなかった。
完成しない条副2枚があるが、明日から3日間ほど早起きしてやることにして、プールに行った.そこでついこの間「古希に唄う」と題して町田ぱるるでワンマンショーをやったMさんに会った。
彼女は20年くらいもリューマチで悩んでいる人だが生き方は前向き。10数年前彼女も私も現役で働いている時にプールで知り合った。
お互いに前向きに生きるということが共通点だが、今日はじめて術痕を見せていわれ、おき針やお灸の痕のある胸を見せたら、きれいじゃんかと感動していた。何が情けないってトイレででお尻をを拭くのも苦労といっていた彼女がいろいろな不便と向き合いながら、退職後始めた大正琴の先生になり、65歳から本格的に習いはじめた声楽で発表会をしたのには、大拍手。私は胸がき気にならなくなったら、何をしようかな。
老人ホームに書を教えに行くのも悪くないなと思っているが、書の上達が目的でなく、楽しむということになると、私の人間性が問われるだろう。障害者施設の花作りの手伝いも悪くないな。

投稿: 玉秀 | 2006.11.01 20:10

このぐらいの痛みで済んでよかった、
どのくらい痛みがつづくのかみてやろう、
淡々と痛みを見つめていると、やがて
おさまる時期が来るでしょう。
わたしはその時期が早まるのをお手伝い
するだけです。

玉秀さんは好奇心が旺盛でいいですね。
生きるエネルギーにあふれている。(^-^)
これからまた何でもできるようになるでしょう。

投稿: ripple | 2006.11.02 08:52

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