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2006.10.31

乳がんの術後痛

昨年、乳がんの手術をした60代の女性が、手術の痕が誰かに鷲づかみされるようにキリキリ痛むといって治療にみえている。きょうで9回目の治療をしたが、前回の治療のあと2日間ほど痛みから解放されたという。もっと早く痛みが取れると思っていたが、想像以上に手ごわい痛みだった。

最近では乳がんの手術をしても、そのあと痛みが残ることは少なくなった。昔は腕が丸太のようにむくんでしまう人がいたが、手術方法が進歩したせいか、術後の痛みに苦しむ人は減っている。ただ、この患者さんの場合、ふつうより大胸筋やリンパ節を大きく切り取ったのが原因で痛みがつよく残ったらしい。

初めはからだを優しくゆすり、それに鍼治療をして軽く筋肉をほぐした。2回目からは、治療後、円皮針という2㎜ほどの置き針をした。3回目には低周波通電をしたり温灸も加えた。した。しかし、なかなか痛みがとれない。5回目ぐらいのとき、二日ぐらい痛みが軽くなったという。そして、きょう、前回の治療のあと2日間ぜんぜん痛まなかったというのである。

本当は痛みが再発したらすぐ針治療をすればいいのだが、忙しい人でなかなかスケジュールがとれない。5日も6日も間隔があいてしまう。それでも、これからはどんどん痛みが軽くなってゆくだろう。もともと永遠に痛むなんてことはありえないのだから。

乳がんの術後痛の治療は、簡単に言えば、針の刺激や温灸の熱さを加えて本来の痛みを紛らわすのがひとつ。あとは、血行をよくして酸素や栄養を大量に患部に送り込み、傷の修復をすすめることだ。これが治療の狙いである。漢方的な表現をすれば、気をよくめぐらすということになる。

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2006.10.30

1日5粒

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先日、登戸稲荷神社で拾った銀杏の実を5日ほど水に漬けてふやかし、ビニールの手袋をして皮を剥き、1週間ほど天日に干したら、白いぎんなんの種がとれた。これをきのうから食べ始めている。ほろ苦いが不思議な甘さもあって美味しい。

大人でも一日5粒ぐらいがいいと聞いている。そこで封筒に10粒入れ、これを1分ほど電子レンジにかける。封筒の中でパンパンとぎんなんが弾けて皮が割れる。封筒は何度でも使える。白い皮を剥くと、濃緑色のぎんなんが出てくる。ゴムのようなプニュプニュした食感があるが、これがなかなかいける。

電子辞書の「食の医学館」をひくと、カロテン、ビタミンC、カリウムが豊富とある。カリウムは、とりすぎたナトリウムを排出するから血圧上昇を防ぐ。したがって、高血圧の予防に有効である。また、ぎんなん特有の成分にギンコライドというのがあって、血栓を防止して生活習慣病を予防するほか、脳のはたらきを活性化し、ぼけを予防する。などと書いてある。

漢方では、滋養強壮、咳止め、喘息の改善に用いられるという。膀胱をあたため、尿意を抑えるため夜尿症や頻尿の治療にも使われる。やはり、毎日5、6個がよいとされている。

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2006.10.29

秋のバラ苑

午後、天気がよくなったので「ばら苑」に出かけた。向ヶ丘遊園跡地のばら苑である。前夜の雨がけっこう強かったようで、うなだれている花も多かった。それに、秋は花が少ない。ことしは特別かもしれないが、春にはバラのアーチになるようなところも、花がほとんど咲いていない。

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それでも、お気に入りのピースやモナコなど、たくさんのバラの花を見ることができた。マクロレンズを持って行ったので、もっぱらアップの写真を撮った。カメラマンも多い。三脚で本格的な装備をしている人や、ケータイでカシャカシャやっている人など、さまざまである。とりあえず、すこしアップしておく。

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2006.10.28

秋景色

カラスウリが真っ赤に熟れているのを見ると、秋が深くなったのを感ずる。真夏の夜にレースのような白い不思議な花を咲かせたカラスウリが、こんどは真っ赤な実をつけている。関心を持たれようと持たれまいと、カラスウリはカラスウリの生き方をまっとうしている。

Karasusuri
カラスウリ

とつぜん、キーッキッキッキッと空を引き裂くように百舌もずが叫ぶ。ふと見ると、近所のマンションの上の電線に止まっている。たまたま300㎜のレンズしか持っていなかったのと、すでに陽が傾いているので光が足らなかったこともあって、シルエットしか撮れなかった。この10日ほど、毎日高鳴きを聞いている。そのうち縄張りが確定すれば下に降りてくるだろう。

Mozu
モズ

Mukudori
ムクドリ

ムクドリの群れも見た。ときには100羽ぐらいの群れを見ることもあるが、こうしてアンテナに群れているだけでも、ヒチコックの「鳥」を連想する。夕方、浄水場の向こうの山に帰るカラスも50羽や100羽はいる。その鳴き声もすごい。鳥たちも棲むところが少なくなって気の毒に思う。

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2006.10.27

老眼

老眼の度が
増してきた
年齢(とし)

とってみないと
分からない

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2006.10.26

札幌ドーム

新庄を見ていると
楽しそうだし
こっちも楽しくなる
ファイターズ
優勝かな

といってる間に
スクイズあり
ホームランありで
優勝しちゃった
北海道、おめでとう

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太ももリラックス法

ゆうべの「ためしてガッテン」は肩こりの解消法についてだった。ひとつはヨガの脱力法を使ったものだ。息を吐きながら脱力することによって、筋肉の緊張をとるという方法である。息を吐いてゆくと筋肉は緩む性質をもっている。それによって凝りを取ろうというのである。

もうひつとは「太ももリラックス法」という方法だ。椅子にすわって、両手の手のひらを太ももの上に置く。そして、まず両手が温かくなってゆくことをイメージする。もともと太ももは血管が多く温かい場所なので実際に手が温まっていく。両手から両腕全体、そして両肩や首まわりまで温まるとイメージするのである。それによって、しつこい肩こりが10分ほどで治ってしまうというのである。

自律訓練法でも、手が重くなる、手が温かくなるなどとイメージをして心を落ち着かせてゆくが、それと同じように自己暗示をかけて肩こり取る方法である。そのとき、実際に温かい太ももに両手を置くことが決め手になるという。一日3回、2週間もやると、はっきり効果がでてくるそうだ。

うちでは、肩の上げ下げや肩回し、あるいは各種のストレッチングをすすめている。筋肉を伸縮させれば血行がよくなり、からだが温まり、結果的に凝りが取れると思うからだ。これを毎日やればいい。そのことが間違っているとは決して思わないが、問題は、こうした運動を「実行」する人が少ないことである。ま、そういう人が治療院に来てくれるということだろうか。

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2006.10.25

アンリ・ルソー展

世田谷美術館に行った。開館20周年記念で「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」というタイトルの美術展をやっている。はじめてパッソのナヴィを使って行ったら、美術館のレストランの駐車場まで迷わず直行できた。さすが文明の利器である。

Setagayabi
世田谷美術館とレストラン

アンリ・ルソーの絵を見ると、この画家が正直で、優しく、純朴な人なのだなということが伝わってくる。素朴派と呼ばれているらしい。少し暗い色の絵もあるが、おだやかな絵なのでホッとする。幼稚な感じさえあたえる。ルソーはピカソとも交流があったらしい。また藤田嗣治をはじめ多くの日本人画家に影響を与えたらしい。

Russo
アンリ・ルソーの「釣り人」

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2006.10.23

千の風になって

Sen_kaze新井満さんが、ラジオ深夜便「心の時代」でギターを弾きながら歌っていたのが、この「千の風になって」だった。おとといBSで抒情歌特集をやっていて、そのときは中島啓江がこの歌をうたっていた。そのビデオを繰り返し見ながら、わたしもいまこの歌を覚えている最中である。作者不詳の英語の詩を新井さんが曲にまとめ、日本語訳をつけたらしい。ネットで楽譜も見つけた。

千の風になって  【作詞】不詳【訳詞作曲】】新井満

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません

千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹き渡っています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません

千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹き渡っています

千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹き渡っています

あの大きな空を
吹き渡っています

曲はこちら。メニュウからさ行で「千の風になって」を選ぶ。

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2006.10.22

ヒメノサイ

日本女子大西生田校舎の学園祭は「日女祭ひめのさい」というそうだ。日女だからヒメと読ませたいらしい。われわれには本女ポンジョのほうが馴染みがある。きのう多摩区民祭に行ったばかりなのに、きょうはその「日女祭」に行ってきた。まったくお祭り好きだね、われわれは。

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小学生のころ、日本女子大付属高校の先生の子が友達だったので何度かキャンパスに入ったことはあるが、教室には入ったことがない。女子高なんて禁断の城である。いつも入り口に守衛さんがいて、入るに入れない。だが、きょうは学園祭なのでオープンである。

女子大の学園祭といっても、ここは人間社会学部とかいうのしかないので規模は小さい。野外ステージでバンド演奏をやっていたがイマイチ気勢が上がらない。売店もホットドッグとジャガバター、それに団子屋ぐらいなものだ。教室では、女子大らしく、お化粧やヘアメイク、ネイルアートなどの実演が行われていた。

ラットレースが始まります」というので入った教室がおもしろかった。心理学科だという。目の赤い白鼠だから二十日鼠かと思ったらそれがラットだという。ビニールの手袋をしてラットに触らせてくれた。まだ生後30日ぐらいらしく、寒いのか重なりあっていたが、一匹を拾いあげると手から逃れようと元気に動く。左右の手で交互に逃げ場をつくってやると無限に遊べる。大半は実験動物にされてしまうかわいそうな奴等である。

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ラットレースは4頭で行われ、だれが一着になるかを予想して100円で鼠券を買う。いよいよレースが始まった。ところが一匹が猛然と走り出し、他はぜんぜん走る気がない。あっという間に勝負がついてしまった。へんなレース。

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フォルクローレ(中南米の民族音楽)の演奏があるというので、その教室に入った。以前、新宿のストリートライブで4人のグループの演奏を聴いたことがある。なかなかいいのでCDも買って、今でもときどき聴いている。いよいよ演奏が始まると、居心地がよくなって2時間ぐらい楽しませてもらった。リズムが単調なせいか、篠笛のような材料でできた楽器が多いせいか、あるいは太鼓の音が腹に心地よく響くせいか、不思議な郷愁をさそわれて、つい長居をしてしまった。

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フォルクローレの楽器といえば、細くて軽い尺八のようなケーナが有名であるが、独特のかすれ音を出すサンポーニャという楽器も味わいがある。たくさんの竹筒をまとめて長さを変えて違う音程を出すものだ。ウクレレみたいなチャランゴ、それにギター、ボンボという太鼓などがメインの楽器である。マテ茶、紅茶、チョコレートや、はちみつレモンみたいなインカコーラなどを注文して、アンデス地方の雰囲気に十分ひたることができた。

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サンポーニャを器用に吹き鳴らす女性

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帰りがけに、筝曲の演奏をやっていますと声をかけられたので会場に入ってみた。そうとう腕の立つ人がペアで見事な演奏をしていた。最後に全員でモーツアルトの小夜曲の第一楽章をひいた。これはかなり音程のずれが気になった。バイオリンの歯切れのよさが出ない。これは、ま、やむをまい。

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2006.10.21

多摩区民祭

午後臨時休業し、生田緑地の「多摩区民祭」に出かけた。緑地に向かう道は自転車と人でいっぱい。歩いていって正解だった。生田緑地にはところ狭しと出店がでている。きょうは岡本太郎美術館も無料だというので、まずはそちらに向かった。開設以来もう5年以上たっているのに、わたしは入ったことがなかった。「太郎の夢」という川崎銘菓は何度も食べているのだが。

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美術館前の池に置かれた作品「樹霊」

美術館はほとんどが地上に出ていないので分からなかったが、とても広くて大きい。そこに、油絵、デッサン、彫刻、焼き物などの作品が上手に展示されていた。ほとんどが抽象画、抽象像なので、何がなんだか分からず、見ているうちに頭が混乱してくる。わたしはもっぱら色彩の取り合わせの美しさを楽しんだ。それにしても、赤、黄、青、緑、黒と原色をこれでもかと塗りたくった抽象画は疲れる。「子供の樹」なんかがよかったかな。

それから、いろんな店を見てまわった。のぼりとゆうえん隊はおにぎりとマフィンの店を出していたが、とっくに売り切れだった。そこで本格インドカレーを食べることにした。インドパンのナンを壷で焼いて、あつあつのチキンカレーをすする。これはうまい。焼きそばも食べた。とにかくいろんな店がある。こどもにウグイス笛の作り方を教えているところもあった。なぜか、安さにひかれてアジの干物を3枚買ってしまった。

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本格壷焼きナン(カレー店の前で)

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うぐいす笛の製作実技

中央の舞台ではたくさん出し物があったようだが、わたしたちが行ったころはもう最後で、明大生のテコンドーの妙技と、中高年の合唱を聞いただけだった。日本民家園も入場料は無料で入り口のそばでは骨董市をやっていた。プロが店を広げていて思いのほか値段が高い。目の保養だけで楽しんだ。よく歩いたので、くたびれた。

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明大生のテコンドーの演武

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混声合唱団

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骨董市

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2006.10.20

気になるリンゴ

Apple東北旅行に行ってきたという患者さんから、おみやげを頂いた。名前がいい。「気になるりんご」とある。ほとんど真四角な真っ赤な箱には紅玉こうぎょくとも書いてある。開けてみると、シロップに漬けた紅玉一個がまるのままパイ皮に包まれて焼かれていた。四つに包丁を入れて、一口食べてみたら、これが甘酸っぱくて、頬っぺたが落ちるぐらい美味しい。わたしは思わず「立体アップルパイだね」といった。芯は下からくり抜いてあって、そのなかにも細かく切ったリンゴが入っている。とてもいいお茶菓子になった。

ネットで調べたら「第24回全国菓子大博覧会【金賞】受賞」とある。さすが金賞をとるだけのことはある。りんごにはフジもあるらしいが、ぜったい紅玉の酸味のほうに軍配が上がると信じて疑わない。

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2006.10.19

エプソン快調

先日展示品を買ったエプソンPMA-890だが、調子がいい。A4のインターネット記事などを印刷していたが、きょうはすこしたまった旅行の写真などを印刷してみた。付属のソフトEPSON Filemanager を使えば、簡単に写真を選択し、用紙やサイズを決定して印刷することができる。「精細」と「きれい」で印刷してみたが、L版ならば「きれい」で十分である。6色インクは発色がいいので驚く。前のhpのプリンタは一体なんだったのだとさえ思う始末である。

Hasu
薬師池のハス(ほぼ忠実に色が再現されている)

デジカメにしてからCDなどに写真を保存しているが、アルバムに貼り付けてみたいものも少なくない。旅行したときのものなどとくにそうだ。証拠写真だけでもアルバムに入れたい。そんなわけで、きょうは50枚ぐらいL版を印刷した。いずれも思った以上の仕上がりで満足である。インクもけっこう持つではないか。

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2006.10.18

ちいさな親切

地下鉄の切符売り場の前で、中年女性が手をすべらせて、小銭がチャリンチャリンと床に散らばった。なかにはコロコロ転がって遠くに行くものもある。女性はあわてて小銭を拾い始めた。わたしも、その女性の視野に入らないところにまで転がったお金を拾ってあげた。たった20円だったが、それを彼女に手渡した。「ありがとうございました」、それだけだったが、ま、小さな親切をしたと思った。

電車の中でいちばん端の座席に若い女性が座っていた。その隣の座席に大きな買い物袋が置いてあった。その荷物があるため、7人掛けの座席には6人しか座っていない。しかもその荷物の前にかなり高齢の婦人が立っている。私はドアに近いポールにつかまって立っていたが、そのことが気になった。端っこに座っている女性が自分の荷物をひざの上にのせれば、老婦人が座れるのにと思った。その端に座った女性も、少し荷物を気にしているようで、荷物と老女とをチラチラ見ていた。

しばらくその光景をながめていたが、やはり気になって、というか妙な正義感にかられて、わたしは端に座っている女性に近づき、軽く肩を叩いて小声でこういった。「この荷物をひざの上にのせれば、そちらの方が座れますよ」と。そうしたら、女性は「これは、わたしのものではありません」と困ったように言うではないか。わたしは、「あ、そう、ごめんなさい」と言うしかなかった。わたしの思い違いだったのだ。わたしはもう一度「ごめんね」というと、その場所からすこし遠ざかった。

電車がつぎの駅につくと、2、3人が降りて空席ができた。すると老女は例の大きな荷物を持って、べつの空席に向かい、そこに腰をかけた。荷物はひざの上に抱え込んだ。たしかに荷物は老女のものだった。わたしは端に座っている女性のものとばっかり思い込んでいたのだ。老女が荷物を置いたところの空間が自分が座るには狭かったのだろうか。なぜ荷物だけ座席において立っていたのだろうか。わたしには分からない。しかし、わたしが端に座っている女性に「この荷物をひざの上にのせれば、そちらの方が座れますよ」と言ったのは、まったく余計なことだった。結果的には「小さな親切・大きなお世話」になってしまった。ちょっと恥ずかしかった。

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2006.10.17

珍味

悪臭きわまりない
ぎんなんを拾う
その実の奥に
珍味が
隠されているから

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2006.10.16

オサカナスキネ

主治医が見つかる診療所」とかいう番組で、秋津先生が血液を健康にする食べ物を覚える方法を紹介していた。「おさかなすきね」、これである。これを目安にして食事を考えれば健康でいられるという。もちろん、がんこにこれを守る必要はないが、頭に入れておくとよい。それで、その「おさかなすきね」とは何か?

お:お茶
さ:魚
か:海藻
な:納豆
す:酢
き:きのこ類
ね:ねぎ類

お茶はカテキンやポリフェノールが、魚にはEPAやDHAが、海藻にはミネラルがふくまれているというぐあいに、それぞれ理由がある。ただ「おさかなすきね」の語呂が面白いので書いておく。

こんどの土曜日は、生田緑地で多摩区民祭開催。当日は日本民家園、岡本太郎美術館などが入場無料になるとか。

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2006.10.15

ぎんなん

日曜の治療は午後1時までなので、自家製のサンドイッチ弁当を食べてから、氏神様に行った。枡形神社だ。そのあと登戸神社にも行った。そうしたら、銀杏ぎんなんの実を拾っている人がいた。入れ物がないので帽子に入れようとしたら、そこにいた人に「だめ、だめ、帽子が臭くなってかぶれなくなっちゃうよ」と忠告してくれた。

Ginnan

そばに小さなポリ袋が落ちていたので、それに入れることにした。風が吹くとポタポタとぎんなんの実が落ちてくる。問題は臭いだ。皮付きのぎんなんの実は本当に臭い。イヌのウンチみたいに強烈な臭いがする。この皮をむいて種を焼き、その中からグリーンの実を取り出して食べれば、ほろ苦くて美味しい。ふつうは茶碗蒸しぐらいしか縁がないが、焼いて食べるだけでもうまい。

食の医学館なる事典をひくと、高血圧の予防、ボケ防止、生活習慣病の予防などにも効果があるという。肝臓の病気にも有効と聞く。

銀杏拾いを体験した人は、この写真を見ただけでその臭いを連想し、顔をしかめるかもしれない。失礼。

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2006.10.14

蜘蛛の巣

Kumonosu

待って
待って
ひたすら待つ
蜘蛛の
辛抱強さ

散歩しているとき、よくクモの巣を見かけるが、それが逆光に映える光景は見ものである。丸く編んだ巣が朝露を吸ってすこし水っぽいとき、小さな虹さえ見ることがある。

蜘蛛は辛抱強い生き物だ。その巣を張る作業なんて、気が遠くなるほど長い時間がかかる。中心から放射状に何本もの糸を張り、つぎにそれを5ミリ幅くらいの間隔で丸くつなげて行くのである。粘ついた糸も不思議だけれど、その場所にふさわしい巣をつくるのもかなり不思議である。しかも、獲物は積極的に取りに行くのではなく、ひたすら「待つ」のだから、これまた辛抱強い。

小さい虫などがクモの巣にかかると、巣が揺れる。それを感知すると、蜘蛛はサッと近付いてその体液を吸ってしまう。そして、またひたすら待つのである。それも逆立ちをした格好で待っている。朝、自転車や自動車に蜘蛛の巣が張り付いているときは棒かなにかで払ってしまうが、巣を作る努力を一瞬にして取り去って申し訳ないなと思うことがある。

むかし、性格判断のようなゲームをやったことがある。まず、「あなたのいちばん嫌いな物はなんですか」と質問する。わたしは「蜘蛛です」と答えた。すると、「その理由を言ってください」という。わたしは、「蜘蛛は透き通って見えないようなワナをつくり、獲物がひっかかるのを待って、捕らえて食べるから陰険です」と答えた。そうしたら相手が大笑いをしながら、「それがあなたの性格です」と言った。

そのときは不愉快だったが、自分にはそんな一面もあるのかもしれないなんて考えたことがある。蜘蛛を見てこんなことを思い出したが、蜘蛛の辛抱強さ、あれには見習うべきものがある。蜘蛛ほどの根気よさがあれば、今ごろはわたしも城を立てているだろう。

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2006.10.13

あさがお

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朝顔にまなこ取られて立ち尽くす

陽光を
いっぱい
浴びて
ほほえむ
朝顔
   

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2006.10.12

さるすべり

Sarusuberi

百日間も紅い
というけれど
本当に
よくがんばるね
サルスベリくん

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2006.10.11

「仏像」展

上野の東京国立博物館で、特別展「仏像」というのを開催しているというので行ってみた。平成館といういちばん新しい展示場だった。「1木いちぼくにこめられた祈り」という副題がついている通り、ビャクダン、ケヤキ、トチノキ、サクラ、クスノキなどの1本ものから仏像を彫り出したものばかりの展覧会だ。12月3日までやっているという。

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東京国立博物館・平成館

びゃくだんで彫られた唐のものはさすがに高度な技術を駆使していて、緻密な宝石のようだ。よく磨かれた仏像は金属でできているかと見紛うほどだ。奈良、平安の時代に、よくもまあすばらしい作品を創ったものだ。当時はのこぎりがなく、木を裂いて、ちょうなで削りだしたのだろう。もちろん鉈なたや刀も使ったのだろうが、よくも精細な彫刻を創り上げたものだと、感心することしきりだった。

お目当ては円空像だったが、去年、横浜のそごうの「円空展」で見られなかったものも出展されていた。円空の粗彫りと木喰もくじきの丸い仏さまとは対照的だったが、それぞれ木そのものを大切にした作品で、見ごたえがあった。1時間半ほど見学をしたら、けっこう疲れた。館内でみやげに落款を買った。こんど墨絵でも描いたとき押してみたい。平成館を出たら、鶴屋吉信のテントがあって、そこであんみつを食べた。甘いのなんのって。

Uenokoen
上の公園の噴水

公園から駅のほうに向かうと、外国人らしき人がパントマイムのようなことをやっていた。どうやら、ギリシャ彫刻の真似をしているらしい。ダビデ像、ミロのヴィーナス、円盤投げ、ヴィーナスの誕生、モナリザ、ムンクの叫び、などを披露していた。からだの柔らかい人だ。

Mime1 Mime2

Mime3

他にも、クラシック・ギターを弾いている人や、操り人形にバイオリンを弾かせる人などがいて、ずいぶん足止めをくらった。

Puppet4

Puppet1

Guitar

帰りは途中で小田急線の成城学園前の駅ビル「コルティ」に寄って、「箱根暁庵」で暁庵セットなるおそばを食べた。1500円のセットでお蕎麦は美味。ジョージで横向きピーラーを買い、ヘンゼルとグレーテルを見物して帰る。きょうはよく歩いて、くたびれた。

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2006.10.10

ムラサキシキブ

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近所の人が咲かせているムラサキシキブ。もう少し濃い色のもあるが、なかなか秋らしい植物だ。人名のほうの紫式部を辞書でひくと、「藤原為時の女むすめ」とある。源氏物語の「紫の上」と父の官位「式部」によって、紫式部という女房名をつけられたらしい。歴史上、女性の名前は本名を記すことがなかったのである。だれそれのムスメとか、だれだれのツマと記されているだけだ。ツマなんて刺身のツマみたいなものだ。

清少納言にしてもそうだ。辞書には、本姓が「清」で「少納言」は宮中での呼称と出ており、元輔の女むすめとしか記載されていない。だから、「せい・しょうなごん」が正しい呼び方なのだ。その昔、女性はひどく差別されていたのである。

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柿の実とメジロ

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朝の散歩に出かけようとすると、柿の木からチルチルミチルとメジロの鳴き声がする。柿の葉っぱと同じような色をしているから見分けがつけにくいが、葉の動きをみてメジロを見つけた。連射で何枚か撮ったが、これがいちばんいい。ことしは深く柿の剪定をしてしまったので実は少ないが、ちゃんと熟れたのをつついている。

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2006.10.09

芋煮会

のぼりとゆうえん隊が多摩川の河原で芋煮会をやるというので出かけた。ちょうど食べごろの新高にいたかという大粒の梨を7つ持っていった。鍋に火が通るのに時間がかかったため、梨を剥いて切って配ったら、よく食べてくれた。緑を保全する会とか都市計画などに関わっている人たちが多い。わたしは準隊員なので名ばかりだが、こういう行事だけは参加している。

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鍋は大根、人参、里芋、こんにゃく、豚肉、厚揚げ、牛蒡、ネギ、白菜などが入って、文字通り具だくさんだった。参加者は延べ20人ぐらいになったので、芋煮の売れ行きもよかった。天気がよかったので、準備から関わった人は顔がよく日に焼けていた。本当に雲ひとつない空で、赤とんぼがたくさん飛んでいた。

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若いお兄さんが和太鼓を披露してくれた。だいぶ酒がまわっていたが、さすがに腕はいい。みんなも真似をして、一人ずつ大声をあげて太鼓を叩き、ストレスを解消した。太鼓というのはたやすく人をまとめてしまう不思議な楽器である。振動が皮膚に響くのがいい。芋や、ぶどうや、きしめんなど、食べすぎで腹が一杯だ。

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秋晴れの野川

体育の日で休みなので、朝方野川に出かけた。パッソに乗ってゆき、野川の近くの駐車場に止めた。風がやや強く野鳥は少なかった。小田急線の近くの家のアンテナにモズがいた。モズの姿を見るのは今年はじめてだ。遠いのでほとんどシルエットしかみえないが、何度か高鳴きを聞いた。オスらしい。

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雲ひとつない秋晴れの野川

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モズのシルエット

カルガモがのんびり泳ぎ、コサギが木の上で休んでいた。キセキレイ、セグロセキレイなどを見た。カワセミが偶然が目の前に止まってくれたので写真に撮った。木の葉が邪魔になっているがオスの成鳥らしい。朝日を浴びたカワセミは美しいが、横からの日が強くて白トビを起こしたり、逆に真っ黒になったりして、写真を撮るのはなかなかむずかしい。1時間半ほど遊んで家に帰った。

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セグロセキレイ

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セグロセキレイが羽をひろげると真っ白

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カワセミ♂(くちばしが葉の陰になってしまった)

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Ks1006

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2006.10.08

中野島神社のお祭り

きょうは日曜日なので、治療は午後1時までの予定だったが急患が入ったりして2時になってしまった。台風の影響で風がつよく、野川に行くのはやめた。こんな日は15グラムにも満たない野鳥は飛べないから観察できない。

夕方、香華飯店で餃子とラーメンを食べてから、中野島神社のお祭りに行ってみた。中野島からもたくさん患者さんが来てくれるからだ。お参りをしたあと、いろいろな出店を見てあるいた。思ったよりたくさん店が出ていて、人もまた賑やかだった。神楽殿では山本社中の神楽が舞われていた。枡形神社よりは観客も多く、舞台も活気があった。

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お神楽(かぐら)

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何か買おうとしたが腹いっぱいなので、もっぱらひやかして歩いた。いつもながら、お祭りの雰囲気はいいものである。おとといが中秋の名月だったかな。きょうの月もほぼ満月だったが、月にはむらくもが掛かっていた。

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月にむらくも

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2006.10.07

ボクシング

プロボクシングのレフリーをやっている患者さんから、後楽園ホールのチケットをいただいたので、京子と行ってきた。もともと、わたしはボクシングが大好きだ。自分がやるわけではないが、リングに放たれた二匹の人間が、誤魔化しなしに真剣で戦う姿がたまらない。倒すか倒されるかという極限の状況で、動物的な人間の本性を垣間見るようで、ついつい見入ってしまう。

Koはじめはスーパーフェザー級の4回戦試合が2つ行われたが、軽量級であることと、技術が未熟なためか、まるで喧嘩の打ち合いみたいだった。それでも、足腰が安定し、絞りの効いたストレートやフックを放つ選手が優勢に試合をすすめ、1ラウンドKOと3ラウンドKOというすさまじい試合になった。3番目はフェザー級の4回戦ゲームで判定で勝者が決まった。いくらリーチが長くても、基礎的なフットワークやガードがしっかりしていなければなかなか勝てない。

フライ級の木村悠は3回でタイの選手を倒したが、この木村選手は将来マスコミに名前が浮上してくるのではないだろうか。ボクシングがすごくうまい。スーパーライト級の亀海も印象に残る選手だった。パンチの音がすごい。セミファイナルは、スーパーフェザー級の八代と三浦の10ラウンド戦だったがあまりにもあっけなかった。なんと1ラウンドで八代が三浦をノックアウトしてしまった。ファイティング原田氏が日本テレビの解説をやっていた。

メインイベントは、帝拳のホルヘ・リナレスとコロンビアの選手であったが、こちらもリナレスが圧倒的に強く、5回でノックアウト。「こんなにKOが多い日は珍しいですよ」ととなりの若い男性が教えてくれた。いつもテレビで観戦するばかりで、初めて後楽園ホールに行ったが、生で試合の雰囲気に浸るのはいいものだ。京子もけっこう楽しんだようだ。きょうは不思議な世界を見ることができた。

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2006.10.06

トーハト・ハーベスト

最近、おやつにトーハト・ハーベストなるお菓子を食べている。セサミ味、すなわち胡麻味がメインだが、焼き栗味やカカオ味もある。これがじつにうまい。ふだん、わたしはお菓子など口にすることがほとんどないけれど、このハーベストにはぞっこんである。口の中に入れて軽く噛むとサクッ割れる。その感触がたまらない。そしてゴマの香りがパッとひろがる。なかなかの食わせ物である。

Harvest_1  Harvest2_1 
ハーベスト(セサミ味とカカオ味)

袋にはこんな能書きが書いてある。
ハーベストのこだわり①~薄焼き仕上げ~:けっこうスゴイんです。たった3㎜のハーベスト。実はうすーい生地を何枚も重ねてつくっています。だから、あのサックリとした歯ごたえが楽しめる。お菓子職人こだわりの技術。食べるときには、ぜひ断面もお楽しみください。

ハーベストのこだわり②~粒ゴマとすりゴマを使用~:ゴマは体にいいんです。コレステロールを減らしたり、細胞の老化を防いだり。ハーベストは、お菓子職人がきちんと選んだ、粒ゴマとすりゴマを生地に練りこんでいます。カルシウム&マグネシウムも入っていますよ。

薄いのになかなか割れないのが不思議だ。奥歯が悪いので、このハーベストは現在わたしのお気に入りナンバーワンのお菓子になってしまった。別にトーハトの回し者ではないが、きょうもハーベストをつまみながらコーヒーを一杯いただいた。幸せな時間である。

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2006.10.05

頚椎ヘルニア

40代半ばの男性が、頚椎ヘルニアだと診断されたがなんとならないかと言って、首にカラーを巻いて治療にみえた。MRIではっきりヘルニアがあるといわれたそうだ。しかし、ヘルニアがあって脊髄を圧迫しているからといって、それが永遠に治らないわけではない。多くは安静によって炎症がおさまり、出っ張っていた椎間板も自然に引っ込んでしまうことも少なくないのである。

名前は忘れたが、ヘルニアの手術ばかりをしていたある有名な外科医が、あるときとつぜん手術をやめて、保存療法だけをやるようになったという話を聞いたことがある。手術という治療方法に疑問を持ったからだそうだ。手術をするとなると、その前にいろいろ検査が必要になる。ところが、そのあいだに腰痛や首の痛みなりが治ってしまうことが多いのだそうだ。手術をしなくても治るのなら、2、3ヶ月も安静やリハビリをしいられる手術なんかしなくていい。そういって、その先生はヘルニアの手術をやめてしまったというのである。

まず、患者をうつぶせにさせて、背中の上のほうに鍼を打つ。それだけで、左腕の痛みとしびれが楽になってゆくという。それから鍼を抜いてからだを優しくゆする。つぎに仰向けになってもらい、首をいろんな方向にもっていく。すると、大きく前屈させたときに痛みがらくになることがわかった。逆に、首をそらせると左腕全体が痛み、しびれるという。これで頚椎の7番がおかしいことがわかった。さらに頚椎の6番、5番あたりも前屈変位がある。だが頚椎7番の治療を5分以上かけてていねいに行うと、腕や肘、指先のしびれが消えた。

まだ、胸椎1、2番の前屈変位もありそうだが、これでひとまず大きな変位は取れた。本人もずいぶん楽になったと喜んでいる。この患者はむかし大きな交通事故に遭っている。それが年をとって出てきたのではないかと思う。交通事故はこわい。

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2006.10.04

ウコンとローズマリー

Ukon01
ウコンの花

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庭に植えたウコンが大きくなり、花が咲いた。見慣れない不思議な花だ。根ショウガのような苗を植えたら、芭蕉のような葉っぱがでて、いま1.5mぐらいになっている、その根元に近いところに白い傘のようなものをつけた黄色い小さな花が咲いた。なかなか風流である。

ウコンからはターメリックというカレーの黄色い色素がとれるが、その根っこは肝臓にいいらしい。干して煎じて飲むと、苦いが悪くない味がする。もうひとつ、長いこと咲いているハーブ・ローズマリーの写真も載せておこう。まわりの草をとったのでさっぱりした。好きなイタリアレストラン「ロズマリーノ」はこのイタリア語読みである。

Rosemarry
ローズマリー

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2006.10.03

カギがつまめない

Yubi0140歳ぐらいの男性が、右手の指が痛いといって治療にみえた。車のキーを持つだけでも痛く、エンジンをかけるときズキンとくるらしい。要するに、親指の腹を人差し指の腹につけて力を入れると痛い。あるいは、親指の腹を人差し指のわき腹につけて力を入れると痛いというのである。(写真左)

カウンターストレインの治療では、痛いほうとは反対方向に、痛みの取れる方向にもってゆけばいい。そこで右手の親指と人差し指でものをつまむという動作を分解してみた。やってみると、親指はその根元(拇指球)あたりで、右側から左側に移動する。解剖学用語でいうと、第1中手骨を左にあおるように動く。それから、親指の腹を相手側に押し付けるために拇指球のすぐ上の関節を屈曲しようとする。この二つの動きが合わさって、カギを持つという動作を行い、これが痛いというのである。

指の関節を痛い方向とは反対方向にもっていけばいいのだから、まず、親指の第1中手骨を外側に倒し、さらに巻き起こすようにする(写真2)。つぎに、親指の第1中手基節関節をそらして伸展してやればいい(写真3)。これをそれぞれ自然な力で3分くらい固定し、ゆっくり戻したら、指の痛みは半減した。もう3分ほど繰り返すと、さらに痛みは軽くなった。帰りに治療室のドアのカギをまわしてもらったが、もう痛くないという。これを毎日自分でやるように伝えて、治療を終了した。

Yubi02 2    Yubi03

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2006.10.02

手術後の痛み

乳がんで乳房を全摘した人がみえた。乳房を摘出した部分がずっと痛むというのである。最初の日は、胸の肋間の圧痛点に細い針を打ってみた。本来の痛みに鍼の痛みを乗せればらくになることが多いからだ。それでも、ぜんぜん痛みが取れないというので、きょうは小さいお灸をしてみた。ごま粒ほどの大きさのお灸をチカッとすえた。

お灸をすえれば小さな火傷ができる。それを修復しようとして血液が集まってくる。そのとき手術で傷めた箇所も同時にあるていど修復され、痛みが和らぐのではないかと期待してのことだ。もちろん、本来の痛みにお灸の熱刺激を載せれば、痛みがやわらぐのではないかとも思う。いずれにしても痛みは薄紙を剥がすようにしてしか治らないかもしれない。

この二つの方法がだめなら、こんどは肋骨の矯正をやってみようと思っている。肋骨は背骨についているが胸側はかなり動くので、上下に変位したりねじれたりすることがあるからだ。ま、永遠に痛む痛みは存在しない。これは事実である。

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2006.10.01

カラリオ

小降りの雨の中、ついたちなので枡形神社にお参りに行った。昔はたいしたことはなかったが、最近は神社の階段がきつい。帰りにダイエーに寄って、プリンタを見てみた。先日、患者さんがうちのブログの写真をはがき大にして印刷してくれたのを見たが、実にきれいに写っていたからだ。エプソンのカラリオPM-A890という6色プリンタだという。うちのhpの複合機ではイマイチ写真がきれいに印刷できないのである。

ColorioエプソンのPM-A890のプリンタがないか、ダイエーのLAOX店に行ってみた。すると同じ機種があるではないか。決算セールとかで、値段は20,980円と格安である。店員に在庫を調べてもらうと、残念ながらもう売り切れだという。なんでも新しい機種が出るので在庫がなくなってしまったそうだ。ないと言われると欲しくなるのが人情。その陳列品でいいから売ってくれと頼んだ。

陳列品はテスト印刷などをしているから、若干中古ぎみになる。だが、みたところそれほど使われた形跡もない。それに新しい6色インクをサービスでつけてくれるというので、即、買うことに決定。10キロもあるプリンタを治療室まで運んだ。

ドライバをインストールしたり、こまごました操作を覚えるのに苦労したが、試し印刷をしてみたら予想に違わず、きれいな写真が印刷できた。前のhpのプリンタはジャパネット・タカタで買ったものだが、写真の出来が悪いだけでなく、インク代が恐ろしく高いのだ。インクを一そろい買うと、もう一台プリンタが買えるほどだ。

カラリオPM-A890は、コピー、スキャン、メディアカード・プリンタなどをこなす複合機だが、驚いたことにフィルムからも印刷ができる。つまり、フィルムのネガから写真印刷をすることができるというすぐれものだ。この器械を使いこなすには、かなり勉強をしなければならないが、きょうはいい買い物をしたと思っている。

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アフリカ

青年海外協力隊でアフリカに行くという若い女性が治療に来た。腰が痛いそうだ。腰も背中もぱんぱんに張っている。そのうえ坐骨神経痛の気配もある。なんでも2ヶ月ほど農業研修を受けたそうだ。アフリカはモザンピークに行くという。言語はポルトガル語だそうで、それも1年ぐらい猛勉強したらしい。現地の田舎に行くと、トウモロコシの粉をお湯で溶いたものが主食らしい。若い女性がよりによってアフリカとは恐れ入ったが、何度か海外旅行をしており、とにかく好奇心が旺盛で、そんな暮らしでもじゅうぶん耐えられそうだ。

自分でできる体操をいくつか教えた。うつぶせお尻振り、仰向け片ひざ立てツイスト、正座して後ろに倒れる(真向法第4体操)、肩回しなど。ま、若いときはいろんなことをやったらいい。だけど親は心配だろうな、なんて思った。

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