乳がんの術後痛
昨年、乳がんの手術をした60代の女性が、手術の痕が誰かに鷲づかみされるようにキリキリ痛むといって治療にみえている。きょうで9回目の治療をしたが、前回の治療のあと2日間ほど痛みから解放されたという。もっと早く痛みが取れると思っていたが、想像以上に手ごわい痛みだった。
最近では乳がんの手術をしても、そのあと痛みが残ることは少なくなった。昔は腕が丸太のようにむくんでしまう人がいたが、手術方法が進歩したせいか、術後の痛みに苦しむ人は減っている。ただ、この患者さんの場合、ふつうより大胸筋やリンパ節を大きく切り取ったのが原因で痛みがつよく残ったらしい。
初めはからだを優しくゆすり、それに鍼治療をして軽く筋肉をほぐした。2回目からは、治療後、円皮針という2㎜ほどの置き針をした。3回目には低周波通電をしたり温灸も加えた。した。しかし、なかなか痛みがとれない。5回目ぐらいのとき、二日ぐらい痛みが軽くなったという。そして、きょう、前回の治療のあと2日間ぜんぜん痛まなかったというのである。
本当は痛みが再発したらすぐ針治療をすればいいのだが、忙しい人でなかなかスケジュールがとれない。5日も6日も間隔があいてしまう。それでも、これからはどんどん痛みが軽くなってゆくだろう。もともと永遠に痛むなんてことはありえないのだから。
乳がんの術後痛の治療は、簡単に言えば、針の刺激や温灸の熱さを加えて本来の痛みを紛らわすのがひとつ。あとは、血行をよくして酸素や栄養を大量に患部に送り込み、傷の修復をすすめることだ。これが治療の狙いである。漢方的な表現をすれば、気をよくめぐらすということになる。
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東北旅行に行ってきたという患者さんから、おみやげを頂いた。名前がいい。「気になるりんご」とある。ほとんど真四角な真っ赤な箱には紅玉
はじめは
40歳ぐらいの男性
2
3
エプソン

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