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2006.08.08

句集『草原』

ゆうべ、太田土男さんの句集『草原』をいただいた。土男さんは近所に住む俳人だが、その句はじつにやさしくていい。難しい季語や、文語色のつよいものは閉口するが、どれもごく自然である。ほのぼのとした郷愁にあふれている。こういう俳句なら、やっぱり五行歌とは違った味を認めざるをえないと思う。

新緑やもつたいなくて帽子とる
木枯の押し黙りたる刹那あり
母の日の母の手しつかりと握る
盆僧に百歳の母かしこまる
花野より花野へ湖を渡りけり
帰りたくなくなるほどの青田かな
天の川四万十川を跨ぎけり

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コメント

歌も素直で、そして素直に心の中に入っていくのが良い。

投稿: sakura | 2006.08.08 20:24

いい句は、いい歌は、まず分かる、
そしてジーンと伝わりますね。

投稿: ripple | 2006.08.09 14:04

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