« 七夕 | トップページ | バリダンス »

2006.07.08

感謝、感謝

人間は不満が多い。ものの無い時代ならともかく、ものが豊かになっているのに、人間は不満が多い。むしろ、ものの無い時代のほうが心が豊かだったかもしれない。ものを大切にしたし、足りないものは貸し借りをしたりして助け合った。子供のころ自分の自転車なんか宝物のように手入れをしたし、パンクなんかも自分でなおした。つぎはぎだらけのズボンも平気ではいた。

いまはものが豊かになったぶん、心が貧しくなってしまったように思える。簡単に手に入るから、ものを大切にしない。放置自転車が山と積まれている。コンビニが開いているから、隣近所でものを貸し借りするということもない。お金がなくなったら、消費者金融がずらりと並んで口をあけて待っている。

蛇口をひねれば水も出るし、お湯も出る。スイッチを押せばガスがつき、お湯が沸けばピーッと知らせる。エアコンはあるし、パソコン、リモコンもある。テレビでは外国のサッカーをライブで見ることができる。電話だってケータイだ。それも写真が撮れるし、テレビも見られるし、国際電話だってかけられる。

それでも、幸せそうな人の顔を見ることは少ない。数十年前の数十倍は豊かになっているのにである。自殺者は年間3万人をはるかに越えているという。一日に100人近くが自殺している。これはもう、どう考えてもまともじゃない。

人間は不満が多い。だから幸せになれないのだ。生理学的に考えると、不満は緊張を生む。トイレに行きたくなったり、お腹がすいてくると、なんとなくイライラしてくる。相手の意見がおかしいと反論したくなり、緊張がたかまる。腹が立つ。このように肉体的にも精神的にも不満は緊張を生むのである。

心身が緊張するということは、とりもなおさず筋肉が収縮することである。筋肉が収縮すると、とうぜん血管が圧迫され、血行がわるくなる。血行がわるくなると、酸素や栄養の補給ができなくなり、老廃物を排除することもスムースに行かない。この悪循環がつづくと大きなストレスとなり、やがて病気になる。

感謝することは山ほどある
人間は不満が多い。しかし、その気になれば感謝することもたくさん見つかる。「ありがたいな」「よかったな」「しあわせだな」と思えることも無限に見つけ出すことができるはずである。朝ごはんがおいしく食べられたら、ありがたいではないか。お通じがあったら、そのことだけでも十分ありがたい。なかったら大変だ。目が見えるということ、耳が聞こえるということ、ただもう生きているということ、どれもが奇跡的にありがたいことなのだ。わざわざそれらを失ってみなくても、そのありがたさを感ずることはできるだろう。

満足は血行をよくする
基本的に、満足するとからだの緊張がほぐれる。筋肉がゆるむのである。おいしいものを腹いっぱい食べたら、満足して腹を立てる気にもならない。トイレに行ってきたあとは、すっきりして気持ちがいい。満足すると筋肉がゆるむ。筋肉がゆるめば血管が広がり、血行がよくなる。血行がよくなれば、新鮮な酸素や栄養がどんどん補給され、老廃物が排除される。そうすれば体調がよくなり、健康になる。

ありがたい、ありがたい
人間は不満が多い。しかし、その気になれば「ありがたくてしょうがない」こと、大いに満足できることもほとんど無限にある。不満を抱えて病気になるより、「ありがたい」と感謝して健康になるほうがいい。わたしは布団に入ったら、その日にあった「いいこと」を少なくとも3つ思い出してから眠るようにしている。ときには、ありがたくて、ありがたくて、涙が流れることもある。これは嘘ではない。


« 七夕 | トップページ | バリダンス »

コメント

友人で大変恵まれた方なのに、不満ばかり言う人が居ます。
でもそういう方には友達が少ないですね。
そして病気をわざわざ作ってお医者様通い・・・・
小学生の頃からの友人ですが今も少しも変わりません。
性格なのだと思います。

確かに今の時代は物が豊富です。便利な世の中です。
人間不満ばかりの人も居るけれど、まれではありませんか?
我々の時代は苦しい時代があったから今のこの豊富な時代に
感謝しますが、最初から豊富な時代に生まれた子供達はこの豊富な事が当たり前なのですね。
感謝の気持ちを持っている子供も大勢います。これも育て方によるのでしょう・・・
全て親の躾けや学校教育にあるのではないでしょうか・・・

投稿: sakura | 2006.07.08 20:36

結局文句ばっかり言っていると、自分自身が
疲れたり楽しくなくなっちゃうんですけどね。
犬や猫は文句いわないで毎日生きてますから偉い。

投稿: ハチミツ二郎 | 2006.07.08 21:20

不満を言う人とは、おつきあいしません。
これは、心の衛生管理。
人間ができていないので、人の不満で心が汚れるのが
イヤだから。

平和に感謝。
毎日のご飯に感謝。
家族が笑顔でシアワセに暮らせることに感謝。

感謝する親の子どもは、
不満を知らないと思いたい。
   ※親の願望にすぎない???

投稿: take1962 | 2006.07.08 23:38

これまでいつも高い目標を掲げて生きてきた私。ripple先生の施術を受けてお話を伺っているうちに、「ありがとう」と小さなことに対して言っているうちに、”幸せを感じる”とご指導を仰ぎました。

私は生理学を専門とする者ですので、ripple先生の思想は理解でき、後は実践するだけです。

投稿: Sushi | 2006.07.09 09:20

★sakuraさん、
不満ばかりいうと人が離れていきますね。
暗い話題につきあうのは嫌ですからね。
一般に、自分に自信のない人が不満が
多いという傾向があつといいます。
もちろん、感謝感謝で通っている方も
少なくありませんね。そういう方は幸せ
ですね。幸せはなんでも「ありがたい」と
思えるプロセスですからね。(^-^)

★ハチミツ二郎さん、はじめまして、
犬猫は「今この瞬間を生きている」、
その意味では悟っていますね。

★take1962さん、
おつきあいをしないのが一番ですが、
つきあわなければならないこともある。
そんなときは、そういう話題にはのらない
ように注意しています。

あるお姑さんがあんまり嫁の悪口をいう
ので、その人に直接「そういうお姑さんを
持ったお嫁さんはかわいそうですね」と
本音をぶつけたことがあります。
そのときは顔色を変えたけど、数日後
「ああいわれてよかった。あれからは
嫁を大切にするようになりました。
おかげで仲良くやってます」と礼をいわ
れた。ときには本音を吐いてもいい。
お礼を言われました。

投稿: ripple | 2006.07.09 11:36

★Sushiさん、こんにちは、
先日お話した内容を文章に書いてみました。
不平→不満→緊張→血行↓→酸素↓→病気
感謝→満足→弛緩→血行↑→酸素↑→健康

ありがたい、ありがたい、で行けば幸せですね。
けっきょく、しあわせは「ありがたい」と思う
プロセスの総体でしょうから。

投稿: ripple | 2006.07.09 11:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27397/10846637

この記事へのトラックバック一覧です: 感謝、感謝:

« 七夕 | トップページ | バリダンス »